人生、東奔西走

自分の人生の備忘録のつもりで作りました。

2022GW北陸~中国~近畿車中泊旅行(4日目)

(前回:2022GW北陸~中国~近畿車中泊旅行(3日目) - 人生、東奔西走

 

 

2022年に行ったGW車中泊旅行の4日目。

 

前日は兵庫~大阪~和歌山とほとんど一日を移動に費やして、体力回復に努めていました。GW旅行4日目のこの日は奈良の釈迦ヶ岳登山の日であったためです。

 

なぜ、奈良の釈迦ヶ岳に登りたいと思っているのかは、日本七霊山の旅というチャレンジをやっていたからというのがあり、なぜ日本七霊山の旅をやるのか…は話し始めると長くなるので参考記事だけ置いておきます。

keepbeats.hatenablog.com

 

上記記事の中では当初2017年GWにやる予定だった奈良の釈迦ヶ岳大峰山登山。遅れること5年、とうとう再び挑む権利を得た!

 

九度山の道の駅で目が冷めたのは5時半ごろ。実際のところはもう少し早く起きて移動開始したかったですが。

そして、この日の紀伊の空…。

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見よ!この快晴を!素晴らしい…。遠征時やたらと雨に打たれることに定評のある私ですが、流石に霊山の神々も「流石にね?」ということでしょうか。

 

九度山を出発し紀ノ川沿いを東進し、奈良県に入ります。

五條市に入って紀ノ川沿いを離れ、進路を南に取ります。ここからいよいよ紀伊山地に突入していくわけです。国道168号を進みます。

 

ではここで釈迦ヶ岳までの道を見ていきたいのですが…。

五條市で国道168号に乗ってからの道のり、これGoogleMapからでも伝わるでしょうか…。

 

延々山道を進むんですね…。

国道168号で検索するとサジェストに「酷道」が出てくるのでそういうタフな道と思われうかもしれないのですが、これは整備している奈良・和歌山両県の名誉のために行っておきますと、整備された新道の敷設がどんどん進んでいて、道中走りやすすぎるくらいのトンネル・橋梁区間も長いほどです。

 

168号区間で一番苦労したな…と記憶にあるのが、下の画像の場所で向かいから中型トラック数台連なってやってきてすれ違ったところでしょうか。

しかしまあ…ここは実は序の口で、168号を離れて釈迦ヶ岳登山口に取り付くまでの林道?山道?こそが本番だったわけです。

 

 

これは168号を離れて紅葉街道なる道にはいってからの経路となります。さあ…一段上の山道へ。

この道に入って程なく、向かいからコミュニティバスがやってきてすれ違いに苦労したのが「この道…やばいぞ」という印象を強くしましたね。(ただこのあとすれ違いの車は無かったのですが)

中途にある旭ダムから最終まで30分弱を要しているんで、この紅葉街道はトータル50分前後運転しているはずです。

ここが一番しんどかった…。いや誤解を恐れずに言うあらば緊張感って意味ならこの後の山登りよりもしんどかったです。

もし対向車が来たら離合の可能なところまでどちらかが下がらないといけないというプレッシャー。しかも途中からはガードレールのない箇所も多々ありました。加えて途上には小さくもない落石が結構落ちているので、それを踏んでしまわないように気をつけてないといけないということもある。

一部の区間ではこのように路肩が崩れちゃっているところさえありました。

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登山口まで山道を長時間運転するって結構ある話ではあるんですが、圧倒的に行きがしんどい。なぜって言うと終わりが見えないからなんですよね。カーブを曲がって曲がって、まだ着かない…を繰り返すので。曲がった先にどういう注意すべきポイントがあるかもわからない。そういう小さなスリップダメージが積み重なっていく。

もちろん帰りは帰りで、登山後ということで体力使っていますが、来た道を戻るということで楽さはあるんです。もちろんそういう抜けた感が事故にも繋がりうるってのは下山時に遭難しやすいって話と同じでもあるので気をつけないといけないですが。

 

そういうスリップダメージを受けまくりながらも、なんとか釈迦ヶ岳の太尾登山口に到着しました。時刻にして8時半。

 

靴を履き替え、荷を整え、準備をして、いざ釈迦ヶ岳登山に挑みます。

日本七霊山の旅の参考記事は個別に書きたいので、ちょっと山行パートは別記事にします。あしからず。

 

keepbeats.hatenablog.com

 

果たして、無事登頂することができたのか?

この記事では再び太尾登山口に戻ってきたところからリスタートさせてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけで、無事釈迦ヶ岳登山を成功させて再び来た道を戻ります。

紅葉街道、国道168号を経て再び五條市へ。

 

温泉入らせて…ってわけで吉野川沿いにあるリバーサイドホテル金剛乃湯にてひとっ風呂浴びます。

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13時半には太尾登山口に戻ってきていたのに温泉入ったのは15時半とかでした。山道長いな…。

 

翌日の旅行5日目も登山予定なので、今日も早めにゆっくりしたい。ただ、奈良で見ておきたい景色もある。

温泉から出て進路を北にとってここから奈良市街に向かいます。

 

奈良では新日本三大夜景の一つ、若草山からの夜景を見たかったんですね。

そのためにトワイライトタイムである18時~19時前には若草山についておきたい。

が、ここでも安定のガバ。若草山山頂展望台に行くためには奈良奥山ドライブウエイを利用する必要があるのですが…。

shinwaka.com

 

17時以降は東大寺横の入口以外は閉鎖されてしまうのに、それを知らずにカーナビで別の入り口を目的地入力してしまっていました。故に到着して「なんで閉まってんねん!?」からの「ああ!入り口が違う!」となり、そこから夕方混雑時間帯の奈良市内を突っ切る羽目になりました。

時間にして30分くらいなんですが、ともかくも日が沈むかどうか!というタイミングだったので、そりゃ焦りますよね。

なんとか正しい入り口に到着して、若草山山頂展望台に到着したのは19時前。

 

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苦労した分か、奈良市街の夜景も一層美しく見えます。

あをによし…と一発詠ってみるもまた一興かもしれませんが、雨が降り始めていてお天道様に慣れないことはやめなさいとたしなめられましたので、潔く退くとします。

実際は、この後もデレスポARや木材写真を撮ろうと傘を片手に四苦八苦しておりました。


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満足して山頂展望台から降りていくと、出口にて鹿に遭遇。

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山では野生動物とエンカウントしなかったのに、この街のど真ん中で出会うとは…。

 

これにて本日の目的地は全部終わったので、奈良で用事済ませて道の駅に向かいます。

というのも、この日は旅の折り返しで一回コインランドリーに寄らないと着る服がないということになっていました。

コインランドリー探すのにもずいぶん苦労して、洗濯物回している間に近くの吉野家で当時話題になっていた社運をかけた親子丼を美味い美味いと食べて、洗濯物回収してトランクに放り込み…。

明日も奈良の山に登るのでそれに都合のいい道の駅に向かいます。

 

1時間弱運転して道の駅吉野路大淀に到着。

流石に疲れたのか22時半には眠りについているようです。

距離だけで見たらたいしたことないんだけど、流石に運転に気を張る区間が長かったんですかね。シンプルに5時半起床というのもあるでしょうが。

 

GW旅行4日目行程

 

いよいよこのGW旅行も大詰め。翌日は5日目、奈良・大峰山登山となります。

 

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