(前回:2022GW北陸~中国~近畿車中泊旅行(2日目) - 人生、東奔西走)
2022年GW旅行記3日目パートになります。
前回は金沢〜鳥取〜兵庫と進んできました。
4〜25時動きっぱなしというスケジュールの後、深夜の山道にガチビビりしながら辿り着いた道の駅で爆睡をかました続きから始まります。
道の駅丹波おばあちゃんの里で車中泊しておりましたが、目が覚めるとあたりはもう明るくなっていました。…というか結構日が高いな?それもそのはず8時くらいまで寝倒していたみたいです。
車の中でそれだけ爆睡できるというのはカローラフィールダーの力ですかね。
起きるのが遅かったために道の駅の売店も開店しつつあるので朝ごはんを食べて出発することにします。
丹波といえば黒豆というわけで黒豆パンとか黒豆コロッケとかを食べました。
私黒豆好きなんすよね…。正月のおせちではやたら滅多に黒豆ばかり食べてしまうくらいには。
エネルギー補給したのでいよいよ出発します。
3日目のこの日は翌日からの山登りに備えて、ほとんど移動のみでございます。
丹波の道の駅を出発して本日は和歌山に向かいます。
道の駅でしっかりご飯を食べたので、昼は遅くなってもいいか…。と道中ほとんどどこにもよることなく延々南下。
前日の夜に嫌というほど味わった山道がまだしばらく続きます。
河西、伊丹、尼崎あたりまでくだってくるといよいよ日本第二の都市圏であることを感じます。交通量が…交通量が多い…!
阪神高速を使わないで下道だけで大阪をつっきるの、行ってみるまでは大丈夫かこれ…と不安だったんですが、いざやってみると交通量こそ多いですが、流れは悪くなく。
大阪市を越えて堺、岸和田、泉南とくだっていき、一山超えると和歌山県は和歌山市。
運転しにくさというと和歌山市内の方が複雑で難しかったですね…。和歌山市内のあるお茶屋さんに向かいます。
いくらか道に迷いながら到着したのはこちら玉林園本店。今日はこちらでラーメンをいただきます。
いや、本当にお茶屋さんでラーメン作って売ってるんですよ。
それがこちら、天かすが大量にのった天かけラーメン。和歌山市民のソウルフード(ケンミンショー調べ)らしい。冗談でもなんでもなく、この一杯を食べたくて和歌山まで南下したのです。
食べてみると、なるほど結構シンプルな味わいである。醤油ラーメンに天かすめちゃくちゃのっけました!って味。
誤解を恐れずに言うならばめちゃくちゃ美味い!というラーメンではなく、正しく「普通」に美味いラーメンであるんですよ。
そしてそういうところが和歌山市民の故郷の味たるゆえんなのかも…とも思いました。
実際自分が和歌山生まれていたらよく食べに来ていたとも思うし、帰省するたびに食べに行くとも思う。そういう味って自分にもあるし、各々の故郷にもあるんじゃないだろうか。
一度食べておきたかったという動機を満たすものでもありましたし、結構スッと腹落ちする納得を得られました。
つまるところ大変満足です。
ふう、と店の外に出るとまだ日はある。和歌山市内でなにかしようかとも思ったのだけど、まず必要なものを買いに行こう。
明日の山行に備えて、ここで熊鈴を買っておく必要がありました。
和歌山のイオンモール内にあるmont-bellに行ってそこで熊鈴を購入。この時点でもまだ日は沈みきってはいなかったんですが、大人しく温泉を探しに行きます。
この日は、和歌山市から東に進んだ適当なところで車中泊する予定だったので、とりあえず東に進みます。
紀ノ川沿いに進んでいくと途中温泉施設を見つけたので、そちらで入浴します。
露天風呂に入りながらイッテQを見ていると宮川大輔がなにかしらの祭りにでていました。それをぼーっと眺めながら、「いよいよ明日か…」と覚悟も決まってきます。
このGWの旅の主目的、それは奈良県の釈迦ヶ岳、大峰山に登ること。
そしてそれは2016年以来歩みを止めていた日本七霊山の旅が再び前に進み始めることを意味します。
体力増強は間に合ったのか、登り切ることができるのか、天気は、装備は…。気になることは多々あれど、ともかくも挑んでみなければならない。
風呂から上がり今夜の宿営地にむかって出発。
紀ノ川沿いには道の駅が結構あって、どこにしようか…。今日進んだ分だけ明日の朝楽ができる。というわけで道の駅柿の郷くどやまにて停車。ここで早めに寝ることにします。就寝前の以下のツイートが23時前だったのでそのくらいには寝たのだと思われます。
最後の紀ノ川沿いに東進する道楽しかったな…。夜に山に向かっていくときに壁みたいになってると圧迫感があるけど、紀ノ川沿を東に行く時は橋本市、五條市に向かって空に切れ込みがあるから圧が減る。こういうの電気のない頃の満月とかだと尚更感じたんじゃないだろうか
— タカボン (@long_gate7510) 2022年5月1日
所沢を出発してとうとう主目的の七霊山登山の直前までやってきました。
いよいよ翌日は勝負の4日目。
121.0