今年は例年よりも一ヶ月も遅くなってしまったこの記事。
昨年の記事は2018年11月に書いているので、今年のこの記事の対象は2018年12月~2019年12月の期間中、13ヶ月分となります。
(参考:2018年分:2018年 心に刺さった歌詞一覧 - 人生、東奔西走)
まぁ、早速やっていこう。今年はiTunesへのインポートのみならず、Spotify等のストリーミング再生分だったりいくつかの変わり種も存在しているが。
有形無形に俺を支えてくれた音楽の数々を備忘録していこう。
(追加日 2018/12/16)
コトリンゴ『こんにちは またあした』
ふつうの言葉を頂くだけで
わたしは生きてゆけるのです
これについては年頭に個別の記事まで書いているので、そちらの方を参照されたい。
とあるプロデューサーから白菊ほたるへのイメージソング - 人生、東奔西走
九州旅行2日目の朝に買って以降九州の道々で走りながら聞いた曲。
(追加日 2018/12/20)
星野源『Pop Virus』
刻む一拍の 永遠を
このフレーズセンスが好きなんだよなあ。一瞬の永遠ではなくて、一拍の永遠。やっぱりミュージシャンなんですね。
時間にして秒以下のその瞬間に、人生を変えられるような何かが詰まっている可能性がある、そんな音楽とこれからも出会っていきたい。
(追加日 2019/1/17)
岡崎体育『Explain』
最後のサビ 俺はまだ歌っているんだ
お前ら 覚えとけ俺が岡崎体育だ
胸のBASIN TECHNOの文字は消えることはない
俺はまだ歌ってるんだよっていったもののやっぱ口パクだ
いつかはさいたまスーパーアリーナで口パクやってやるんだ 絶対
今どこを歌っているかを説明しながらやっていくという曲。
1月に追加した曲だけど、心に刺さるに至ったのは6月かな。京都の学習机から始まった体育くんの音楽活動はとうとうワンマンSSAに至ってこの歌詞の悲願を叶え、この曲を封印するに至ったのだった…。
こんな感じでバックグラウンドやストーリー性で刺さりにくる曲、このあともちょくちょく出てきます。
(追加日 2019/1/17)
岡崎体育『エクレア』
友達ん家のガンプラってなんかちょっとカッコ良く見える
それとおんなじさ 人のものはなんでも良く見える
魂を込めれば 魂を込めれば ちょっとくらいはカッコ良く見える
岡崎体育のこの歌詞に描くシチュエーションのセンスが好きなんだよな…。『鴨川等間隔』のMVでポケモンの金銀レベル上げシーン使っていたり、なんだろう…その少しノスタルジックな感じとでもいうんだろうかね。
この曲はサビも同じくらい好き
いい曲といい歌はいい人といい場所で
いい曲はいい人とともに
(追加日 2019/2/9)
桑田佳祐『100万年の幸せ』
せめて100万年ほどは幸せでいようよ
100万年という途方も無い時間を「せめて」「ほど」で囲む剛力、胆力。嫌いじゃない。嘘じゃない、俺は幸せでいたい。
(追加日 2019/2/13)
水樹奈々『サーチライト』
何もない 何もない 闇の中で知った
後悔は未来でしか消せないこと
水樹奈々さんの楽曲の中でこの曲はもしかしたらそこまでメジャーな方に入らない曲なのかもしれない。(実態をしらないからあくまで推察)
何故ってこの曲はアニメOP・EDとかのタイアップ曲ではなく、シングル曲でもない。でも、特定の条件下の人はかなりの頻度で聞いたことがあるはずだ。その条件とは新居浜市在住。ええ、新居浜市制80周年を記念して作られた映画『ふたつの昨日と僕の未来』の主題歌です。今年の雑記にも実は登場しているんだよ。
「ふたつの昨日と僕の未来」感想、そして完走した佐野岳さん - 人生、東奔西走
輝かしい未来を選ぶ選択肢を手に入れても、過酷な現在の世界を選んだ同作主人公。今の世界の後悔は「今の世界」の「未来」でしか消せないんだよ。いやあ…作品にこれほどマッチした主題歌って…いいもんなんすよ。
歌詞も全編を通して好きな一曲だ…いやー、ホント映画ともセットで是非見たり聴いたりしてほしい。
そして、私的な事柄ながら毎年やってる「今年一年を振り返る雑コラ」の今年の曲はこの曲に決めております。自分にとって2019年ともに駆け抜けた一曲になりました。
(公式アナウンス日 2019/2/23)
夢を見たこの世界で勝利の雄叫び上げろ
若獅子の力を見せてくれ
iTunesには追加されていないこの楽曲であるが、メロディーに言葉をのせればそれはすでに『歌詞』足り得るのだ。
これ流れうるシーンが個別応援歌を持たない若手野手というのがいいよね。いつもはメラドからの歓声を聞きながら第二で汗を流している面々。いざメラドの一軍戦に出場する時にこの曲が流れるわけですよ。すべての汗はこの日のために、「夢を見た」この場所でさあ輝け山田!呉!鈴木!戸川!高木!網島!川越!牧野!
