数日前デレステの更新があって、その中で3ユニット参加させてのライブGRAND LIVEが実装されました。
実際問題プレイ難度は高いステージだったので、GRAND LIVE用にMVが新録されたお願いシンデレラをプレイしていて後ろをじっくり眺めるということができなかった。
ただ、俺がノーツを必死でおっかけているうしろで、なにかとんでもないことが起きているんじゃないかっていう予感があって…。
MV見たんですよ。オリジナルクールユニット「サミダレがーるず」、同キュートユニット「Cora☆Flo」、同パッションユニット「Gemstars」の3組でもって。
いやー…。見た瞬間に「これだ!」と思ったっすね。脳裏を駆けるいくつかの思い出…。振り返りましょう、2つの長距離移動と2つのライブ。
まずオリジナルユニットの話に関する長距離移動について。
サミダレがーるずはモバマスをプレイしていた頃に「この子達が出てきたら課金へのゴーサイン」というメンバー5人。自分の生活が破綻しないための線引きだったはずなのに、いつしか「クールで好きな5人を集めてユニット作りました」ってなっていた。それが「サミダレがーるず」
その結成から数年。転機が訪れたのは2017年9月のこと。あれは金沢に向かうフェリーのなかのこと。
2等寝室で眠れなくて、ラウンジで延々デレステをやりながら大阪南港到着を待つ深夜。とある友人とツイッターの雑談でしてるなかで「ユニット名はまあ自然物とかモチーフにしてもいいんじゃない?」というニュアンスの会話になり。そこで結成されたのが、キュート好きな子5人で結成された「Cora☆Flo」、パッション好きな子5人で結成された「Gemstars」
先行してできていたサミダレがーるずと併せて15人。気がつけば、脳内事務所の所属アイドルになってました。プロデューサーなら誰しももっているんじゃない?あなたの事務所という妄想。2年ほど前、瀬戸内海を渡りながら、現在に到るまでの俺の脳内事務所の基礎ができた。
次に担当を増やした長距離移動について。
これは2017年の8月。ああ、そう考えると2017年の夏はデレPボンが大きくターニングポイントを迎えた季節だったんだなあ。
詳しくは下の記事にあるんだけど、一部引用。最近このパターン多いね。過去記事引用。(源田壮亮と川島瑞樹と大石達也と北条加蓮について - 人生、東奔西走)
ライブレポは後日やろうと思ってるんで、それはともかくとして、今回の話に関係があるのは、ライブラスト。
出演されてた皆さんが横一線に並んだのを400レベルのスタンドの結構いい席から見てると、その人数の多さに気がついてしまった。
初日と2日目で、出演者を総とっかえしているのにすげえ…、と思って振り返れば、SSAに来てないだけでツアーの地方公演に参加している人らも含めたら、本当にいまや出演している人、曲をもっているアイドルの数ってすげえなぁと。
その後、少し冷静になったタイミングでこの光景について思い至ったのは「これCGアイドル全員に、演じてくれる相棒を見つけて、シンデレラマスターを発売って現実的に不可能なんじゃ…」と。不可能とは言わないまでも、それには結構な時間が必要だろうと、東京オリンピックまでなんて話じゃ甘いよ、と。
担当プロデュースの到着点をシンデレラマスターと位置づけてる自分のスタンスのせいもあるけど、それに気がついた時、「これは長丁場になるぞ」と。
シンデレラガールズの強みでもあり、種々様々な難しさでもあるアイドルが本当に大勢いるという事柄について。
なにかひとつのことに執着しないために…というきっかけもあり始まった担当アイドル3人体制。
その出発点にはあの日ライブの終わる瞬間に見たほんと大所帯なんだな…という実感絵を得るに至ったステージの様子があった。
その気持をぽつりぽつりと話しながら整理して、川島さんと加蓮を担当に迎え入れることができた東名高速西走事件。これがもう一つの長距離移動、そして一つのライブ。
その前年。シンデレラ4thライブのスターライトキャッスル神戸公演。
あー、これ多分ツイッターでは言った記憶あるけど、ブログには書いてないやつだ。だって当時ブログなかったもんね。
あの神戸公演でめちゃくちゃ感動したものの一つにステージ上にアイドル3Dモデルの登場ってものがあった。つまるところ、「今日不在のアイドルでもモデルを投影させたら一緒にステージにいられるんだよ!」ということ。それだけではなく当時持田先生らボイス未実装アイドルも登場していたことを記憶している。
たとえ実装が追いついていなくても、ステージに上げることはできる!これまで人類史が築き上げてきた最新技術と技術者の飽くなき挑戦によって!
この種類の感動はミリシタ登場時のブログ記事に書いていたので参考までに。
ところがどっこい、デレステのサービス開始以降、徐々に実装されていくアイドルたちを見ていると、自分の想像を平気で超えていっていたんですね。
そうか、彼女らはこんなにハツラツと歌って、みずみずしく笑って、元気に踊っているのかと。
それ以降、自分のスマホを動かせば、いつでも彼女らをステージに立たせられるわけです。
気軽に出会える3Dモデルの登場は、自分のプロデューサー史にとっては結構革命的な出来事でした。
(中略)
さて、そこから2年。ミリシタのサービス開始によって、自分の幻聴はとうとう現実のものになりました。センター春日未来を自分の脳裏にではなく、ディスプレイ上に表現できるようになりました。
今回も、デレステのときと同様、自分の想像を平気で超えてくれました。
そうか、未来。君はこんな風に笑うのか。そんな風に跳ねて、ステージ狭しと駆け巡ってくれるのか…。
またしても自分の想像力の完敗でしたね。
技術の進歩が、新たな局面の実装が!会いたい奴らに会わせてくれる!そういう気が付きを得たのがこの4thスターライトキャッスル神戸公演でした。これが2つ目のライブの話。
前置きが長くなりましたけど。
「お願い!シンデレラ」GRAND LIVEのMVを見て、上記のようないろいろなことが思い浮かんだんですよ。
冒頭15人がズラッと並ぶシーンはあの日SSAで見たときと同じような「大所帯」感だった。
あの日、「これは長丁場になるぞ…」と覚悟した、あの日、お前が一種の焦りを感じた光景が2年後、お前が夢見た景色になって帰ってきたぞ。
3年前、神戸公演のときから日々進歩するモデリング技術の向上によって、衣装のはためきもすごくやわらかくなった。表情も輪郭もまるでそこにいるように…。
観客に応えたり、カメラに手を降ったり、花道を駆けたり、ハイタッチしたり…。
なんというか、すごく「そこでライブをしている」という感覚に浸れるようなMVで…。
自分の事務所に所属している15人のアイドルを一度にステージに上げること。
それは一つの夢だったんですな。
まだ曲をもっていない子もいて、現実の舞台ではまだ先の話になりそうなこの夢。(15人が偶然ひとつの公演にハマってくれる可能性を考えると結構運も絡んでくる話か?これは)
その夢をデレステのGRAND LIVEが一足先に叶えてくれた。
ちょっと1人で先走って感動し過ぎかな?いや、でもMVを見たらそんな気持ちに浸ってなんかすごい「僕ぁ幸せだなあ…」って感じだ。なんだその加山雄三ボンは。
前置きばかり長くて、結論は「僕はうちの15人をステージがいっしょに歌ってて幸せです!」という簡潔なものになった。
そうなんだよ、今、幸せなんすよ…。サンキューデレステ。
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