少し前にやっていた机上日本一周の旅。本日はアレの総括編です。
タイムスケジュール上、10日間で47都道府県を踏破して各都道府県でなにかしらをすることは、どうやら可能らしい…というところまではわかったものの、じゃあ実行に移すときに他に何に気をつけないといけないのか…といいますと。
そうです、旅費です。
机上でプランニングする分にはいくらでも好き勝手言ってりゃいいですが、実際に出発しようと思うと先立つものが必要になります。
一連の机上日本一周旅行記事の最後に、「じゃあ結局いくら用意したらあのプランで回れるの?」というところを発表しておしまいにしたいと思います。
- 交通費
結局日本一周と言いつつ、ほとんど移動じゃねーか!と思われるでしょうあのプラン。一番ネックになりそうな交通費はどのくらいかかるのでしょう。
0日目:高速道路等 2,620円
1日目:高速道路等 6,970円
フェリー 9,600円
2日目:高速道路等 8,660円
3日目:高速道路等 7,500円
4日目:高速道路等 9,890円
5日目:新幹線利用 27,410円
高速道路等 5,060円
6日目:高速道路等 7,450円
7日目:高速道路等 7,000円
8日目:高速道路等 6,840円
鉄道利用 6,840円
9日目:高速道路等 3,050円
航空機利用 15,420円
モノレール 270円
10日目:モノレール 270円
航空機利用 15,920円
高速道路等 3,680円
フェリー 8,860円
合計:153,310円
ええ…。移動するだけでこんなにかかるのかよ。このうち高速道路等料金以外での、フェリー、鉄道、航空機利用での合計金額が84,590円なので、全体の半分以上を占める形になります。その辺りは時間や体力消費を金で買っているようなところがあるのでしかたない。
(ちなみに合計が”153”千円台になったことについては本当に偶然です)
そして、交通費というともう一つ。燃料費の存在を忘れてはいけません。
今回旅行、自家用車で走らせる区間の合計走行距離は5,135キロ(!!)
今の自分のマイカーの燃費15キロ前後と、現在のガソリン価格の全国平均128円で計算しますと旅行中の燃料費は合計43,819円
(参考サイト:ガソリン価格 都道府県平均 - e燃費)
先程の値と合計しまして、交通費として必要な金額が…
合計:197,129円となります。
えーっと…まだ交通費のみなんですけど、これだけあればちょっとしたクルーズ旅行とか行けそうな金額になってますね。まあ、まだまだ加算されていくんですけど。
- 宿泊費
続いて旅行と言えば…の宿泊費。
今回10泊すべてホテル宿泊予定となっておりますので、各宿泊都市のビジネスホテルをじゃらんにて検索しました。なお、朝食を食べる時間のある日以外は素泊まりプランで計算しております。
ちなみに宿泊料金はGoToトラベルキャンペーンは適用しないものとして計算しています。この旅に出るときって多分数年先のことですからね。
(ちなみに現在じゃらんで人気順ソートで検索すると、高級ホテルや宿が上位を占めていてこれまでとは少し様子が違う気がしました。あくまで主観的な印象ではありますが、これもGoToキャンペーンの影響でしょうか)
0日目:高知市 4,818円(ツーリストイン高知)
2日目:笛吹市 6,181円(スパランドホテル内藤)
※2日目記事では甲府宿泊予定ですが変更しました。
5日目:南魚沼市 6,500円(ダフェールイン六日町)
6日目:金沢市 5,909円(金沢マンテンホテル駅前)
7日目:出雲市 6,300円(出雲グリーンホテルモーリス)
8日目:佐賀市 6,363円(アパホテル佐賀駅南口) 朝食付
合計:60,260円
旅館も高級ホテルも利用していないため10泊してもこのような価格で済みました。
車中泊を利用したらさらに削れますが、あの旅程で車中泊まで組み込むと絶対に事故を起こしますので、それはしないほうがいいと思います。
- 踏破イベント費
この机上日本一周のレギュレーションにある「各都道府県でなにかしらをする」という縛り。そのために47都道府県各地で何かしらをしているのですが、それについても旅費として準備しておかないといけません。以下に踏破順に発表していきます。
(※末尾に(駐)と表記のあるものは都市中心部等で車のパーキング代が必要だろうと思われる場所です。今回計算が面倒だったので一律500円でその踏破イベント費に加算しています)
1日目
高知県『桂浜で日の出を見る』0円
和歌山県『昼食にに名物天かけラーメンを食べる』370円
2日目
滋賀県『琵琶湖を一望する』3,700円
愛知県『2019年夏行きそびれた耳かき店にリベンジする』6,000円(駐)