(追加日 2019/3/3)
TrySail『Sunsetカンフー』
勝利詩!勝利詩!さあ必勝の華
今年TrySailの曲で一番聴いたのはこの曲であろう。
このサビの部分なんだけどね、最初聴いたとき「舎利子、舎利子、さあ、必勝の華」だと…般若心経か?と思ったんすよね…。
しかしいくらなんでも必勝の華につながらない。おかしいと思って歌詞を調べて「勝利詩」というワードに触れたわけです。いいねえ…勝利詩という語感と響き。サビの一連の歌詞、勢いあって好きなんだわ。
(ちなみに般若心経の「舎利子」は人名。お釈迦様が舎利子という弟子に「色即是空空即是色」と教え諭すシーン)
(追加日 2019/3/10)
memento森『AKATSUKI』
声を上げろ 世界を敵に回せ
くだらないこと ずっと愛し続けよう
3曲ほど連チャンで闘争心を煽ってくる曲が続いていますが、まぁ、この追加時期柄仕方のないことです。
いやー…ハッとしたんだけどね。今年ちょくちょく口にしていた「世界と勝負」の元ネタ多分この歌詞だと思う。
自分ではどうにもできない自分以外の存在、それを世界という言葉でひとくくりにして豪快に勝負を挑んでいけー少年。
(追加日 2019/4/2)
東山奈央『群青インフィニティ』
いつかまた膝を折って泣いて不安でふさいでも
叫ぶよ
何度も何度も何度も何度も何度も何度でも
歌詞が刺さったのか、歌い方が刺さったのか…というところで厳密にはこの記事ではなくて、毎年やってるもう一つの定例記事「再生回数ランキング」の方に挙げるべきなのかもしれないが…。
でも、やっぱり刺さったんだから仕方ないじゃんねえ。立ち止まらなければ挑戦し放題。
(追加日 2019/4/18)
TUBE『Miracle Game』
しんどいのは君だけじゃないんだよ さあ Restart again
バケツいっぱいの涙が 奇跡を呼べるitem
この曲、外崎修汰の出囃子なんすよね…。
4月頃調子が上がってこなかったからなあ…。前任者と比較されて云々言われていることもあった。実家のりんご園がこの歌詞を引用してツイートして励ましていたのを思い出す。
あのとき、外崎に文句言ってた奴らにこそこの歌詞をぶん投げたいね。お前らだけが勝ちたいと思ってると思うなよ!ともにやるんだよファンと選手はよ。ふざけやがって…
…これじゃ刺さった歌詞じゃなくて、刺したい歌詞になってる。
(Spotify 『気ままに』マイリスト追加日4月頃?)
