(前記事:10日間で47都道府県を踏破することは可能なのか? 机上日本一周の旅(3日目) - 人生、東奔西走)
机上で日本一周の旅シミュレーション。3日目に関東をグルっと回って本日から4日目。
この机上旅行のレギュレーションは以下のとおりです。
(※土日祝日を使って10連休にする予定でしたのに、最終月曜日朝に帰宅予定となっておりましたが、正しくは火曜朝までに帰宅予定です)
- 4日目(茨城県~)
さて、現在茨城県におります。本日の行程を始める前に…。
昨日までの3日間を終えて15都府県。10日間で47都道府県を達成するためには現在の1日5都道府県ペースで大丈夫ではあるのですが…。不安になって、机上旅行3日目を終えた後にこの先の行程をざっと流してみました。
すると、道中どうやっても法外な時間の運転をしないといけないような区間が出てきてしまいます。そうなっては旅がタダの長距離移動に成り下がってしまう以上に、疲れなどの危険も無視できません。これではいけない…といろいろ考え倒した結果、47都道府県を完遂できるのでは?という行程を見出しました。
そのために非常に重要な二日間が始まります。では行ってみましょう。
前日夜に牛久市に到着しておりますが、茨城県での踏破イベントを起こしておりません。茨城県でしたいことは「牛久大仏を"見る"」です。
120mの超巨大仏像、一度見てみたかった…。いや本当は中に入ってみたかったんですが、開館時間が9時半からということなので、近くから見上げるのみといたしましょう。牛久市は成田からもそこそこに近いので、きっとまた行くチャンスはあるはずです。
さて、牛久大仏の出発時刻ですが、次の目的地を勘案して7時としたいと思います。(7:00)
次に向かいますは同じく北関東の栃木県。2019年夏の東北一周旅行で宇都宮餃子を食べたことがありますが、過去に遊びに行ったのはそのくらい。最初は日光東照宮、華厳の滝にに行こうとも思ったのですが、昨日からここまで三峯神社、高尾山、鎌倉大仏、成田山、牛久大仏といくらなんでも霊験イベントを起こしすぎました。これで日光東照宮に行くと霊力がパンクしてしまう懸念もあります。
宇都宮近辺で面白そうなところはないかな…と探していたところいいところがありました。
牛久から2時間弱。「大谷資料館で採石場を見る」ために車を走らせます。(9:00)
こちらの施設は9時オープンなので、それに間に合うように牛久を出発しましょう。
大分での鍾乳洞だったり、青森で青函トンネル竜飛斜坑線に潜ったりといろいろ地下に潜るような場所が好きなんだろうな、と自覚します。
ちなみにこちら、ウルトラマンティガやウルトラマンオーブなどで撮影に使用されており特撮的聖地巡礼の場所でもあります。
神秘と人力の底力に感動した後、北に向かいましょう。(9:45)
さて、次に向かうは福島県です。
ここでひとつ補足情報なのですが、私2019年の夏に東北を車でぐるっと回る旅行をしています。なのでここから先の東北エリアでは、「あのとき時間の都合等で断念したもの」が踏破イベントの多くを占めていくことになります。
逆に言いますと、東北各県で「まず真っ先にこれはやりたい!」というイベントはすでに体験してしまっているということでもあり、各県での踏破イベント選定の難しさにもつながっていきますが。
福島県での思い残しは「会津若松城(鶴ヶ城)に行く」ことです。大谷資料館から鶴ヶ城までの所要時間は2時間15分ほど。(12:00)
昔の新春ドラマでやっていた山下智久さん主演の白虎隊のドラマが結構印象に残ってましてですね。一度見てみたかったのです。鶴ヶ城の天守閣自体は昭和に復元されたものですが、瓦は幕末当時のもの。幕末の瓦を使っている天守閣は日本唯一だそうです。
天守閣の常設展示に感じ入り、その頂きから会津地方を眺めたら急いで北上します。あー、滞在時間は1時間!城の常設展示に見入ってしまいタイムスケジュールガバガバになるってのは過去に経験がありますが、ここではその失敗を繰り返さない!(13:00)
さて、ここから北上してください。会津地方からまっすぐ北上。次に向かいますのは山形県です。大事なので二度言います。次は山形県。
2019年に山形県に訪れたときに銀山温泉、出羽三山、酒田港、徳の交わり像とメジャーもマイナーもかなりいろいろやりつくしてしまったんですよね。その山形でまだ食ってないもの…そうです。「米沢牛を食べる」ということを忘れてませんか?ってことなんですよね。
すでに昼ごはんという時間を少しだけ過ぎていますが、ランチ営業とナイター営業が分かれていないお店に入れば美味しくいただけるでしょう。サクと昼ごはんを食べます。(15:00)
(余談ですが銀山温泉に泊まったときに夕食に出てきたのは尾花沢牛というまた別のブランド牛でした。あのときに出てきたのが米沢牛だったらこの旅は実はここで破綻していたのかもしれません。そして雪降り和牛尾花沢めちゃくちゃ美味しかったです。山形恐るべしなんですね。)
さて、宮城県でなんですがやりたいことが2つ分岐します。その年の日程によって2つに分岐します。この言い方、お気づきの方もいるでしょうが、自分が宮城県で成し遂げたいことというのが「楽天生命パークでライオンズの勝利を見届ける」なんですね。
これはその年のNPBの日程によります。旅行4日目のこの日は火曜日想定なのでカード頭でのナイターをしているはずです。イーグルスがホームで試合をしているか、その相手がライオンズなのかということで結構条件がシビアですが日程が合えばぜひともやりたいところです。
12球団のフランチャイズ球場の内、訪れたこともない球場というのが、東京ドーム、神宮球場、札幌ドーム、そしてこの楽天生命パークなんですよね。東北は遠いのでこういう機会に一度行っておきたいという気持ちもあります。
しかし、日程ばかりはどうしようもない。野球をやっていない時のパターンも考えておきます。
宮城というと仙台ばかりに注目してしまいがちなのですが、他にも名所はたくさんありまして、探してみると興味をそそられるものがありました。
宮城県大崎市にある「ひまわりの丘で黄色に包まれる」なんていう経験は実に夏らしく、またグッと来るものがあります。
ちなみにこの後は岩手県盛岡市に向かいます。この日はもう盛岡市内のビジネスホテルで寝るのみになりますので、2つのルートの所要時間差はそのまま睡眠時間差に直結します。
さて、それぞれのルートの想定時間は以下の通り。
- 野球観戦ルート
【米沢市(15:00)--楽天生命パーク(16:30)--試合開始(18:00)--試合終了(21:00)--盛岡市着(23:30)】 - ひまわりの丘ルート
【米沢市(15:00)--ひまわりの丘(17:00)--ひまわりの丘出発(18:00)--盛岡市着(20:00)】
野球を見た場合は盛岡到着がかなり遅くなりますが、球場で夕飯等々は済ませているだろうと思われますので、ホテルに付いたら寝るのみです。しっかり休んでください。
ひまわりの丘経由できた場合は盛岡で好きなものを食べるがよろしいでしょう。盛岡冷麺なりジャージャー麺なり好きなだけ食べて英気を養い、ホテルに戻ってしっかり休んでください。
4日目は茨城県、栃木県、福島県、山形県、宮城県を踏破しました。一応1日5県ペースはキープ出来ております。これにて20都府県。
この日は走行距離674キロ、時間にして10時間弱をします。どちらもここまでの最長運転距離です。頑張ってください(他人事)
次の日はいよいよこの旅の前半戦最終日でとにかく忙しくなるので、この日はしっかり休んでください。