人生、東奔西走

自分の人生の備忘録のつもりで作りました。

ASMRを聴く体力という話

昨日の記事の予感は的中で、今ようやく職場最寄りから電車に乗り込んだ21時過ぎ。

労働時間としては2時間残業しただけだから、前職時代のタフワークに比べたらなんということはないんだけど、定時比ではなく絶対時間として21時まで働くのはシンプルにしんどい。いや…結構ずっと楽させてもらってて鈍ってるだけかもな。

 

ま、労働だけじゃなく家の諸々とかもあって考えることが多く、ヘロヘロになって電車に乗り込んだわけです。

こういうときにこそこいつASMRやっとるんだろ、このASMR狂めが…と思われるかもしれませんが、思考力の低下もある一線をこえると外でASMRを聴かなくなることあります。

ASMR、もっというとシチュエーション音声作品においては、聞き手は作中における主観になりきることが求められます。それが思考力がだだ下がりしている状態ではあんまりうまくいかないなということで、通勤・帰宅中のASMRはそういうときはやりません。寝るときはもう、それがないと寝られない、どうしようもないのでヌボーっと聴きますがね。

 

じゃあこういうときはイヤホン突っ込んでどうしてるのというと、ノイキャン機能にまかせて耳栓代わりに突っ込んでるだけということもあります。

または、耳に馴染んだ曲、つまるところ再生回数多い曲を大きめの音量で聞いています。(カナル型なので耳へのダメージはさておき音漏れはしていないはずですが。)

 

今日は2016年、2017年のiTunes私的ベスト100プレイリストを聴いていました。

なんか元気になるやつ…と脳裏に浮かんだのがこの一曲で、この楽曲が入っているiTunesのプレイリストが2016ベスト100だったというわけです。

open.spotify.com

 

曲の思い出って道や場所に結構強く紐付くんですが自分だけでしょうか?

田所あずささんの『Hello My Revolution』が自分の思い出の中で強く結びつく場所、それは富士急行線の電車内でした。ときに2016年、夏の旅行の一行程で富士登山に向かっているその途中ですね。そのときに自分はこの楽曲とアルバム『It's my CUE.』を延々聴きながら、新宿~中央線~富士急行線~富士スカイラインと向かっていたのです。

何もその時の体力を取り戻そうというわけでもないのでしょうが。もっというとあの2016年富士登山はその数日前、成田についた瞬間発熱して東京で2日ほど寝込んだという難あり旅行でもありましたから万全の体力でもなかった。

なんにせよ、「疲れた…元気出る曲…」でスッ…と思いついたのは、現時点で最後の富士登山に強く紐付くこの一曲でした。

 

いつか今日聴いた思い出も、この楽曲の思い出として将来思い返す日が来るのかもしれません。

こんな風に曲を、それも移動中に聴いた思い出というのが強く結びつくないうのは結構あるんですが、ままあることなんでしょうかね。

 

ASMRでこういう移動中の記憶と結びつくことがないのは、ASMR聴いてるときの自分は、歩いていながらもここにいないから…ということもいえるかもしれません。

そう考えるとつくづく、ASMRって実は最低限必要な聴く体力ってものが存在しているのかも…という話でした。