amazarashi『スターライト』
もう駄目だって挫けそうな 時にだけ輝くものが
つまりいつだって胸の奥に眠ってる
屑みたいな ゴミみたいな 小さな星を見つけたんだ
掴めはしなくても その明かりで 僕らは 前に進むよ
今年はSpotifyも大活躍していた。昨年の比ではないくらいに使い倒していたのでとっくにプレミアム会員にあんっております。
なんかこう…諦めきれないその瞬間に自分の中の感情で一番シンプルにどうしたいかが出てくる瞬間ってあるよな。そういう感情を揺さぶられる歌詞で好きなんすよねえ。
(追加日 2019/4/21)
TRUE『Blast!』
行くよ 次の曲が待ってるよ
音楽は鳴り止まない 続いてくファンファーレ
劇場版『響け!ユーフォニアム』の主題歌ですね。
このフレーズTVシリーズで毎回最後に黄前ちゃんが言ってる「そして、次の曲が始まるのです」を意識している箇所ですきなんだよ。
この曲では他に
受け継がれていく想い 先を行く先輩の願い
で先輩と書いて人と読ませるのも好きだった。
次の曲、いつまでも待つぜ。
(追加日 2019/5/14)
白菊ほたる(CV:天野聡美)『谷の底で咲く花は』
嵐の夜に いっそ千切れてしまいたくて
ただじっと 終わりの時を待った
何も見えない まっくらな谷の底から
解き放たれる その日を夢見て 眠りにつく
この曲を初めて聴いたのが2月。CD発売が5月。
ストーリー性のある楽曲で、最初ワンコーラス分聞いたとき、最後まで早く聴かせてくれと切望したのを覚えている。
いいっすか、1番でこう思っていた子がラスサビでどう思うのか、ちょっとこれはもうぜひ聴いていただきたい。CMシリーズ、今なら3枚組でかなりお安いから是非に。
(追加日 2019/7/5)
ゆず『REASON』
向かい風と知っていながら それでも進む理由がある
だから友よ 老いてく為だけに生きるのは まだ早いだろう
汗にまみれて 泥にまみれて 手にしたものは みっともないかな?
誰かが決める勲章はほしくない
向かい風と思ったとき、大抵の場合向かい風は吹いてなかったりするんだけど、この歌詞は好き。
「進む理由」があるんですな。ならしゃーない、ボロボロになっても進むしかない。いいんだなあ。
(追加日 2019/7/18)
PENGUIN RESEARCH『それでも闘う者たちへ』
それでも それでも それでも それでも
生きてやる
悲しむため 苦しむため 君と逢うため
それでも闘う者たちへ
救いのない物語を 書き果てるまで 死ぬなよ
何故生きる!?こう問われて答えに窮するのって普通だと思うんすよ。人生というサーガに対して明確な目的意識をもって毎日生活している人がどのくらいいるんだろう。
俺もその一人で、「とにかく長生きしたい」ってのは目的と手段がごっちゃになっていること甚だしい。
それでも、それでも生きてりゃ多分いいことあるんだろうと信じてやっている。だから長生きしますよ。
(追加日 2019/7/24)
Roselia『FIRE BIRD』
カゴの中からの銀河は高く その星の輝きに憧れては
ただ眩しくて、ただ悔しくて
だけど今は、きっと此処から…
「羽撃こう…頂点の夢へと」
2年連続Roselia武蔵の国に火を灯す。
7月に追加して8月9月とチームがホークスを捉え始めた頃よく聴いてましたね…。
友希那さんも鳥を燃やせと仰っている。まさかここまでやれるとは思ってなかった。じゃあやったろうぜ!やったろうぜ!という心境でした。
(※この前そういう題名のドラマを見たから思ったけど、多分これ鳥を燃やせではなく、和訳すると『火の鳥』が正しいよね。友希那さんも「羽撃こう」って完全に翼生やした目線でいってるし。まぁ、翼の生やしたライオンって怪獣グリホンて説もあるけど)
(2019年7月28日放送)
国際オリンピック選手派遣応援歌『走れ大地を』
君等の腕は 君等の脚は
我等が日本の 青年日本の 腕だ!脚だ!
