表題は、ウチの担当アイドルの言葉のオマージュです。
先発は相内誠。プロ初勝利を目指して8回目の先発登板。
相内については対マリーンズ6回戦の記事でいろいろ書いているから、背景については割愛するとして…。
【対マリーンズ6回戦】 相内来たりて球を放る - 人生、東奔西走
今回も勝てなかったか。しかも今回は負けるべくして負ける投球内容。打たれるべくして打たれるような内容。
辻監督も苦言を呈していたし、正直なところ庇いようがないです。この内容では…。
降板の際、悔し涙を流していた様子だったんですが、まぁ、初勝利がこうも遠いと本人も焦りや諸々の感情があるのでしょう。メンタルトレーナーのところに通っていろいろ特訓をしているらしいこともありますし、ほんとメンタルの問題なのだとしたら、あとはもう頑張れ…としか。
この試合ではもうひとり。1番打者の金子侑司。
前々日の試合で金子外崎の不調について辻監督は「俺は我慢強いよ」という言葉がありました。前日の試合から、不調の外崎は打順が8番に下ったものの、金子は1番継続起用。その試合ではヒットも飛び出したものの、この試合では4タコ。
その3打席目のサードライナー直後。バットを叩きつけそうになり、ぐっとこらえた金子侑司。
別に俺は付喪神の信仰者でもないし、助っ人がバット叩き折る動画をみても嫌な気持ちになったりはしないタイプの人間なんだけど、あそこでバットに八つ当たりできないあたりが金子侑司の人間性を示しているようで。
不甲斐ないのは自分のバッティング内容。あくまで自分なんですよね。悔しそうに結んだ口元が印象的でした。
ただ、粘れている打席もあるし、塁に出れば盗塁は決め込んでいる。守備での貢献も非常に大きい。金子侑司はチームに不可欠な選手である。大丈夫、いつかその忍耐は実を結ぶ。俺は金子侑司をまだまだ信じることにしている。頑張れ、金子。
負けはしたものの、彼らの悔しさがいつの日か昇華される日がくると信じて。だからこそ応援しがいがあるというものよ。勝負勝負。