24年の人生で、最も入れ込んだ人を一人選べ、今そう言われたら間違いなく、即答できる人がいる。それが、西武ライオンズのエース西口文也さんさんだ。
思えば、ライオンズファンになったきっかけは小学1年生だったか、幼稚園年長のころだったか、高知県春野にきていた西武ライオンズのキャンプを見に行ってからだった。
両親としては当時の人気者松坂大輔が目当てだっただろうし、毎年見に行くうちに、僕自身松井稼頭央や高木大成らに夢中になっていたような記憶もある。
そう考えたら、生まれて初めて見たプロ野球球団はライオンズであり、そこから一瞬も浮気することなく、今の今までライオンズファンを貫いている自分は変なところで義理堅いなとも思う。
年々、野球に詳しくなり、ライオンズを応援していく中、当然のように、あるピッチャーを好ましく思うようになっていった。
西口文也その人である。
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