私とiTunesとの付き合いは結構古く、2009年高2のときにiPodを買って以来です。
そして2012年以降、毎年毎年その年のiTunesミュージックのランキングを作っているんですね。
2017年分も作っておこうと思って。
そのランキング方式は以下の2通り。
①今週のベストテン方式(2012~2014)
毎週毎週その週のベストテンを選出し順位をつけてプレイリストを作成。1位10pt~10位1ptという感じでポイントを付与。毎年年末に一年のプレイリストを集計して、ラントータルランキングを作成し、年間トップテンプレイリストを作成。
[メリット]
・その年の曲でなくとも、プレイリストに入ればランクインの可能性がある。
・基本的にその今週のベストテンプレイリストを聞くことが多いので、実際の視聴回数の実態に即している。
[デメリット]
・年末の忙しい時期に3時間ほど集計作業に時間をとられる。
・毎週プレイリストを作る手間がある。
・誕生日記念日周辺での関連人物の1位取得など年々お約束順位がましてきたことによるランクイン方式の形骸化
ちなみにこの期間中の年間1位は、2012年 ユリーカ(スキマスイッチ)、2013年 ヘルプルミミ(中川かのん&水蓮寺ルカ)、2014年 境界の彼方(茅原実里)となるほど錚々たる面々。
だけど、毎週プレイリストを作るが滞り始めた2015年以降は別の方法で年間ランキングを作るようになった。それが以下の方法。
②再生回数ランキング方式(2015~2017)
その一年間でインポート、購入したトラックを抽出し、その再生回数でランキングにするという方式。
[メリット]
・スマートプレイリストの設定さえしてしまえば、あとは放っておいたら年末にランキングが完成している
・対象がその一年間の曲になるので今年の感が強くなる(自分が購入したタイミングなので必ずしもその年発売曲ではないとしても)
[デメリット]
・エンドレスリピートにむいている曲が有利になる、一曲リピートにして寝落ちしてしまったら翌朝ランキング1位とかそういうことが起こりうる
・12月インポート・購入曲などは翌年のランキングに参戦できないので不利。
・12月末時点で定点記録を作っておかないと、翌年以降の再生回数も集計されてランキングの復元が不可能になる
そして過去2年間のトップは2015年 会いたかった空(茅原実里)、2016年 化物(星野源)となっております。
今年もベストテン形式のプレイリストは作成していないので、再生回数ランキング方式で集計しました。その結果が以下の通り。
このようになりまして、結果2017年年間1位は麻倉ももさんで『トクベツいちばん』となりました。
2017年10月にiPhoneに加わって以降2ヶ月間で200回の再生回数を計上し、東山奈央さんアルバムのRainbow軍団をかわしての1着ゴールインです。
そうね…こう数値として結果がでるとよくわかるけど、2017年麻倉ももさんが自分の中でブレイクしていたんだね。
麻倉さんの曲といえば、もう一つ『No Distance』が25位にランクインしていますけど、こちらの曲にも非常に救われました。サンキューもちょ。
そして、2位3位にランクインしている東山奈央さん1stアルバム『Rainbow』の旋律・歌詞部門の私的ナンバーワン『StarLight』と『ガラクタフルワールド』ですね。この二曲にかぎらず、『Rainbow』組は1ヶ月後に延々語り倒すことになろうことが予想されるので、ここで多く紙面を割くことはしませんけども、その前に発売されてたシングル群も含めて、合計20トラックが100位以内にランクイン。
東山さんソロデビューに湧いた2017年うちのiTunesだったことが伺える。
ちなみに東山さんの曲のベスト10入りは2014年6位の『歩いていくもん』(中川かのん)以来3年ぶりとなり、2月の武道館ライブへはずみをつける結果となった。
さて、4位には同率でウルトラマンジードOPの『Geedの証』とけものフレンズEDの『ぼくのフレンド』が並ぶ。
2017年の私的覇権作品を争う2作の楽曲のランクインは世相(1人)を表す結果となった。
ちなみに特撮ソングの過去最高位は2015年の『さあ行け!ニンニンジャー』の39位なので、特撮ソング部門の過去最高位を大幅に更新。
ジード挿入歌の『フュージョンライズ!』も10位にランクイン。キュウレンジャーOPの『LUCKYSTAR』も19位、海賊戦隊ゴーカイジャーOPが80位、仮面ライダードライブのOPが96位と5曲がランクインし、特撮ソング躍進の1年となった。
そして6位にBUMP OF CHICKENの『アリア』。
2017年新年の時期に聴き倒していた記憶があるので、まさに通年戦い続けた結果の一桁ランクイン。継続は力なりを体現する結果となった。
ちなみにBUMP OF CHICKENも今年はトップ100に5曲がランクインするなど、青春時代のBGMが彩る一年であったことが伺える。こいついつも伺ってんな。
8位の『夢の外へ』(星野源)は去年のチャンピオンの貫禄をみせつけるトップテン入り。
こう見てみると、再生回数方式の導入以降例年1人は現れる年末音楽特番由来のニューカマーが今年はいなかったということになってしまった。
