人生、東奔西走

自分の人生の備忘録のつもりで作りました。

現役時代を知るスターが監督になると…

いやー、今日は勝ってよかった!ハマスタ1勝!良か良か。

 

昨日勝っておけばもっと良かったですが、継投失敗はどこかであることですから。佐藤も今日は引きずらずにビシッと4凡で偉い。

 

しかし…チームの状態が上がってきているとはいえ5位ですから、結構ファンのフラストレーションも溜まっているのか、松井監督へのあれやこれやは散見されえますね…。

私個人としては、6年続いた辻政権時代は辻監督のやることならもうそれに異は唱えません、というスタンスでやってきていたので今年は松井監督に対して、どうしても前年比で厳しい目線になるのかも…と思っていたのですが、どうもそうはならなかったみたいで。

 

1シーズン戦えば継投のミスはあるものですし。そもそも投手運用は豊田コーチに一任しているんじゃ…?とも思っています。

また、どうしてもファンの知ることのできる情報には限りがありますから。今シーズンファームで好調の川越がなかなか昇格しないことに関して、やいのやいの言われていたりもしましたが、これに関して後に解説席に座った辻前監督が「体のコンディションが上がってこなかった」と、好成績とは裏腹になかなか苦しいフィジカルの調子であったことを明かしています。

 

また、昨日の采配についても「なんで前日代打ホームランで3割打者の平沼じゃなくて金子からなんだ!」と代打攻勢の順番にも不満の声が散見されましたが、あるデータ分析アカウントによると、平沼選手は実は打球の強さの面では野手陣の中で下の方に位置していて、一方金子選手はマキノン選手くらいには打球に強さが出ているのだとか。

(もちろん選球眼や空振り率等のアプローチ面では平沼選手に分がある)

 

いろいろな指標や数値が跳梁跋扈する現代野球界ですから、ある面においては誤っていそうでも、別の面で見たら理があるみたいなことは多々あるんでしょうね。

ファンの目線でわかることだけで好き勝手言い過ぎると、後々実は…ってなったときに過去の自分の発言を見返して苦しくなるよという。セイバー面だけじゃなくて、例えば昨年終盤、傍目には不自然にファームに行ってその後週刊誌報道で実は…となった話とかも。私が何もかも知って分かってるわけじゃないので、そこは留意してやっていきたい。

 

もちろん監督はじめとする首脳陣、ひいては選手について、結果出さなきゃ叩かれるんじゃ!という理屈にも勝負の世界の上で道理はあるんでしょうが、自分の応援スタイルには合わないですね。

あくまで自分に限った話ではあるのですけど、一度厳しいことを言ってしまうと、その後喜ぶべきタイミングでそれが引っかかってしまう。あるときに「なんで抑えられないんだ!」と吐いちゃうと、その後ピンチというピンチを火消ししていったときに、「それでええねん!」とは言いにくいという。

どちらかというと打たれようが凡打に苦しもうが「大丈夫、いつか勝ちにつながる日が来る」と言い続けて、その日がやってきたときに「見たかこらあああ!!」とはしゃぎ倒す。これだね。まあ、このスタンスのために過去十亀金子を侮った弟と一方的に喧嘩したこともあるのだけど。

 

 

昨年までの指揮官の辻さんのように敗戦後に采配の意図だったりをファンに噛み砕いて説明するようなシーンは少ないですが、それももちろん勝負師としてのひとつのスタンス。明言しなくとも、こっちで勝手に意図を見つけて納得しておくから松井監督には引き続き辣腕を振るって欲しい。

 

 

いやー…珍しく監督擁護記事みたいなこと書いちゃったけど、昨日の敗戦後にあっちゃこっちゃから言われまくってるのを見てちょっとイラッときたので。

やっぱり現役時代を知るスター監督ってのは贔屓目でちゃうし、そこを抜きにしてドライに考えられないのは自分の性格上仕方ないですね。

ベイスターズの三浦監督もまた現役時代はハマのスター選手でした。今年は2位でタイガースをぴっちりついていってるけど、結果の出ない時期に横浜ファンから結構言われているのを見るのは、他チーム事ながらちょっとつらいものがありましたね。

 

ここから先は自分が現役時代を知る監督…っていう年代に入っていく。(伊東監督は現役終盤を知っているけど)

よって、こういう大甘裁定が死ぬまで続くのかもしれんね。

 

116.0