人生、東奔西走

自分の人生の備忘録のつもりで作りました。

嫌な夢を見たので宵越す前に吐き出しておく

昨日は夕方変な時間に寝落ちしてしまったというのもあり、ベッドに入るのが随分遅くなってしまった。

そのせいか、めちゃくちゃ変な…はっきり言うと嫌な夢を見てしまった。

 

どういう夢だったかと言うと、自分は実家にいて両親と弟二人と5人でテーブルを囲んでいた。なんの集まりだと思う間もなく、次男が「いろいろあったけど、大学に行こうと思う」という話になり、そしてなんやかんやあって母親が「で、いくら必要なん?」と答えるというもの。そこで自分と三男が「話が違う!」と異議を唱えるというもの。それに対して母が「じゃああんたらもやり直したらええやん」ということを言って、「なんでいまさらそんなこと言うのか…」と力が抜けた…というところで目が覚めた。

 

普段は目覚ましの少し前には目が覚めるんだけど、この日は目覚ましでハッと目が覚めるような感じで、それでいて不思議と寝起きのぼーっとした頭ではなく、さっきまで俺は実家のリビングでやいのやいの言っていた…そんな生の感覚が残っているようで、嫌な気持ちになる夢だった。たまにありませんか?目覚めても「なんだ今の現実感を伴った夢は…」ってこと。

 

そして、この夢が気持ち悪かった理由っていうのが、この手の進む道のことでついぞ腹落ちしてないことがあって、それを呼び起こされたからっていうのがあるんだろう。

いつだったかオモコロチャンネルで永田さんが「キレを宵越すやつはクソ」って言ってたのを思い出して、再び眠りにつく前にこれを消化しておこうとおもってこうして書いている。

 

言わなくていいこと…を通り越して言っちゃだめなことなのかもしれないけどまあ、安眠のためと思って、一夜の安眠のためにそんなこというやつなのかと思って見限ってください。

 

 

前置きが長くなった。いや複雑な話じゃないんですよ。

自分が高校入学後、両親との話でこういうものがあった。「高校卒業後の進路は現役での国公立大学のみ。」というもの。

自分自身田舎の公立高校にありがちな国公立信仰の中で過ごしたのもあって、別にそれ自体に違和感はなかったし、それに異議はなかった。

しかしまあ、それ故に自分にとってのチャンスはセンター試験が終わったあとは前中後期の3回のみ。そういうものだと思っていたし、そこでなんとか結果を残せてよかった。

 

風向きが変わったのは翌年。弟が高3のとき。上記両親との取り決めはもちろん弟にも適用されていて、弟の場合は高校卒業後就職する予定とずっと思っていた。というか両親も季節が結構下ってくるまでどう思っていたらしい。

それがある日「専門学校に行きたい」ということになった。別にそれはいい。俺が腹落ちしなかったのは、それを両親が割とスッと了承したこと。

そして、その数年後。今度は末の弟が浪人したいということになり、一年の浪人後私立大学に入学した。

 

俺が高3のときに進路について上記取り決めがあったのは、まあ金銭的事情だろうって察していた。それについて別に当時そういうものだと思っていたのは上記の通り。

それに俺はこれまでの選択について、前職の事も含めて、「当時の自分がちゃんと考えてだした道なら、それは間違ってはいない」という考えを持っている。だから、今現在未来人の特権をもって「あの時こうしていたほうが…」っていうのは意味のないことだし、過去の自分を馬鹿にしている。そんなことをするのは自分の納得を得られない。

 

しかし、それ以上に自分の納得を得ていないのは…、弟らが取り決め外の道を取ったことについて…ではなく、両親が高校当時の自分にその選択肢があることを決して明かさなかったことだろうと思う。当時の自分がちゃんと考えて選んだ道なら…というが、その選択肢が端から見えない状態で、いや、その選択肢は無いよと取り決めた上で、実はありましたなんてことを後出しで見せられたことについては腹落ちしていない。

 

その選択肢を見せられた上でも「いやもう一年勉強するのめんどいし…」とか「とっとと四国から出たいし…」と別に今と同じ道をきている気もするのだ。そのときに「いや、俺が我儘言っちゃいかんでしょ、長兄だし」みたいなことも考えて少し悦にいることもできたかもしれない。俺が聞き分けがよかったから面倒くさくなくてよかったですね…?とただ拗ねてるだけなのかもな。

 

一番ショックなのはそんなことを、選択肢を隠されていたことに対する鬱憤を未だに夢に見るほど気にしているかもしれない自分自身に対してかもしれない。

いやー、ほんとフロイト先生も爆笑だっぜ。

 

寝ます。