「今年刺さった歌詞」記事3年目にして負の刺さり方をした曲が初登場。スポーツ選手を応援する時、気持ちを込めて応援する余り、なにもしていない我々が自分自身を選手と同一視するようになってはいけないのではないか…、しかし…。
でも結局「がんばれ!がんばれ!がんばれ!がんばれ!」と言ってしまうんだよな…。シーズン後半。チクチクと刺さり続けた歌詞でもある。それでも…それでも…と応援を続けたが。
(追加日 2019/8/28)
佐咲紗花『ヒトツボシ』
追いかけ続けた あの背中も
いつかは越えるさ 僕の道で
だけどひとりでは足りないから
共に行こう 宇宙(そら)へ
この歌詞のあの背中をタロウと解釈しまして、この部分とても好きな歌詞なんですよね。
タイタス、フーマ、そして地球で出会ったヒロユキとともに。銀河を超えて出会った若者たちが偉大な父を越えるストーリー。
やっぱり物語と合致してる主題歌好きなんだって!いやー、たまらんねえ。
(追加日 2019/10/8)
B'z『兵、走る』
勝敗をまたひとつ 噛み砕いてツワモノは走る
ゴールはここじゃない 安住の地などない 泣けど続く人生
アナタは先の方 ずっと先の方 手を触れたいなら今はtry
いやあ…良かったですよねラグビーワールドカップ。
好きなのは2番のこのあたりの歌詞。
勝ちばかりじゃないんすよね、人生。よしんば敗けてもそれを噛み砕いて進んでいかなければいかない。とにかく挑戦、挑戦、チャレンジの毎日。
いい曲、いい歌詞には、いいエピソードが絡む。史上最強の敗者が4年を経て悲願を果たしたあのシーンで流れる「ゴールはここじゃない」いやー、たまんねえっすな。
(追加日 2019/11/15)
関裕美(CV:会沢紗弥)白菊ほたる(CV:天野聡美)森久保乃々(CV:高橋花林)『ステップ&スキップ』
明日へステップ さあ まずは歩こう 立ち止まったり 泣いたりして
君へスキップ 傍に寄り添うための 私にしか歌えない歌を探すんだ
実装からそんなに時間を経ずにCD発売してくれてよかった。
ゲームではラスサビにあたる箇所が使われているので、最初に一番の歌詞を聞いたときは「あっ、まずは歩くんですね」と納得してしまった。なんだその納得は。
この曲も全編通して好きな曲なので、どこが一番刺さった歌詞?って言われると難しいんだけど、やっぱりここかな。
なにかをしよう、目指そうと思った起点。まぁ、スタートラインという言い方をしてもいいかもね。その時の決意をにじませているような歌詞で好きなんですよね。
(追加日 2019/11/19)
Official髭男dism『宿命』
夢じゃない 夢じゃない あの日の悔しさと
忘れない 忘れない 掌の爪痕
無駄じゃない 無駄じゃない それも全て讃えたい
もうあと少し
成就しなかったチャレンジ、届かなかったゴール。
しかしその時の悔しさは現実であり、まだまだ続けるなら無駄じゃないんだと。あとになって気が付かされた一曲。今でもお気に入りで事あるごとに聴いてます。
そう、この曲のメロディーラインを初めて聴いたのは神戸マラソンスタート号砲の直後だった。まだ無駄じゃない。
(追加日 2019/12/3)
765PRO ALLSTARS『LEADER!!』
I'm LEADER!! 叶えなきゃ キミと叶えなきゃ
明日だって 未来だって 輝かせるSTARS!!
iを歌うから どんな自分にも
ありのままずっと 私たち LEADER!!
leadとは導くという意味。先頭を走ってきた765PRO ALLSTARSの面々が歌う『LEADER!!』にはまず曲名にぶん殴られた。
歌詞を見るまで「iを歌うから」の部分について「愛を歌うから」だと思っていたけど、そうiでいい、iがいい。だってim@sだもの。
(追加日 2019/12/22)
安野希世乃『生きる』
この世界は残酷だけど
生きる 生きるんだ 夢中で
2019年、この生きる系、人生系の曲好きだね?いや2019年に限った噺ではないんだけど。
残酷だし、未完成だし、誰のためかなんのためかわかんらないけどもまぁ、生きていく。全編を通すとそういう歌詞になる。
刺さるというかは同感、共感の気持ちですよね。まぁ、とにかくも生きてみてそっから考えていこう。そういう感じで2020年もやっていく。あれ?きれいにまとまったな?これ。
そんなわけで今年の「刺さった歌詞」の面々です。
いやー、今年もたくさんの音楽、曲に救われながら生きてきた。来年もいい曲、歌にたくさん出会えるといいな、と思いながら年は暮れていく。