人生、東奔西走

自分の人生の備忘録のつもりで作りました。

4回目の標高3300mオーバーの世界へ

この記事を書いているのは8月12日の午前中。

概ね富士登山の準備が整って、出発までも24時間を切っている状態。

 

このあたりになってくると天気予報の精度もだいぶ高まっていますし、その予報が週初の絶望的な状況からは随分好転しているということも見えています。

いやあ…7号発生してすぐの予報円を見たときは絶望しましたからね。14日伊豆半島直撃…って。

その後進路は西にずれ、また上陸も東海~四国に15~16日と予報が変わったことで、随分といい具合に変わりました。

 

この記事を下書きに保存して、宿である山小屋で一息ついたらアップロードしようと思っています。

 

 

この記事がアップロードされているということは…。

私にとって都合4度目の富士登山ということです。

 

一回目は2014年9月9日。

当時私は大学4回生でした。最後の夏休みの思い出に、せっかく山梨の大学にいたのだからと友人を誘って突撃しました。

朝イチの電車で富士吉田に向かい、バスを取り次いで吉田口5合目へ。

9時半過ぎの登山開始でした。

このときは日帰り登山の予定だったので、そのまま山頂へ向かい16時半に山頂着。時間も時間なので、お鉢めぐりは回避。まっすぐ降りてきましたが、終バスを逃しているので5合目帰着は19時を過ぎていたはずです。

まぁ今振り返ると、装備はきちんと整えていましたが時間の面で少し無理があったかもしれません。

5合目までタクシーに来てもらって、そのまま大学近くのファミマまで運んでもらって解散となりました。

この一回目の富士登山にて、山頂からの景色をみて「次はご来光が見たいっすねえ」という話になり、来年もきっと…のモチベーションとなったわけです。

 

2回目は翌年2015年の8月16日。

社会人1年目の夏休みを使って四国から本州に渡り、東に東に車を走らせながらの移動の中での二回目のチャレンジでした。

このときは昨年とはまた別の友人との山行となりました。このとき初めて山小屋泊での登山となっています。ルートは同じく吉田口。

そしてこのときは翌日17日の天気が悪くなる見込みもありました。

ただまあ、16日は天気もいい感じということもあり、11時すぎに5合目登山口を出発。

16時前後だったかと思いますが、山小屋に到着。その後夕食、就寝を経て夜中に起床して山頂を目指すルートに乗ったのですが…。

この時点で雨が降っていたので、雨具を着込んでの渋滞登山でした。

山頂についた頃には結構な荒天となり、このときも剣ヶ峰へのお鉢めぐりは回避。

周囲の一般登山客も、ツアーの山岳ガイドの人が連れて降りるような形となり、雨雲突っ切って5合目まで降りていく形となりました。

 

3回目が2016年の7月11日。

社会人2年目の夏休み。この年は飛行機で東京入りして数日遊んだ後に富士登山…の予定だったのですが、成田空港到着とともに発熱。

今の基準なら熱が下がろうとも数日は安静にしておくべきだったでしょうが…。1日で熱が下がり、到着から数えて3日安静にしていて、いけそうだな…と思ったので出発。

自分一人ということもあって、もう少し慎重に行くべきだったかもしれないというのは今日の談。

 

このときは12時すぎに吉田登山口から登り始めるという手はずだったはず。

このときは初日にだいぶガスがあったものの、それも徐々に晴れていき天候はいい方向に向かっていました。

17時前後に8.5合目の山小屋に到着。吉田や河口湖の夜景も楽しみながら時間を過ごし、夕食後就寝。

そして、未明に山頂目指して登り始めました。

待つことしばらく、とうとうご来光を見ることができました。

2014年の初登山時の約束はこのときとうとう果たすことができました。

このとき、剣ヶ峰へのお鉢めぐりも初めて完遂。満足の後に下山して愛媛に帰っていきました。

 

3年連続という執着じみた富士山への執念は、ご来光の約束を果たしたことで一旦落ち着きます。

 

その後2021年の立山登頂を以て日本七霊山の旅が終わりを迎えて、再びふつふつと富士登山へのモチベーションが上がっていったわけです。

2022年も富士登山予定はあったんですが、台風が真の意味でど直撃したために回避。昨年は県警が来るな!とアナウンスし富士急バスも下りの便しか出さないという徹底っぷりでした。

 

こうして振り返ると初めて富士山に登った2014年からもう9年もの月日が経っているわけですか。

2014年の富士山が人生で初めての登山でもあったので感慨深さもあります。ずいぶん長いこと続いた趣味だなあと。

 

今この記事をアップロードしているということは、山小屋には無事ついたのでしょう。

翌日どう動くべきか、そのことへの判断力を鈍らせないよう気合い入れて寝ましょう。

おそらく今日、日本で一番高いところでASMRを聞いているのは俺だ…!

 

 

P.S.

この記事をあげているので、山小屋には無事着きましたが、ある程度の高度以上から息苦しさが止まらず7年前と比べた時に心肺機能の退化を感じています。追伸はこのくらいで。ゆっくりしますよって

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