もう半年くらい前になるだろうか…。もしかしたら一年近く前になるかもしれない。ある日友人とDiscordで話していたときに「47都道府県の踏み残し、北海道の旅行計画を立てた暁には採点をしてくれ」と。そんな話をしていたのを思い出す。
思えば、昨今の情勢のために旅行に行けず「ああ、おかしくなりそうなんじゃあ~」と机上で10日間日本一周をするというシリーズをアップロードしたのも結構前になりにけり。
今度は実際に行く旅行計画を立ててみようかな…ということで。
前述の通り、47都道府県で唯一行ったことのない地、試される大地・北海道への旅行計画を立てようかと思います。レギュレーションは例年の休暇のとり方を踏襲して…。3連休となる土日祝を含むところに連なって5平日に有給を取るので…土日~平日~土日祝までの10日間!
北海道旅行は去年くらいからずっと計画だけは延々考えていて、そのために逆に「あっちも行きたいこっちも行きたい」「あれもこれも行く手段は実はあるんじゃないか」とか計画がとっちらかり始めている。
ここらでひとつ自分のために計画を仮決めするということは必要なことかもしれない。
そんなわけで2020年11月末時点での『10日で北海道一周計画』の概要をつらつらと備忘録していこうと思います。
…10日分に分かれる旅行計画記事をを採点してくれ?って無茶言ってんな。まあ、1日10点、10日で100点とか…。さあ減点方式か加点方式かは読んでるみなさんにおまかせしますが。心のなかでそんなことでも考えながら読んでくれたら幸いです。
- 0日目(松山~?)
はい、毎度おなじみの仕事終わりその日のうちに行動開始のターンです。ただ、今回この0日目移動は2パターンを想定しています。
そもそも松山から北海道に行くときにどういう方法があるのか。
ありがたいことに現在は松山-新千歳に直行便ができたので、それを使うのが一番素直なのでしょうが、問答無用で却下します。現在諸般の事情から来年3月までの運休が決まっているということもあるのですが、北海道への到着、松山への帰着がそれぞれ昼過ぎ前後となっていたということがあり、旅行初日、最終日の時間を圧迫してしまうのです。
昔、沖縄に行ったときも同様の事情から松山空港-那覇空港便を使わずに福岡空港で往復したことを思い出します。
そんなわけで、松山空港-新千歳ルートを使わないとき、北海道へ突入する手段として何を用いるのか…。
これは0日目に今治まで移動しそこで宿泊。翌日早朝にしまなみ海道を渡って広島空港発新千歳空港着の始発便に乗って北海道入するというもの。
現在は欠航中ですが、8時広島発、9時50分新千歳着というもの。おお、なかなか好タイム。広島空港ならば10日間車を止めっぱなしにしていても、まあなんとかなる程度の価格で済むというのもありがたい。
前日に今治でゆっくり休めるということもあり、体力をキープしていくルート案です。
案①を体力キープと評した時点でもう一つはガチガチに体力使っていくルートなのは確定的に明らか。
こちらのルートでは19時35分松山空港発21時羽田空港着で東京入。
そして、羽田空港内のホテルなり、近くのホテルなりで宿泊して、翌日羽田空港の始発便で新千歳に突入する。この時の最速北海道到着タイムは7時45分とか8時とかそんな早朝に北海道入りすることができます。
今回はこの2案から到着時間の早い東京経由ルートを仮に採用してスタートしていきたいと思います。
- 1日目(羽田空港~新千歳~登別~函館)
はい、実質的なスタート日です。
今回は羽田空港内のビジネスホテルで宿泊して、翌日始発の北海道行きの便に乗ることにします。新千歳の到着時間は8時。そんな朝イチに到着してまずはレンタカーを借ります。
ええ、今回も車移動ですよ。北海道旅行は北海道の道を走るというのが目的の半分くらいを占めているという向きもあります。新千歳空港近くのトヨタレンタカーは8時開店だそうなので、こんな時間に到着しても車を借りることができます。
わざわざトヨタレンタカーを指名するのは、普段使っているカローラフィールダーを借りたいからですね。長距離走るので普段使い慣れている車で行きたいのです。
空港に到着してレンタカーを借りるまで1時間くらいを見ているんですが、実際どうなんでしょうかね。(9:00)
レンタカーを借りてまず向かうのはセイコーマート。
