人生、東奔西走

自分の人生の備忘録のつもりで作りました。

第8回シンデレラガール総選挙 感想

2019年5月20日

アイドルマスターシンデレラガールズにおいて第8回シンデレラガール総選挙の結果発表がおこなわれました。

 

 

 

まずは、なにをさておき。未央!シンデレラガールおめでとう!過去数回におけるてっぺん目指しての挑戦を経て、とうとうたどり着いたんだな!おめでとう!そのガラスの靴は君のものだ!

結果発表のとき未央が言ってました。「ついにたどり着いたね」と。

2位と1位は順位においてたったひとつの差。だけどそのたったひとつの階段のステップ差には大きな断絶があって…。そこをとうとう飛び越えてきたのだ天下無双の煌めく三ツ星アイドル、本田未央は。

本当に、おめでとう!

 

 

 

そして、私の担当アイドルで、総選挙において自分のリソースをすべてつぎ込んだのが岡崎泰葉。今回は圏外という結果となりました。

そうだなあ…結果を見た瞬間はやっぱり「悔しい」という思いが湧いてくるものなんですよね。今年は蒸機公演の主演という結果を引っさげての総選挙戦。「今年は行くんだ!」という気持ちを常にもちながら票を集めてました。

「無力な自分を自覚してやることしっかりやろうかな」おおよそこんな感じの総選挙指針でやってまして、自分の各得票数は昨年比1.5倍以上。(もちろん去年に比べて投票券をばらまく枚数が増えていることは考慮に入れるべきだけど)一人分の活動としてはまぁ、事前想定分くらいはやれたんすよ。

ただ…結果は今回こういう感じになりまして…。多少なりとも落ち込んでましたが。

 

 

ちょっと話を変えて第8回の総選挙のムーブメントの話をしようか。

今回初登場3位という快挙をやってのけた「夢見りあむ」

彼女の登場で明らかになった膨大な数の浮動票。浮動票という表現にりあむPには気を悪くしないでほしい。

浮動票の話が気になったのは、モバマス側の中間発表についてた総選挙レポートがきっかけ。そのなかに「1人のアイドルにしか投票してないP」って項目があってそれが5万人くらいなんですよ。モバマスのアクティブユーザー数を考えたらこれって結構な数だと思ってて…。

今回総選挙期間中にモバマスイベントを走っていて、俺は中の下くらいの立ち位置かなとおもっていたんだが、それが大体2万位前後というラインでした。

この時点でまず思ったのが「もしかしてモバマスで投票してるのは、担当一点特化Pばかりなのか?」ということ。

これと真逆になる「一緒に投票されたアイドルランキング」では松本沙理奈・上条春菜の組み合わせで45人と少しというラインだったということもあり、中間時点では「俺がなんとか動かせないかと思っている浮動票はそんなにないんじゃないか」と最初思ったんですよ。

 

ただこの説では、夢見りあむ爆上げ大躍進の説明ができない。モバマスサイドでは浮動票がそんなに無いけど、デレステ側の浮動票が動きまくってんのだろうか。それが3位まで押し上げたなら、デレステ側とモバマス側の票比率ってこれだけモバマスでバラまこうが結構デレステ側に偏っているのかも知れない…。

まぁ、そのあたりの細かい統計考証はこの際どうでもいいのだ。

夢見りあむ3位躍進に見る総選挙の勝ち方。

それは「エモではなくウェーブを起こせ」

 

今回こそ泰葉が圏内に行けると思った理由、それは蒸機公演の物語性を見込んでのことだった。人ならざるオートマトンが人の夢を背負って孤独な旅路に出かけるストーリー。人の心の暖かさを思い出させてくださいという表現でデレステしたくらいに楽しさだとか優しさを見失ってた泰葉が、それらを取り戻してこの役に挑むという配役の妙。

公演内外の物語性に勝機を見出して挑んでいたわけだ。でも、それではまだ届かない。

一方、今回第8回総選挙の台風の目。ムーブメントの中心にいた夢見りあむ。炎上さえも味方につけるという荒業でもって、ごっそりと浮動票を持っていったりあむ。

彼女に物語がないなんてことは言わないが、ここまで躍進したのはストーリー性の側面以上に、シンデレラガール総選挙という機構に火をつけてその熱エネルギーをかき集めたからだろうという分析をしている。

結果としてこのように明暗が分かれた。

だから、総選挙で結果を残そうとしたら…そういう方向に向かっていくのがいいのだろう。エモでは勝てない。勝てないのだ…。

よくよく考えたらそうかもしれない。エモを投票原理にしてくれるPがいたとしたら、そのPは自分の担当にもっとエモさを感じているはずなんだ。他担当Pからの獲得票が躍進の鍵となる総選挙において、エモさでは大ステップアップは難しい…これは道理ですよ。

ただ、ムーブメントはどうやって起こしたらいいのかわからないんだよなあ…。

凧を飛ばそうと思ったら向かい風が必要なんだけど、無力な自分にどうやって天地をあれして風を吹かせることができるのかわからない。必勝法はわかったけど、そのコマンド入力の仕方がわかないみたいな感じだ。…見つけていきたい。

