なんともモヤモヤした何かしらを抱えて迎えている月曜日…。
この夏、自分の気難しさが増しているという自覚はあって、非常にめんどくさい人間になっているのもわかる。ただ、それを解消する方法に思い至らないままここまでやってきており…。
まぁ、一つには多分何者にもなれない自分というとこに思い至ってしまっているんだろうと思う。
下記の記事を読んだのが1年半前くらいなんだけど、ずーっと心のどこかに引っかかっている。
fujipon.hatenablog.com
記事の中で引用されてる匿名ダイアリーだったり記事だったり。何者にもなれないことについてを書いている。
しかしまぁ、俺はそれでいいと思っていたんだけどな…。自分一人楽しんで、自分ひとりが自分で納得して生きていく。世界中の誰に認められなくても、俺が楽しけりゃそれでいい。気楽なバカで生きていたい。
バカと言われるのが心底嫌いだった頃もあるし、今でも「馬鹿」と言われると多少頭に血が上ることはあるんだけど、それでも俺の生き方の指針は愉快なバカとして楽しく生きていく、ということ。
それでいい、大丈夫、大丈夫、と。ただ、最近自分で自分を納得させるのが難しくなってきたような感覚に陥ることが多く…。
2019年の俺がよく言ってたじゃないですか。無力だ、俺にもっと力があれば…と。自分に自信が持てるそういう力を身につける努力をしてこなかったのはまぁ、過去の自分であるからそこはまあ仕方ない。
非常に後ろめたい雰囲気のエントリーになりつつあるけど、まぁ、別にここまでの二十有余年の人生に大きな後悔があるというわけでもなくて…。
正しくないんだけど、間違ってもない…そういう生き方を選んできて。まぁ、どこかでその負債は返済しないといけないということなんだろう。どこかで大きな妥協をして、「ま、そんなもんだ」と生きていく。
例えば、松山で生きていくこともそのひとつかもしれない。住めば住むほど割と住みやすく、愛媛に帰ってきて数年経ってみるとまあいいんじゃないか、って思うようになってきた。まぁ、所沢や横浜は遠くなりにけりだけど…。そもそも、俺が東京に出ていってやっていけるような何かをもっているわけでもない。
「人生なんて、そんなもんだ」で納得しながら生きていく。
…書いてて思い出した。少し前に備忘録でこういうこと書いてたぞ。
そう思って探したら、出できたわ。この記事。
keepbeats.hatenablog.com
結局1年半を経過しても、なにかしらの解を得たわけじゃなかった。
上記の記事も参考にするとまぁ、自分の人生に楽しさを見いだせなくなった時、そのとき俺は人生に負けたことになるんだろう。
10ヶ月ほど前の記事でこんなことも言っていた。
自分自身の人生に価値を見出さず、自分の信じるなにものかにすべてを賭けるという生き方。
でも、これって今回のようなことがあったときにリスクヘッジができてないんだよな。自分ではどうしようもないところに、自分の人生を預けていると、こういうときに打つべき防衛策がないんだよ。
だから、これからは俺ももう少し自分の人生の営みの中に、自分の人生の価値を見出していこうと思う。
山に登るのでもいいし、資格試験だったり、健康に気を遣ったりとかそういうんでいいんだけど、自分の手の届く範囲に価値を見つけていこうと思う。
「自分以外の何者か」ではなくて、「何者にもなれない自分自身」の人生の中になんらかの価値、楽しみを見出していく。
2019年のその試みは成功してますか?まぁ、ここまでは順調だ。
大きなチャレンジをしている最中にあるので、それはそれで楽しさを感じている。そう、この記事決して暗い記事じゃないんですよ、本当に。
ただ、これまで結果を何一つ残して来なかった人間なので、11月の挑戦が成功するその瞬間まで、自分の中に成功体験がないということになる。なので、何者にもなれない自分が自分自身を疑念の目で見つめてくるわけ。
なのでまぁ…神戸マラソンなんとしても完走したいんだよな…。成功体験を得たい。
完走した暁には…というチャレンジもあるんだけど、その前段階として「自分自身」のチャレンジとして世界を敵に回して勝負を挑みたい。(こういう伝わりにくい小ネタを挟んだ言い回しをするから誤解を与える)
このチャレンジに関してあんまり遊びがないのはそういうところもある。
昨日から海援隊とか馬場俊英とか、音楽聴き始めた頃の曲を繰り返し聴いてる。
馬場俊英「遠くで近くで」という楽曲に
どんな小さなものでもいいから 明日信じる何かがほしい
ってフレーズがある。前後の文脈を無視してこのフレーズだけが胸に刺さりに来た。向こう70年の人生を生きていくに際して、何か一つの成功体験…。自分の信じる何者かが持ってきてくれる勝利の経験ではなくて、自分で勝ち取ったといえる成功体験が欲しい…とそう思うんですよね。
木材だったり西武だったりが他力本願なのだとしたら、この挑戦は自力結願の挑戦。
「大丈夫、大丈夫」と言い聞かせる口癖が大丈夫じゃなくなるその前に、勝負勝負の日々に戻る。
103.2