この日の先発は相内誠。
今シーズン春季キャンプはA班スタートを勝ち取ったものの、膝痛で離脱。
その後２軍で圧倒的成績を残して、一軍昇格を勝ち取る。
相内誠もあの入団から７年。
俺は君を全力で庇う。ライオンズに有用な人材であるうちは。
そして、その結果を出すべき一試合がやってきた。
まぁ、結果から申すと６回４失点勝ち負けつかず。
ただまあ、プロ入り後過去最長イニングを投げきったし、内容も自滅ではなくバッターと勝負した結果の４失点。オッケーオッケー、今日のようなピッチングを続けてくれたら、初勝利は遠くない。
今回の登板は両親くらいしか呼んでいなかったらしい。今日の登板を受けて、次回はメラドに１００人単位で呼んでもらって構わない。勝とうぜ相内。
さて、初勝利を逃した相内の裏で、プロ初安打を記録した愛斗。
１５打席目にして初安打。二塁塁上の渾身のガッツポーズは記憶に新しい。
まぁ、その後「お前さっきガッツポーズしてる間に三塁行けたよなあ？」って辻監督に怒られてたらしいのも期待の現れですな。愛斗はこんなところで終る選手ではないというのは、俺も見解を同じくするところ。
愛斗誠コンビが将来揃ってお立ち台に上がる日を楽しみにしている。ライオンズの未来はドラフトで獲得した選手が全うに育って活躍するしかないのだ。
俺は君らを信じているぞ。勝つぞライオンズ。