2016年は星野源さん、2015年は家入レオさん、ゆずのお二人という具合で、レコ大とか紅白を見ていて突然爆発的にハマる人がいたんだけども。
つまり、2016年末にしっかり音楽番組をみていなかったのかもしれない。今年もそうだから、音楽のインプットチャネルの確保が今後の課題となるのかもしれない。
さて、9位の『Grand symphony』はガルパン最終章のOP。あのOP映像がホント好きでねえ…。延々エンドレスリピートして脳裏に思い出してた…。ほんといいから…ガルパンはいいぞ…。これまで劇場版とか見てきた人なら絶対見て損はないわ。
それにしても、加入から1ヶ月かからずのトップ10入りだから本当にエンドレスリピートしまくってたんだなあ…。
少しとばして13位に『サイキック!ぱーりーないと☆』(堀裕子(鈴木絵理))スターライトステージのソロ曲シリーズは本当にいい曲が多い…。今年上半期にアナスタシアの『たくさん!』にハマった記憶も新たに。ちなみにこの曲ラスサビのむんむんむん!のところが本当にかわいくて好き。これを聞いていこう、下手にむむーんとか言えなくなっちゃったくらいにかわいい。
この13位に並ぶサイキックユッコのソロ曲と、ポジティブパッションの『情熱ファンファンファーレ』がアイマス関連楽曲最高位。
これに一番驚いたのが自分で、「えっ、買うCDのほとんどはアイマスCDでiPhoneでもかなりの時間アイマス再生しているのに」と思って思考を巡らせてたんですけど。
仮説なんですけどね、アイマスはCDで買うことが多くで、一度に少なくとも3曲くらいの新曲が追加されるわけですよ。比して、トップテンのシングル軍団はiTunesの単品購入がほとんどなので、そのあたりがリピート回転数を高くして、再生回数の差につながっているのかなという。
アイマス関連楽曲といえば、今年は23位の『スポーツ!スポーツ!スポーツ!』(高坂海美(上田麗奈))がすごくいい…。筋肉の名前連呼したあとに「人生ってたのしいいいー!!」っていう曲の入りでもう掴みはばっちり。最近、毎日朝聞いてから出勤してます。
そう、人生は楽しいんだぜ…。思い出せ、少年。って感じで。
さらにアイマスといえば今年はSideM楽曲が大量加入した一年でもありました。実はこの再生回数ランキング方式で申し訳ないことがあってっすね。
現住所にネット回線がつながってない時期が長かった影響で、2月あたりの再生回数が反映されてないという事態となって…。自分の実感と比してSideM楽曲が40位周辺に固まっているの、多分そのせいなんだよな…。そもそも最近まで、何故かダウンロード購入したのにiTunes上で再生できないという異常事態まで起きていたし。
SideMのいいなあっていうのは、iTunesのダウンロード販売にかなり対応してくれていること。
セカンドライブ直後に「いい曲じゃん…」ってなったら速攻対応可能だったおかげで、結構な数をダウンロードさせてもらいました。SideM関連楽曲のトップは23位の『Reason!!』(315 STARS)アニメも良かった…。歌って踊る理由があるってキャッチコピーがこういうことだったんだなあって。
と、ここまで書いてて思った。最近聞く音楽の結構な割合をアイマスが占めているのに、現行のランキング方式の弊害から順位が低めに出ているんじゃないかと。
で、調べてみました。俺のiTunesでのアイマス関連楽曲の過去7年間の成績。
2012 最高位9位 風花
ベスト10入り1曲
2013 最高位5位 きゅんっ! ヴァンパイアガール (M@STER VERSION)
ベスト10入り1曲
2014 最高位2位 M@STERPIECE
4位 アクセルレーション
ベスト10入り2曲
2015 最高位14位 Star!!
2016 最高位3位 ランニング・ハイッ
4位 アイル (Harmonized ver.)
7位 侠気乱舞
ベスト10入り3曲
図らずも、自分のアイマス経歴と結構合致してて面白い…。
安定してベスト10入りを果たしているのはさすがと言うより他にないけど、意外にも1位を獲ったことはなかったのか…。
一番惜しかったのが2014年のマスピ年だけど、この年はベストテン方式だったよな…。
集計したときのエクセルを開くと、この年のM@STERPIECEは104ポイントで、1位の境界の彼方(110ポイント)とのポイント差は6ポイント。3位優しい忘却が74ポイント、4位アクセルレーションが73ポイントなので、実質この二曲でトップ争いをしていたわけか…。
境界の彼方はまあ、通算の再生回数ランキングでも2位の優しい忘却(544回)にダブルスコア以上つけてる化物なので、タイトルが取れなかったのはめぐり合わせの問題か…。
いやまあ、つくづく変更前も現行も多種多様な曲数を誇るアイマスに優しくないランキング形式だったということが判明した気がする。どうしてもポイント数でも再生回数でも回転率が上がってこないからね。
最後の方は、現行ランキング方式への批判っぽくなっちゃったけど、そういうつもりはないんすよ。現状のベストだとは思ってますんで。
さあ、2018年のトクベツいちばんに輝くのはだれなのか、iTunesには今年も頑張っていただきましょう。