人生、東奔西走

自分の人生の備忘録のつもりで作りました。

っぱ木村よ!ラストゲーム

本日は急遽予定を変更してベルーナドームのファイターズ最終戦行ってきました。

というのも、本日が木村文紀選手のプレイヤーとしてのラストゲームだったからです。

 

報道は月曜朝。

ラグビーW杯イングランド戦中継を見終わって、さて二度寝するかとTwitterのTLを見直していたところ。

news.yahoo.co.jp

 

21年にライオンズからファイターズにトレード移籍した木村文紀選手の引退報道がありました。

寝耳に水…、他球団の戦力動向まで追うことはしていなかったのですが、今シーズン今日ここまで一軍に出ていなかったものな…と。

 

脳裏にパッと蘇ったのが2019年終盤のマリーンズ戦でのサヨナラ外野フライ。長駆俊足で突っ走り、相手のミスの間に一気にホームまで駆け抜けるというあのシーン。

もう一つには、対ベイスターズ戦での三浦大輔投手からのホームラン。自分は、野手転向後まもなくの時期に大投手番長三浦から放ったホームランがどうにも頭に焼き付いて離れないのです。

 

その他ライオンズTLでは斉藤のエラーを取り返すサヨナラホームランだったり、モイネロ撃ちの記憶、ホークス戦での満塁ホームラン、ライトゴロとった好守などなど…。いろいろな思い出が語られたものです。

 

2019年辺りの金子、秋山、木村の外野陣。好きでしたねぇ…。

ライオンズファンの間では年齢的にも木村のレギュラーを脅かす若手が出てこなければ…という意味合いも込めて「木村の壁」「ウォール木村」というような異名も出てきましたが、今日に至るまで、木村の壁の高さを思い返す日々です。

若手レギュラーが出てこなければ…と言いつつ、意外なところで放つ木村の一撃。その度に我々は「やっぱ木村よ!」「っぱ木村!」と言ってきたものです。

そういった日々を今はただ懐かしく思い出します。

 

不意からの一撃だったということがあるにしろ、結構食らってんな?と思われるかも知れません。

まぁ、そうです。私はめちゃくちゃ寂しいですよ今。いつかは来ることとはいえ。

2010年代のライオンズを支えてきた選手がまた一人球界を去るのです。

入団からいいときも悪いときも応援してきた選手の引退というのは、レジェンドクラスの引退とはまた一つ違った寂しさがあるというか…。

 

北海道日本ハムファイターズ球団が、引退試合の場所にビジターのベルーナドームを選んでくれたこと。また、新庄監督の4番ライトでの先発出場。途中、ライオンズ応援団前にあるレフトへのポジションチェンジと、木村のためにたっぷり時間を使っての交代。

ライオンズファンとしても本日のラストゲーム、数々の心づくし、感謝の念で一杯です。

 

本日の試合後、両軍からの胴上げ。栗山中村両名とファイターズ森本コーチからの花束贈呈とご家族からの花束贈呈。

本拠地ではないながら、まるで本拠地でやっているかのような最後のセレモニー。あの熱気もまた、今後忘れ得ぬあの球場での一幕になりました。

 

それでも最後引き上げないベルーナドーム三塁側観客とレフトスタンド。

最後にライオンズ松下建太マネージャーが「もういかないとおさまりつかないから」と送り出したような一幕もあり、居残っていたライオンズファンの前へ。

 

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あなたのプレーには夢と期待があり、たくさんの勝利と思い出をいただきました。

年月を経て今日改めて思うのです。

 

っぱ木村よ!

 

ありがとう木村文紀。17年間お疲れ様でした。

 

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