人生、東奔西走

自分の人生の備忘録のつもりで作りました。

おそらくぎっくり腰になった話

2022年の最終盤、クリスマスのその日に人生で初めてぎっくり腰というものをやりました。多分あれはぎっくり腰だったと思います。

 

PCデスクに使っているゲーミングチェアがあるんですが、それを移動させようとしたときにキャスターがコード類をひっかけてしまったので、持ち上げてコードを越そうとしたときのことでした。

腰に電流走る、というような感覚でした。チェアを持ち上げようと前傾姿勢をとっていたのですが、そのままチェアを放り投げて真下に崩れ落ちそうになるような…。

前傾姿勢で真下に落ちそうになったインパクトの瞬間、あとになって振り返ってみると重力系異能力を行使されたときってこういう感じなのかもしれないですね。

擬音にするとミキッ…とでもいうような感じでしょうか。とにもかくにも立っていられなくなり脇にあったソファに倒れ込みました。が、もんどりうって苦しむみたいなことをしようとするとその動き自体が痛みに繋がる。じっ…と落ち着くまで耐える時間帯でした。

 

思えばこの日は朝から駅から免許センターまで歩いてみたり、その後ゲーマーズ本店のヤマノススメ展のために階段7階まで階段登ったり、甜花ちゃん誕生日だからって池袋線沿線の和菓子屋さんを巡っていちご大福をかき集めたり…。足腰への負荷をかけた一日でありました。

1日の歩数としては2022年年間中3位の歩数を叩き出していたのでした。僅差の1位2位が立山大峰山登山時の歩数であることを考えると、普段ぐらしでは2022年で最も歩いた日だったのもあるのでしょう。距離にして18キロ弱歩いていました。

 

痛みに耐えながらソファに座って、さて…と息をついているとこみ上げてくるのは、惨めったらしさというものです。齢30を超えた直後というのもあったんでしょうね。

もう無理のできる年齢層ではないのかもしれないという。少なくとも昔みたく動きたいのであれば努力しないといけないんだなあという。

 

ぎっくり腰というものをやったことがなかったので、すぐさまTwitterで「有識者おらんか…」と呼びかけたところ、相互フォローのプロデューサーさんが教えてくれました。曰く、「寝て起きてからが本番」とのことでした。

今がピークじゃないのか…と驚いて、戦々恐々としながら寝て翌朝を迎えます。

寝て…と簡単に書いてますけど、仰向けになると痛くて、痛くない姿勢を探すところからでしたね。

試行錯誤の末、いわゆる回復体位が痛みがほとんどないことに気が付き、右半身を下にした回復体位で眠りにつきました。そして翌朝…。

 

酷くなっとる…。寝て起きてどうか、というのはこういうことかとガーンとくらいながらも動けないということはなかったので仕事にはいかねばならぬ。

何に苦労するって、着替えですよ。スラックスを履こうにも前かがみになれないからだいぶ苦労しました。靴下はくにも椅子に座って足を組んで片足ずつおっかなびっくりと。

そしてシンプルに通勤が辛い。駅までそれなりに距離があるんですが、歩くより自転車のほうが楽そうだなと思って自転車で向かいます。その判断自体は間違ってなさそうなんですが、段差を車輪が越えるたびに腰に響く。

そしてなにより満員電車の座れなさ。このときばかりは優先座席が空いたらば座ろうと、そう思ってたんですがそもそも空かなかったですね。

ひどい顔をしていたと思いますよ。

職場についてさえしまえば動くことのほとんどないデスクワークなのでなんとかなる…そう思っていたんですが、姿勢よく座っていても常時スリップダメージの痛みがあります。動くとか動かないとかではなく、常時痛い。結局これが2日続きました。

 

日曜日夜にやらかして、一番ひどかったのが火曜朝起きたとき。

その後火曜夜くらいから徐々に楽になっていっていきました。年末年始にゆっくり安静にすごしたこともあり、今はもうほとんどなんともありません。

ただ、物持ったりするとき怖いですね。腰で持たずに膝で持つように心がけています。

 

シンプルに老いってのもあるでしょうけど、現在人生通算でもマックスに近い体重のレコードを記録しているのでそれもあったんでしょうね。何にせよ、あの惨めったらしい気持ちはもうしばらく味わいたくないので、足腰大切に過ごしていきたいと思います。

いや、ホントこれ平地で自宅でやったので良かったですよ。

…山登ってる最中とかにやって動けなくなったらほとんど遭難じゃないですか?気をつけよう。

 

121.0