(ちなみにりあむについて面白いなと思うところは今日の結果を受けて、今から第9回にかけて、彼女にはこの上ない物語性が用意されたはずというところ。

今回の総選挙結果コメントを見ると、彼女は自分の理想と現実のギャップについて述べてる。第8回総選挙で3位を獲得した夢見りあむという今日の自分が、向こう1年倒すべき相手として彼女に立ち向かってくる。

それを乗り越えるのは、俺の大好きな物語性にほかならなくて。頑張れりあむの心境なんだよな)

 

 

もうひとつはユニット票の存在。

今回松本沙理奈さんの大躍進に寄与したと推察されるブルーナポレオン票。

沙理奈さんにボイスさえつけば、ブルナポ楽曲の実装はもう秒読み段階になるだろう。チーム・ブルーナポレオン。5人のアイドルのPの集合体だったのだとしたらこの総選挙においての一大陣営となっていたのかもしれない。

Cu4位に躍進を果たした忍もそうかもしれない一緒に投票されてるアイドル中間レポートではフリスクの4人が2位だったし、ユニット票は存在する。存在するはずだ。

泰葉においてもチェリーブロッサム、StudyS、蒸機公演組等々いろいろなユニット票があるのだろうけど、今ならばGBNSが最大のものとなるだろうと推察される。

前々回で関ちゃん、前回でほたるちゃんと4人のうち2人が総選挙で躍進を遂げて、結果としてふたりともシンデレラマスター保有者になっている。こちらも松尾千鶴・岡崎泰葉にボイスがつけば…という状況になっている。

いや、俺今回GBNSが全員圏外っていうのが驚いていて…。泰葉がダメでも千鶴が…という思いもあったのだけど。

 

ユニット票が存在するユニットと存在しないユニットっていうものがあるのかもしれない。

思えば関ちゃんだって前々回から前回にかけて順位を一旦落としてしまったし、その間にSS3Aやドームライブでの楽園披露があり、今回に掛ける思いは並々ならぬものがあったろう。

ほたるちゃんにしたってCM発表、楽曲獲得をしたものの、前回の総選挙直後の「Cu3位までの壁をぶち破ってボイスつけてあげたかった」というPたちの声を思い出せば、今回にかける熱意は決して前回比低くはなかったはずだ。

泰葉Pである俺も、もしかしたら千鶴Pたちも「ズビネスP…力をかしてくれ」とお互いにお互い思っていたかも知れない。結果として統一した歩調は作れずに圏内入りはいないということとなってしまったのかもしれない。憶測の域を出ないが。

でもこれ将来的なGBNS楽曲のために「じゃあ今年は千鶴or泰葉にズビネスPの総力を結集するぞ!」って歩調が作れるかと言われると…難しくないか?少なくともそのパターンにおいて千鶴か泰葉のどちらかは1年待つことになる。千鶴Pに対して「将来的なズビネス躍進のために今年は我慢してくれ!」って言えない…。逆に自分が我慢できるか?と言われてもできない…。例えばボイス実装が1年遅れれば、その間参加できる楽曲、デレステイベントにどのくらいのものになるだろう。その犠牲を相手に強いることも、強いられることもお互いにできない気がするんだよな…。ちょっとこの答えは見つからないです。

 

勝ち方はわかってきたが、そこに到る道がわからない。シンデレラガールという山頂があってそこにアタックするための登山道は照らされてきたんだけど、登山道入り口までの行き方が未だに不明…という感じだ。

さて…別にこんな分析は俺がやらなくても誰もが気がついていることだろうし、わざわざ書き残しておかなくてもいいかもしれんが…。

この他「怨念じみた熱意」とか「ボイス実装アイドル の逆風」とか総選挙期間中にいろいろ気付かされたことはたくさんあって、それについては後日にしようと思う。この記事も長くなりすぎた。

 

最後に、俺のブログだから、俺のことを書くけど。

結果発表を受けて、いろいろぼーっと考えていた。落ち込むなというのは暴論だし、やっぱりひとしきりこれは落ち込んでいたんだろうと思う。

 

じゃあ俺じゃなくて、泰葉を見たらどうだ?

結果を受けて、あいつは凹んでいるんだろうか。

俺が事務所のデスクで腑抜けている間にも、シューズを持ってレッスンルームに向かっているんじゃないだろうか。

毎度毎度のことなんだ。岡崎泰葉が俺のように凹んで腑抜けている姿は想像できない。

泰葉が前を向く限り、俺は下を向けない。無力だろうと俺は岡崎泰葉の担当プロデューサーなのだ。そういたいとおもうから、前を向いて共に進みたい。

1人の天才がいれば戦況は変えられるという事実を目の当たりにして、無力な自分の存在を是とする俺の指針に罪悪感を感じているけど…それでも共に進んでいく。

俺は岡崎泰葉のシンデレラマスターを聞くその日まで死ねない体になっているんだ。

 

 

結びに。

今回、岡崎泰葉を応援してくれた皆さん。ありがとうございました。

みなさんが自分の意志で泰葉に夢を見てくれたのだから、俺がお礼を言うのはおかしいかもしれない。でも、たとえ苦言を呈されても俺はこの一線は決して譲らない。泰葉に夢をみてくれてありがとう。泰葉Pとして受けた恩と感謝のこの気持は絶対に忘れない。

そして、あなた方が今回泰葉に見てくれた夢は決して幻にはしない。これからも共にその夢を見てほしい。向こう1年再び張り切ってやっていこう。