人生、東奔西走

自分の人生の備忘録のつもりで作りました。

退職について

どうもお久しぶりです。

栗山選手の2000本安打Xデー予測記事をあげてからちょうど1ヶ月。今日は自分のことについて書き残しておこうと思います。

 

実は今回これまでの仕事を退職しまして、明日から新しい職場で働くことになりました。8月半ばには転居も済ませていまして、転職、転居と人生において大きな転機を迎えています。

なので、そこに至った経緯とか自分が何を重視してそういう決断をすることにしたのかとか、備忘録しておこうと思ったわけです。

(以下、いくらかボカシを含む表現になるのでご了承ください。また、いくら辞めるからと言って内実を暴露するような記事でもないのでそういう期待には応えられません。)

 

 

なにか「これ!」という出来事があったわけじゃなくて、昨年末以来今年の春先くらいまでかなり忙しい時期が続いていたというのが直接のきっかけだと思う。その忙しさっていうのは労働に由来するもので、一つの大きなプロジェクトが佳境を迎えていたからだ。

労働時間というよりは労働密度とでも言うべきだろうか。9時間の拘束時間のうち9時間ずっと気を張っていないといけないとか、その拘束時間外でも拘束されうる可能性をはらんでいるとか…。なんにせよ自分の中で労働密度に対して納得がいっていない部分があった。

もう一つには、そこそこ堅い職業であったので、私生活においての制約ってものを受けることが多々あったこと。これについてはあまり語れる部分がないので割愛するが、この2年ほどは件の疫災のためにそれが更に強まった…というのは退職を後押しするきっかけにはなった。

 

まあ「辞めてやらあ!」と思ったのは今回が初めてではなく、これまでもいろいろなそういうタイミングはあった。一番大きなのは2016年の頃。その時はもうとにかく辞めてリスタートを切っちゃいたいという気持ちが先走って、ろくに準備もせずに辞めようと前のめりになっていた。そのときは踏みとどまったのだけど、踏みとどまったときに、自分の中ではひとつの大きな決意とともに踏みとどまった。その決意というのは、血縁に由来する、地縁に縛られて生きていく…という決意でもあった。(当時はもっとキラキラした言い方でそのことを考えていたけど)当時、このことを両親含むほとんど誰にも言ってなかったが。

 

最後のひと押しになったのは、この地縁っていうものを断ち切る腹が括れたからなんじゃないかと思う。自分は今関東に引っ越してきましたが、それまでは四国、愛媛に住んでいました。故郷を捨てる…というよりは、故郷に住み続けることにこだわらなくなったっていうのが正しいかもしれない。

別に…愛媛で生きていく「どうしても」という理由が実はないんじゃないか、もっというと自分個人の生き方にとっては愛媛の外で生きていくほうがいいんじゃないかって考えたから。今までそういう思考に思い至らなかったのは、愛媛からでも自分がどこへなりと行きたいように行っていたからだろうなあと思う。ここ2年の情勢で愛媛を出ることができなくなり…、その部分、愛媛で生きる際に不自由に感じる部分を知覚するようになったんだろう。

 

さて、血縁に由来する地縁と言ったんだけど、この血縁の部分はかなりプライベートな部分があるので今回は割愛させてもらいたい。まあ、将来的に自分がこの記事を読んだら思い出すから大丈夫。

 

以上、退職のきっかけは

  1. 前職の労働密度の高さ
  2. 前職における私生活の制約
  3. 愛媛の外に出たい欲求の高まり

とまあこのようにまとめることができるでしょう。

 

以上3点を改善できるんじゃないかな…という転職先を探して見つけて、引っ越して…。まあ、今に至るわけです。関東生活まだ2週間だし、結局住まいも完全には落ち着いてないし、首都圏はあんまり遊びに行ける状況でもないし、そもそも仕事が本格的に始まるのもまだ先の話だし…ってなもんで、今回の決断の評価については後世の歴史家の評価を待たねばならないでしょう。

ただまあ…、その時点での自分がちゃんと考えて判断した結果に対しては、未来の自分が結果だけを抜き取って「だから間違いだった」ということはないので、その点2021年夏の自分はある程度安心もしてますし、確信を持って今この場所にいます。

 

さて、この生活がどうなるか…。新しい生活を作るのは、生活者の自分と周辺住民の皆さん、そして、モニターの前のあなたたちです!ってなもんで、今日はこんなところで失礼します。