3日目
埼玉県『三峯神社にて旅の安全を祈願する』500円
東京都『高尾山に登る』990円(駐)
神奈川県『鎌倉大仏を見る』800円(駐)
千葉県『夕食に成田山で鰻を食べる』3,950円(駐)
4日目
栃木県『大谷資料館で採石場を見る』800円
宮城県『コボスタでライオンズの勝利を見届ける』2,600円(駐)
※宮城県のプランB『ひまわりの丘公園でひまわり畑を見る』は0円
5日目
北海道『朝食に何かしらの方法で北海道グルメを楽しむ』2,000円
青森県『昼食に大間のマグロを食べる』1,800円
新潟県『夕食に新潟の郷土料理を食べる』3,300円(駐)
6日目
群馬県『こんにゃくパークでこんにゃく文化に触れる』500円
長野県『白馬温泉で湯に浸かる』700円
富山県『ほたるいかミュージアムで昼食にほたるいかを食べる』3,420円
岐阜県『夕食に朴葉味噌を食べる』3,000円(駐)
7日目
石川県『白山神社にて旅の安全を祈願する』500円
福井県『東尋坊を見て東尋坊タワーで朝食を食べる』1,000円
岡山県『夕食に津山名物ホルモンうどんを食べる』890円
8日目
山口県『昼食に下関でふくを食べる』6,000円(駐)
福岡県『太宰府で梅が枝餅を食べる』1,100円(駐)
9日目
熊本県『熊本城を見る』1,000円(駐)
鹿児島県『霧島温泉で湯に浸かる』1,000円
10日目
宮崎県『大御神社で勝利的な何かしらへの祈願をする』500円
大分県『昼食に関サバ関アジを食べる』4,100円
合計:79,880円
以上47都道府県での踏破イベント一覧です。
見るだけ0円の県もそこそこありますが、そういう場所では宿泊していることが多いのでご容赦ください。
ちなみに高額踏破イベントランキングは1位長崎県、2位沖縄県、3位山口県・愛知県となっております。
1位長崎県は料金計算時に新地中華街にあるお店の会楽園のメニューを参考に値段計算したんですが、フカヒレの姿煮4,500円が1位に押し上げた要因ですね。
2位沖縄も国際通りの沖縄料理屋のメニューを参考にしたんですが、ここもお酒が入る都合でこの価格帯になりました。
3位山口もふぐをコースの価格で計算したのでこのお値段に。同率3位の愛知県は耳かき店60分コース5,500円と駐車場代です。高額踏破イベントはたいてい飲食店の中、リラクゼーション店でランクインしたのは愛知県のみ。ここはなかなか異例ですね。
千葉のうなぎ、富山のほたるいか、大分の関サバ関アジなど海産物系のほうが上位にランクインしてますが、米沢牛擁する山形県や米どころ新潟県などでは実際に行った先で追加注文しまくる可能性があるので、このランキングは行ってみてからでないと確定しませんね。
そうなると必要な金額も上昇していきますので…。この踏破イベント費の金額は確定しませんね。あくまで理論値ということで。
- その他雑費
その他雑費としてあらかじめ2つの項目を計上しておこうと思います。
まず1つに上記イベントに含まれない食費について。例えば3日目を例にとると、千葉でうなぎを食べるまで朝も昼も食べないのかというと、そういうわけではなく道中コンビニなりで適当に食べるでしょう。なので、踏破イベント以外の3食分については朝・昼1,000円、夜2,000円で計算しました。合計10食で金額にして12,000円です。
もう一つは各都道府県でのお土産代。せっかく各地に行くのでご登記キーホルダーでもなんでもいいので残るなにかを買っておきたいという気持ちがあります。
あんまり高値のものだと47を掛けると大変なことになるので、500円*47都道府県で23,500円としましょう。
もっと考えると飲み物代だとか道中のコインランドリー代(ビジネスホテルにはコインランドリーがついてるはず。無いと困るし下手すりゃ怒る)とかいろいろ考えることはあるんだろうけど…。そこはいったん考慮の外に置きます。
このあと発表する合計金額きっかりを持っていくのではなく、多少の余裕資金はいかなる旅においても必要ということですな。
じゃあいよいよ旅費合計を発表しましょう。
旅費合計:372,769円
タイムスケジュール上は可能という結論を出した机上日本一周の旅。
金銭面では40万弱もの大金が必要ということだそうです。いやー…下手しなくても普通に安い部屋なら海外でクルーズ旅行できるだろう。
あなたは地中海で優雅にバカンス楽しみますか?それとも5,000キロドライブして日本を一周しますか?ま、俺はパスポート持ってないから後者の選択肢しかないんだけど。
では、これにて本当に机上日本一周の旅完結です。
旅行にいけない今の時期はまあ…どこに行くにせよ金貯めねえとな…。