ファイト、戦う君の歌を戦わない奴らが笑うだろう。
そして俺は戦わない奴ら。
この記事は600記事目になります。
いやー、今年だけで400近い記事を上げているところがあるし、積み重ねてきた数字というよりは、今年の確変でタイトル奪取って感じか。
まぁ、記念すべきそういう記事でやることといえば、まぁあんまり明るい話ではない。でもまぁ、備忘録備忘録。人気ブロガーでもないんだし。
端的にいうと、最近自分が嫌なやつだなぁと思うことが増えた。愉快なバカでいるということができなくなったとき、俺の存在意義は…
さて、ここでいう存在意義って誰にとっての存在意義だろう。俺の周囲の人間にとって、だろうか。そうなのだとしたら、俺の生き方としては間違いじゃないか。
そういう意味で、私の敵は私です。
もうひとつ私の敵は私だと思う時。それは過去の自分の発言が自分を縛る時。
FAについて散々に呪ってきた過去の自分の発言ゆえに、今その恩恵にあずかれそうなタイミングでそれを大っぴらに喜べない。それは公言できないという意味以上に、自分自身の中で納得を得られないということ。かつての自分が噛んだ唇から血を流しながら「お前FAの敵じゃなかったんかい」と訴えてくる。自分の中で論理矛盾を起こす。アホくさかろう。こんなことで1週間以上も悶々としていたわけ。福田はかなり好きな選手であるし、きてくれるならめっちゃはしゃいで迎えたい、がそれを許さない過去の自分がいる。俺を知る多くの人が納得しないだろう、それ以上に過去の俺納得を得られないのだ。
ま、これはあくまで一例で、こういうことがたくさんある。
過去の自分の選択について、未来人の特権でもってそれを否定することはしない、これは俺の生き方。あの時ああしておけば…そんなことは考えても仕方ないから考えない。
でも逆はあり得たわけだ。過去の自分が、現在の自分の選択を縛りにくる。あり得る話だ。
それを公言していた場合、縛りに来るのは自分だけではない。過去の発言との整合性が取れない。そういうことを気にし始めた時、うっかり色々変なことを言えなくなってしまったところがある。
過去の自分が言ってしまったが故に苦労するって話。ただこれは神戸マラソンチャレンジと台湾チャレンジには当てはまらない。
①しょうもない自分が自分の信じる何かに賭ける
②自分の信じる何かに人生全て賭けたときのリスクヘッジとして自分の人生に価値を見出す
こう書いてると①と②は二律背反じみた命題である気もするが…この2つに挑むのが今週末の神戸マラソンなわけ。それに思いついて公言までしたことを後悔はしていない。
ただまぁ、目標のスコアまで落としきれず、トレーニングも予定通りに行っていないこと、この辺りはやっぱり自分の敵は自分だ。
今週末、もしも負けたとき。
①と②が同時に達成できず…。「証明してやる」と言っていたことも嘘になり、あ、これやばいな…。破滅だわ。
それにまぁ…何かの目標を持ってことに挑むとき、達成できたことがほぼほぼない。神戸マラソン完走できなかったとき。「やっぱりお前の人生そんなもんやで」ってことになるかもしれない。
高校の部活の最後。ついぞ最後まで大会で県内の予算さえ突破できなかったことを思い出す。
自分は予選で敗退して、後輩たちが決勝に進出しているのを観客席側から見ていたことを思い出す。
でも、そのためにどれだけのことをやったとか、そういうことは思い出せない。本当に強い奴はそのあたりちゃんとやってたんだろう。半端だ…半端すぎる。それを自覚する。
去年の11月にブチギレからスタートして今年の2月に方向性が定まったこのチャレンジ…チャレンジというか勝負か、それがあの高校の部活と同じような帰結を迎えるのか、やってみなくちゃわからないが…。
高校の部活のそういう最終シーンで覚えていることがもう1つ。
ナンバーが呼ばれて行って、自分の予選敗退が決定して後輩たちの決勝が決まったとき、ヘラヘラと健闘を祈ってたりしていた俺だけど、家に帰ってヘラヘラと家族に報告した後、風呂場で不意に深刻に悔しくなってきたということ。
生まれついての勝ちたがりで苦労ばかりしている。あの時、泣きが入ったのかどうか覚えていない。あれは10年も前の話ではないわけだが…。
俺は待ち望んだことを10年待てる、ということは2008年〜2018年の間ライオンズの優勝を待ったことで実証された。でもまぁ、その10年ですっかり変質してしまったことも申し添える。
「10年待てる説」はあんまり健全じゃない。…本当に。
何かに努力して、勝ち取る。まだあの日から10年は経っていない。やるしかない…やるしかないのに…。
今きれいに前向きな感じで記事が終わろうとしていた雰囲気があったのに、そう景気よく締められないのが、今の俺か。
なんかまぁ…ほんと色々なところで嫌なやつになった。
やっぱり、私の敵は私です。
102.4
たまには場末のブログに吐き出させてもらって、発散するのだって…まぁ、ありっちゃありだ。