最近定時を超えた瞬間に飴を舐めるようにしている。
フルーツのど飴とか、カロリーレスとかそういうお高く止まったふざけたやつではなく、ウェルダースオリジナルとか黒糖黒飴とか5.2牛乳とかそういう類のタイプの味のものだ。
あの瞬間の「あっ、脳に栄養行ってる」という快感がなかなかに心地よく。
思い返して見ると、山を登っている最中にハンガーノックになったことはない。
スポーツようかんやら大きな小枝とかそういう即効性エネルギー食を折に触れ食ってるからだらうか。
日本の職場もスニッカーズとかシュークリームとか田舎ようかんとかつまみながら仕事したほうがいいんじゃないか?
禁慾は美徳とかいう古臭い考え方はすてて、欲に溺れて身を滅ぼしていきたい。
腹が壊れるほどおにぎりせんべいとかキャベツ太郎を食ってみたい。身体を壊すまでPARMを食べてみたい。
1週間ほど、動けないほどの満腹を味わっていなくて、だいぶ寂しくなっている。
でもまぁ、夏の旅行に向けて体重を落とさないといけないし、食費も切り詰めないといけない。
今、コンビニでおにぎりとか菓子パンを我慢しているのが3ヶ月後に、ひつまぶしやさわやかハンバーグや、東京のサイゼリヤや、ホタルイカの沖漬けやカニや、狭山うどんや新都心のサイゼリヤや、ミラノ風ドリアに化けるのだ。
3ヶ月間待つのだぞ。じっと我慢の子であった。