人生、東奔西走

自分の人生の備忘録のつもりで作りました。

解放という名のカタルシス

よっしゃー!試験終わりじゃ!

というわけで、非常に晴れやかな気持ちで日曜夕方から昼寝を貪ってました。

受けてたのはFP2級という試験なんですけど、3級受けたの大学4年の後期とかだし、もうそのころの記憶ねぇぞ。

懐かしいですな。甲府まで試験受けにいって、アニメイト寄って帰ってきたなあ。大月までは原付で行って電車賃節約して…。あの頃は、試験に対してもっと真面目にやっていた。

 

今回、試験勉強するに際して、便利な世の中になったなあと…と思ったのはFP2級の過去問を延々解き続けられる無料のサイトをみつけたこと。それを使ってひらすら反復していた。

試験に受かるためだけの勉強法であり身になるようなものではないけど、この試験受験料1万からかかって高えんだ…。次回は春だし、そんな短期間に受け直したくねぇ。というわけで、利用させてもらいました。ありがとうございます。

そんなこんなで金曜土曜と必死こいて勉強してましたが、解答速報見る限り成果は出たようで何より。さあ、これでゲームができる。アニメもみれる。

しかしまぁ、試験を受ける時ってこんな勉強方法でしかやってない。毎度ギリギリでいつも生きていたいから、Ah-Ah-な態度。試験前はしんどいが、終わった後の開放感はなかなか良いよね。

 

そんな開放感、もとい解放感のなかにいたから、夜は欲望のままに家系ラーメンを食べに行き、にんにくをぶっこみ美味しくいただいていた。

そして、帰ってきたら大河ドラマ「いだてん」の時間。

歴史上の超有名人というわけではない金栗四三を主人公にしているのと、明治~昭和という時代設定故に「朝ドラでやれ」という声も聞こえてきますが、時間軸が前後いったりきたりする演出は朝ドラ的でさえない。

そういう時間軸の反復横跳びを使って何をしているか。今日の放送だと、水を断って特訓に励む明治の金栗と思うままに酒を飲む昭和の古今亭志ん生の対比だったり、金栗が足袋を買った店が昭和パートの神木くんの母親のかつての勤め先だったりと、明治のオリンピックと昭和のオリンピックの連続性を意識させる演出が目立つ。

「明治のオリンピックを経て、1964東京オリンピックがあったように、2020東京オリンピックもその連続性のなかにいるんやで」というメッセージを込めているとでもいうのだろうか。そう受け取るといかにも説教臭くなってしまう…というか国威発揚大河ドラマという揶揄があながち間違いでもなくなってしまいそうな…。

ただ、自分としては今の所この大河らしくない大河ドラマを結構面白く見ている。たまにはこういうのもいいじゃないか。幕末と戦国ばかりじゃいつまでもやってられないよ、というのもあり。

そうそう、今日の放送には朝ドラの「マッサン」に出ていたシャーロット・ケイト・フォックスさんが出てましたね。いやあ、ひさしぶりにエリーを見た気分。朝ドラのマッサンを見たときに「大河みたいな朝ドラだなぁ」って感想を言ってた記憶があるのだけど、朝ドラにしろ、大河にしろたまには型を破ったものを見てみたい。

 

この大河は前半を金栗四三、後半を田畑政治のダブル主人公に加え、明治期を森山未來、昭和期をビートたけしが演じる古今亭志ん生を通期のストーリーテラーを据えるシステムを使っていて、ただひとりの主人公をおかないタイプの大河ドラマ

最近だとおんな城主直虎は井伊直虎井伊直政は複数主人公タイプなのかなと思ってたけど、公式には複数主人公は2006年の功名が辻にまで遡るそうな。

複数主人公タイプの大河は13年ぶりともなると、大河っぽくないと評されるのも、まぁ、そりゃそうよなと。(ちなみに、近現代を取り扱う大河は33年ぶり)

ただ、明治期のシーンで凌雲閣周辺の浅草エリアが頻出するし、昭和期は1話冒頭だけだけども日本橋周辺のセットが凝っていたことを考えると、変化していく東京を丁寧に描いて…東京という街が1年を通じての主人公となっているのかもしれない。

まぁ、4話の時点でいろいろ断定するのは早計だし、のこり11ヶ月。楽しく見ていきたい。

 

久しぶりにがっつり日報を上げている。

力みなくして解放のカタルシスはありえねぇとは範馬勇次郎の言葉だけど、まぁ、たまには切羽詰まった一週間を送るから、気持ちの良い日曜の夜を送れるわけ。

したらば来週も一週間頑張っていきましょう。

 

 

111.0