人生、東奔西走

自分の人生の備忘録のつもりで作りました。

ウルトラマンブレーザー 第3話『その名はアースガロン』感想

というわけで昨日に引き続きブレーザー3話感想です。

 

前話ラストでアースガロンのお披露目があり、SKaRD最後のメンバーヤスノブが本格合流。というわけでアースガロンの解説から始まります。

アースガロンについては最後にまとめて述べるとして…。

 

ヤスノブ合流してSKaRD全員が揃うわけですが、合流直後の自己紹介シーンから結構意識的に若手組(エミ・アンリ・ヤスノブ)と隊長副隊長組(ゲント・テルアキ)のリアクションは分けて描かれているような気もします。

ここはこれまでの防衛チーム、特に直近2作品のデッカー、トリガーでもそういうところはありましたが、今回隊長が主人公となりますので、分かれてはいるけども距離感は近めに描かれているでしょう。

 

ただここにチーム内のコミュニケーションでも組分けのようなものがあることで、よりリアル感のある組織、チーム描写担っている気がします。若い衆3人が仲良くやってるシーン、好きなんすよね。

アンリが甲虫怪獣タガヌラーを見て「虫だ…ほんと無理…」って言ったり、ヤスノブがエミの「ウィルコォ」返答について「なにそれかっこいい」って少年のようなリアクションとったり、各メンバーのキャラ付も進んでいってます。

 

さて、そしてアースガロン。

23式特殊戦術機甲獣アースガロン。まずこの時点でかなり好き…。三式機龍を思い出させますよね…。

荷電粒子砲のアースファイアを除けば実弾武器ばかりなのもリアル寄りな設計にしているということなんでしょうか。

そして、この回で初出撃となるわけですがその出撃シークエンスですよね。…これめちゃくちゃかっこええんですわ。

関係セクションが出撃にGOサインを出していくなか、リフトアップするアースガロン。コクピット内ではアンリ隊員ゲント隊長がいろいろなボタンやレバーをパチパチしていくという、あの出撃シークエンスでよく見るやつ!!をやっていきます。

この出撃シークエンス、かなり平成メカゴジラを意識しているように感じましたが、おそらくその感触は間違っていないように思います。

アースガロンが現着したときのスモーク炊いて逆光に立つやつ、あれ川北逆光ですよね!?スーパーメカゴジラやMOGERAなんかでみられたあの…、いやぁかっこええなあ…。

 

まぁ、とはいってもアースガロンが勝っちゃったらウルトラマンの出番なくなっちゃうので、タガヌラー相手に善戦したのち、ブレーザーにバトンタッチをするわけです。

 

笑っちゃったのが、ブレーザーくん。人語を介さないウルトラマンっぽいなと思っていたけど、体内温度が3000℃とも10000℃ともなっているタガヌラーに触れたとき「アッチ!アッチ!」って喋ってるよね。戦闘シーンのたびに我々にインパクトを残していくこの新ウルトラマン

 

ブレーザーくんといえば、この回でゲント隊長とのファーストエンカウントであろう3年前の爆発事故のときの様子も描かれていました。

あの描写…ゲント隊長はまさか宇宙人とは気が付かずに、普通に要救助者と思ってブレーザーを救っていたということなのだろうか。そしてブレーザーブレーザーブレスを出現させ、その力を貸しているのはその時の恩返しという風に見ることもできます。

確かにブレーザーブレスって、ゲント隊長が必要になったときに腕に出現していて、ベータカプセルやスパークレンスみたく、ものとして常時持っているわけではない。

そういう意味では変身のタイミングの主導権はブレーザーくんが持っているのだろうか。ゲント隊長が危なくなったときにはサッと出現しているし、ブレーザー君の意識は常に起きているようではあるけど。

「俺を使え!」とそういうニュアンスのブレーザーブレス出現なのかもしれない。今後もこのブレーザーとの関係性を予測することのできるシーンについては注意深く見ていきたい。

 

 

3話でアースガロンの初出撃も終え、ここから数話は各隊員の掘り下げ回になっていきます。

第4話は『エミ、かく戦えり』ということでエミ隊員の掘り下げ回。なんとかこれも明日更新したいっすね。

 

 

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