人生、東奔西走

自分の人生の備忘録のつもりで作りました。

『幻聴』が「現実」になった日

金八先生の第4シリーズだったか、第5シリーズでの台詞でやけに印象に残っているものがあって。

それが「資源のないこの国の、ただひとつの資源は君たち若者の夢みる力です。」っていうようなものでした。

その言葉を忠実に守って、随分と想像力のたくましい若者になったものです。

 

なんでこんな話をしているかというと、ミリシタこと、アイドルマスターミリオンライブ シアターデイズがリリースされたのを受けてですね。

 

 

シンデレラガールズのスターライトステージにシンデレラガールズの全アイドル183名が実装されています。今回ミリシタで、765プロの13人。シアター組は田中琴葉を皆で待っている最中なので、38人。

今、僕のスマホの中には、234人のアイドルが歌って踊れる環境があるんです。

 

12年前に、ゲームセンターの筐体で10人の歌って踊れる姿を見られるというところから始まったことを考えると、技術の進歩とはかくの如く。

 

自分のプロデューサーとしてのスタートはアニマスからでした。その後程なくしてxbox360アイマス2をプレイし始めて、貴音のステージをプロデュースしていたので、歌って踊れるということの重大さに気がつくのは結構後の事でした。

 

しばらくの逡巡期間を経て、シンデレラガールズを始めて、いわゆるポチポチゲームにもかかわらず、川島さん、泰葉、加連、文香さん、奈緒と…課金してでも欲しいという5人が固まった頃には、たとえカードの絵柄や立ち絵しかなくとも、自分の脳裏にはアイドルとして活躍している彼女らを簡単に思い浮かべることができました。

 

そして、ミリオンライブを知ってやり始めた頃、ライブイベントに徐々に参加するようになりました。現実にどういうライブが行われているのかということを知って、自分の想像力はまた新たな武器を手に入れたような気がしました。

 

こういう経緯を経て、いくらでも自分の頭のなかでは、自分の担当アイドルを歌って躍らせることはできるようになりました。

 

ところがどっこい、デレステのサービス開始以降、徐々に実装されていくアイドルたちを見ていると、自分の想像を平気で超えていっていたんですね。

そうか、彼女らはこんなにハツラツと歌って、みずみずしく笑って、元気に踊っているのかと。

それ以降、自分のスマホを動かせば、いつでも彼女らをステージに立たせられるわけです。

気軽に出会える3Dモデルの登場は、自分のプロデューサー史にとっては結構革命的な出来事でした。

 

さて、ぼちぼち記事タイトルの意味について。

アイマス10th西武ドームのday2のスタート直前に、本日の出演者が野球場ということでスターティングラインナップ風に読み上げられるという演出がありました。

その際に、ミリオンライブの面々が読み上げられる時、「1番センター春日未来」と聞こえたという記憶があるんですね。

ただセンター以外のポジションは聞き覚えがない上に、ツイッターで見ても、そんなことを言ってる人が誰っちゃいないということで、まぁ、勘違いだということなんですが。

 

さて、そこから2年。ミリシタのサービス開始によって、自分の幻聴はとうとう現実のものになりました。センター春日未来を自分の脳裏にではなく、ディスプレイ上に表現できるようになりました。

今回も、デレステのときと同様、自分の想像を平気で超えてくれました。

そうか、未来。君はこんな風に笑うのか。そんな風に跳ねて、ステージ狭しと駆け巡ってくれるのか…。

またしても自分の想像力の完敗でしたね。

春日未来が、素敵なキセキをセンターで踊っている…歌っている…。

歌って踊るということが、これほど重大なことだとは。

それを改めて気がつかせてくれたシアターデイズには感謝の念しかありません。

 

さて、実はまだ僕のミリシタには貴音がやってきていないんです。

ただ、彼女のことですから突然現れてびっくりさせられるような気もします。

スマホの中に、自分の担当アイドルが全員やってくる日はそう遠くない。そんな確信を持った夏の一日。