今、2話の感想?!と思われましょうが、そろそろ追いつかないと本当に追いつけなくなってしまうので、しばらく見返して感想記事が続きます。
さて、1話での池袋怪獣襲撃を終えて、地球防衛軍組織内に怪獣専門のチームが作られるところからはじまります。
この回初登場のハルノ・レツ参謀総長。静かな口調ながら有無を言わせぬ威厳をもつ上司キャラとなります。
今作は主人公が防衛チーム隊長ということで、隊長はこの参謀総長と部下との間でいわば中間管理職のポジションになったりするようなこともあるのかなと思ったりもしていました。
そして、この回からとうとうOPがお披露目。こちらの2分45秒から。
登場人物の紹介カットも職務経歴書のシルエットと一緒にお出しするなど、1カット1カットがスタイリッシュにかっこよい。
そして、個人的に大興奮なのがサビ入りの部分。
バザンガ!ゲードス!タガヌラー!カナン星人!ドルゴ!レヴィーラ!ニジカガチ!!
君らがサビを担うんかい!!
いやぁ、いいねぇ…。怪獣総進撃だねぇ…。
ここでも直接的に怪獣を映すのではなくて…。
Twitterと思しきSNSに投稿されたバザンガ動画ツイート。ゲードスの襲撃を報じる新聞報道。タガヌラーはテレビのニュース速報、カナン星人は駐車場防犯カメラに映る都市伝説風味に、ドルゴは古の伝承風絵巻物っぽく。レヴィーラはYouTubeに投稿された動画という体で、ニジカガチは気象災害のニュース速報から定点ライブカメラで遠目に…。
いやぁ…この描写めっちゃこ好きですね。
怪獣災害が日常と化した地球ではこういう日々なんでしょうなあ。サビに怪獣をもってきてくれたのも良いですが、それらをかくもかっこよく描写してくれたのも良い。
歌詞においてはサビ前の「諦めないことを強さと呼んで」ってフレーズが好きですね。OPについてもかなり期待値超えてきてくれました。
そして、本編はSKaRDメンバーの登場回でもありました。
1話でも顔見せしていたエミ隊員とテルアキ副隊長、そしてこの回が初登場になるアンリ隊員とヤスノブ隊員。
SKaRDへ引き抜きにいくシーンはゲント隊長の性格も徐々に明らかになっていくところで良かったですね。
冒頭のハルノ繁忙早朝から予め決まっているメンバー表と見せられたときに「選抜からやらせてほしかったですがね」と言ったり、ゲント隊長の背中で署名してボールペンぶっ刺したアンリ隊員に気をつけを指示して帰ったりと、穏やかだったり優しいだけの今風上司、そういう存在ではないというのが見えてきたと感じました。
このあたりはやはり今作の防衛チームの軍事組織としての側面の強調もあるんでしょうね。
そういう意味で次のシーンもいい意味で裏切られました。
ヤスノブ以外のメンバーが揃ったタイミングで「互いのことを呼ぶときは名前かあだ名で呼ぶことにしよう」のシーン。
これ放送開始前の番組紹介映像でも流れていたシーンで「なるほど、急造チームの親密度を深めるための打つ隊長としての臨機応変の一手かな」と安易に思っていたんですが、これゲント隊長の自分の指揮下のチームにおける確固たるマイルールなんですね。1話の隊員もゲント隊長って呼んでたのそういうことかよ。
ゲント隊長の人となりが掘り下げられてて各隊員の登場も完了。
本格的に物語が始まるなという予感の第2話でした。
今回の怪獣は深海から登場するゲードス。怪獣といえば地底か海か宇宙のどれかからやってくるものと相場が決まっているのです。
しかし、ブレーザーくん…。君さぁ…まだ2話というに必殺技のクセがすごいな。
1話ではスパイラルパレードは投擲武器として槍状に貫くという使い方をしていましたが、2話では海中に逃げたゲードスに対して、この光の槍を形状変化させ、さながら一本釣りの要領で引っ張り上げるということをしています。必殺技の変化球、お出しするの早くね?
しかもその釣り上げたゲードスに対して、今度こそスパイラルパレードをぶん投げて足から脳天までぶっ刺し、こんがり焼けましたというようなエフェクトが入ったあとに爆散…。やっぱ君怪獣退治というよりは、狩猟採集生活やってるよねぇ!?
ちなみに、池袋での放送前先行上映回では、この2話を鑑賞していたとのことです。
つまり、あのイベントに参加していた皆さんはブレーザーくんの必殺技、釣り竿状態を最初に見たことになるのか。
トータルでみると結構ギャグのバランスも良くて、1話とは雰囲気もガラッと変わっておりました。やっぱ1話が特殊な立ち位置だったんだろうな。
さあ、そしていよいよ次回3話はアースガロンくんの初陣です。
ブレーザーにドはまりしている理由の半分くらいを占めているのがこのアースガロン故なので、この3話とっても大切な回ですね…。
頑張って明日には更新したいところ。
118.0