人生、東奔西走

自分の人生の備忘録のつもりで作りました。

新怪獣ドバドバなら嬉しい

この前東京おもちゃショーにて、今夏新作のウルトラマンブレーザーの新情報が色々出てきて、ウルトラマンTLが結構賑わっていたのですが、その中で新怪獣ソフビの展開量が多い。もしかして今作は新規怪獣めっちゃ出るのでは?って予想がありました。

 

確かにここ最近は既存怪獣の再登場はかなりの頻度で行われていて、かつてマックスで昭和怪獣が起用されたときのような、再登場そのものに対する盛り上がりは鳴りを潜めているかもしれない。

尤も「このタイミングでその怪獣リメイクするか!」みたいな盛り上がりは結構あって、Zでケムール人を2020年に再登場させるとか、タイガでとうとうパゴスをQ以来53年越しにウルトラマンと対峙させるとか、その辺りはこの地球上で最も怪獣IPコンテンツを所有しているであろうTSUBURAYAの力をまざまざと感じます。

デッカーでもチャンドラーとかラゴンが終盤に登場したときは、テンション上がったもんなあ…。

 

一方で、新規登場怪獣がどんどん少なくなっているというのもまた事実。

ティガとダイナのリブート作品であるトリガー、デッカーは元作品からの再登場怪獣も結構いるのはそれはそう、ということでその手前のZについて見てみました。

怪獣・メカの数え方は人によりけりだとは思いますが、特空機も含めて合計40体(種類)が登場していますが、そのうちZからの新規怪獣は

  1. ゲネガーグ
  2. トライキング
  3. バロッサ星人
  4. グルジオライデン
  5. デストルドス
  6. メツボロス
  7. ウルトロイドゼロ
  8. キングジョーS.C

 

の8種?になるのでしょうか。

うちトライキングは既存怪獣の合体怪獣、メツボロス、キングジョーS.Cも既存怪獣の別バージョンとみなすと、純粋新怪獣は1話のゲネガーグ、ラスボスのデストルドスなどのエピソード上の主要回に登場する怪獣たちということになるのでしょう。

新規怪獣の創生には、デザイン等の設定面やスーツ新造などのコスト面でも多大なパワーを使うもの。近年屈指の人気シリーズとなったZにおいてそこのメリハリをつけて魅力的なZのキャラクターや、特空機を主軸とした防衛チームのストーリーに注力したのは良いことだと思います。

 

しかし数え直したときにシリーズで新怪獣8種類というのに少し驚きました。ニュージェネシリーズのテレビ回をすべて見ていたわけではないので、ホロボロスやデマーガ辺りは新鮮味を持って見ることができていたのですが。

…ああ、でもこういうことなのかもしれないな。ウルトラマンのメイン顧客層であるちびっ子たちからしたらX登場怪獣のデマーガだって新怪獣みたいなもの。バラバ、プルトン、ペギラに至っては親が生まれる前の怪獣だもの。一定程度を経過した怪獣を既存怪獣とみなすのはある程度年齢のいった特撮ファンであって、ちびっこ達にとってはみんな初めて見る怪獣ということ。

で、興味を持った子どもたちが怪獣図鑑なんかで、「あの怪獣はセブンと戦ったことあるのか!」みたいなふうに歴戦の勇者を振り返る。

 

じゃあ、その中で今新規怪獣に力を入れようとしているのは一体…。

東京おもちゃショーでは現時点で新怪獣・メカのソフビが5体も紹介されていました。ストーリー終盤の怪獣なんかはまだ伏せられているでしょうから、まだ追加のあるものと思っていますが、この5体の時点でZでのトータル8体の半分以上。

案外、ソフビ展開するのはここから数体くらいでシリーズトータルの新規怪獣はここ数年と同じ感じだったりするのかもしれませんが。

 

ファンの間で「全部新規怪獣なのでは?」という噂・予想が広まった背景には、予告ムービーの時点でこれまでより本格SF風味な作風というのもあるのでしょう。既存怪獣が出てくることで光の国世界観やニュージェネ的マルチバース飛び越え世界観とのつながりを想起させますから。

いや…でも変身アイテムに先輩ウルトラマン方のメダルがあるってことはちゃんとつながってるのか?

何にせよ、怪獣ファンであった時期が長い自分としては新規怪獣がボンボンでてくるのであればそれはめちゃくちゃ楽しみですね。ブレーザー放送まで1ヶ月。楽しみに待ちましょう。

 

116.0