なぜに?と思われましょうが、朝ごはんをまだ食べていないのでまずは北海道が誇るコンビニチェーンで買い物をしてみたいのです。なんでもセイコーマートの『大きなおにぎり』というのが店内調理で美味しいと聞いたので…今からお腹が空いているんですね。(9:30)
軽くセコマで朝食を済ませたら、高速に乗りまして登別に向かいます。千歳ICから登別までは1時間20分ほど。(11:00)
登別での目的地はのぼりべつクマ牧場。
北海道に行ったらば熊を見たいという気持ちがあるんですね。で、この10日北海道一周旅行の中にはこの後の日程で熊ウォッチチャレンジをするような場所も組み込んでいるんですけど、そこは大自然が相手なので見れる見れないは運次第。となると、確実に見られる場所を一箇所抑えておこう…、という気持ちです。
そうでなくてもヒグマの多頭飼育をしている施設で大変に見応えがありそうだな、って。熊に餌をあげたり…そうこうしているうちに自分のお腹も空いてくるでしょう。昼ごはんは同じ登別温泉エリアにある味の大王 登別温泉店でいただこうかなと考えています。登別グルメの閻魔ラーメンを食べるもよし、室蘭グルメであるカレーラーメンの元祖でもあるお店だそうなので、そこで食べるもよし。諸々込で2時間を見ています。ええ…大丈夫かなこの時間設定。しかし今日はこの後時間にシビアなイベントが待っているので。(13:00)
登別を出発したら車を走らせて、函館に向かいます。
北海道民の方はここで「おいおい、こいつ北海道地理わかってねえーんじゃねーのか」と思われるかもしれませんが、登別~函館が車で3時間という距離にあることを理解しているつもりではあるんですよ。
10日で北海道を回ろうと思ったらば、初日に函館まで行っておかねばならないのです。そんなわけで、車で3時間かけて函館に到着。(16:00)
ホテルにチェックイン…の前に五稜郭を見ておきたいと思います。やっぱり函館にきて五稜郭を見ずに過ぎる法はないと思うので。(17:00)
五稜郭観光を終えたらホテルにチェックイン。今回ホテルは函館国際ホテルを想定しています。なんでも朝食バイキングの満足度が函館でも随一ということなので。
ホテルにチェックインして一息ついたらば、函館に来た最大の目的である函館山に登ります。ここから日本三大夜景の1つ、函館の夜景を見ることが出来るんですね。2021年7月の函館の日没時刻は19時過ぎのあたり。夜景が一番美しく見られるのは日没後15分くらいなので、それまでには函館山に到着しておきたいですね。(19:00)
神戸・摩耶山、長崎・稲佐山、そして函館・函館山。函館で夜景を見られれば、日本三大夜景を全制覇したことになるので、ここは逃せません。
一番いい時間帯の夜景を見たら、山から降りていよいよ函館の夜を楽しんでいきましょう。まだ北海道初日なので、この先々でも食べられるものは一旦我慢して、函館ならでは…のグルメを楽しんでいきたいですね。
まずは函館ラーメン。北海道3大ラーメンの1つでもあるご当地ラーメンです。塩ベースのさっぱりとしたラーメンだそうで…美味しそうですな。
海鮮系だと函館はイカですよね。そんなイカを使った新たなご当地グルメとしてイカナポリタンなるメニューが今熱いらしいです。同様に函館の海産物をふんだんに使ったはこだてチャウダーというご当地メニューもあるそうで…。いいですね、函館みがでています。
そして、ご当地ということならば函館市内で展開しているラッキーピエロいうチェーン店に心惹かれています。なんか…いいよね、こういう地元で愛されまくっているチェーン店。松山でいうとがんば亭的なポジションなんだろうか。これはぜひとも食べに行きたいです。
そんなわけで、函館でのグルメをしこたま楽しんで、またおそらくお酒も入っているでしょう。机上日本一周と違って、北海道一周旅行では夕食を食べた後に移動するということがないので、毎晩地酒、地ビール、地ウイスキーなんて楽しんでもいいんです。ああ、なんだか飲むのが楽しみになってきたなあ…。
満腹酩酊のうちに北海道旅行初日の予定は終了となります。さあ、移動!観光!移動!観光!観光!飯!飯!飯!みたいな一日でしたが、こんな日があと9日続きます。楽しんでいきましょう。
※次回更新日は未定です。おそらく毎日更新はできないので気長に待っていてください。