人生、東奔西走

自分の人生の備忘録のつもりで作りました。

侍ジャパン世界一じゃ!今、野球が面白い!

侍ジャパン、2023WBCチャンピオンじゃあああああ!!

おめでとう侍ジャパン!ありがとう侍ジャパン!なんてすごいんだ…なんて…。

 

いやー…もう熱戦でした。大熱戦でした。

ドリームチームアメリカは、やはりめちゃくちゃ強かった…。打線には行き着く暇がなく、またローンデポに集うアメリカ野球ファンの一体感もまた、俺たちがベースボールの本場なんだという矜持を感じさせるものでした…。

しかし…目覚めた主砲村上宗隆の一発!!現NPB最強打者、令和の三冠王の一発!

下位で繋いだ満塁のチャンスでラーズ・タツジ・ヌートバーの根性の内野ゴロで1点をもぎ取る。初の日系メジャーリーガーとしての代表チーム参戦、出場するごとに日本ファンの心をつかんでいく様は侍ジャパンの将来の裾野においても大きな意味を持つものでした。

待望の追加点は岡本和真の正真正銘の一発。1934年にベーブ・ルースらを迎え撃つ日本代表チームとしての東京野球倶楽部の系譜、読売ジャイアンツの主砲が今度こそレフトスタンドに叩き込む。野球伝来151年目、

そして、先発今永に始まり、戸郷、高橋宏斗、伊藤、大勢と繋いで繋いで7回を2点リードで終えます。あとアウト6つ…。

 

ここでダルビッシュ有-大谷翔平の大継投ですよ。パドレスエンゼルス両チームはよくぞ了承してくれた!

09年決勝どころか…。ファイターズのエースとして防御率1点台を繰り返すあの頃より更に前、東北高校済美と戦っていた頃からずっと見てきた選手ですよ。今回はチームの精神的支柱としても役目を果たしてくれていました。この対アメリカ、あとアウト6つというこの8,9回。ここはもうそんなスーパースター軍団と日々勝負をやってくれているメジャーリーガーに託すしかない。試合後の栗山監督の言葉では、最終戦投げてくれないか?は首脳陣からの打診ではなくてダルビッシュ、大谷からの自発的動きだったそうです。

1点は失ったものの、ここで1点で留まるというのはダルビッシュだから出来たと思っています。もうベテランの域に入ったダルビッシュが8回表にブルペンに向かう様に、なにか胸が熱くなるものを感じていました。もう、頑張れ!頑張れ!頑張れダルビッシュ!としかいうより他になく、ここで一度感極まっていましたね。

 

そして1点リードの9回表、大谷翔平の登板。

グラウンドリポーターの中居正広さんが「泥だらけのクローザーなんて見たことないですよ」とおっしゃってましたが、まさにその通り。解説の古田さんは「球史に残るどころじゃない、もうないですよ」と。

ほんとうに凄まじいものを見ているのだな、すごいものを見ているのだな…と。

フォアボールからのゲッツーで2死ランナー無しで迎えるマイク・トラウト

 

トラウトもまた今大会のアメリカチーム、特に野手陣の結成において大きな役割を果たしたと聞いています。トラウト自らがMLBの超一流選手を口説き落としてWBCアメリカチーム結成へ大きな貢献をしたのだとか。キャプテンも努めながら自身もバットで結果を残す。

この惑星上で最高の野球選手二人が、2023年、世界一を決める試合の最後の一試合、最後の瞬間に相対する…。すごいことだ…。

 

めぐり合わせがすごいというのもそうなのだけど、その前提条件になる二人が代表チーム招集を快諾してくれたこと、またその2チームが勝ち上がってきたこと。野球の神様がサイコロを弄ったというわけではなく、そこには最高のプレイヤーの為してきたことの結果としてのこの最高のめぐり合わせだと思うのです。

100マイルのストレートとフルスイング。この瞬間には細かな戦術は存在してなくて練り上げられたこの球技の最高レベルのプレーが存在している…。本当にいい対決だった。

フルカウントからの最後の一球。スライダーで空を切るトラウトのバット…。

 

スポーツである以上勝者と敗者に分かれるのだけど、最後直球であったらあるいは…。と考えると、本当に野球というスポーツはおもしろい。その一瞬のifが勝者と敗者をかくのごとく切り分ける…。

 

いやあ…。野球って面白いですね…。

もちろん応援していた代表チームが勝ったから、こう明るく振り返っているのだというのはあるでしょう。しかし…、攻守交代制、投球という明確なオン・オフの切り替えのある球技、そういう競技の妙がいい感じに出ていたのかもしれません。

あの大谷VSトラウトの一球一球の緊張感は…。試合途中、タイムラインの野球ファンが言っていたことを思い出します。「もういっそ仕事していたほうが気楽だ」と。

静と動、緩と急…。一瞬の静寂の後に100マイルのストレートと180キロのスイングスピードがニアミスする…。いやあ…。

 

あー、もう酒入っちゃったので、いろいろ書きたいことは多々あれど。このあたりっすかね!

印象に残っているシーン、選手とか書き残したり、また自分の思う大会の課題とかもいろいろ書いてったらいいかなと思ってるので、またそのうち…。

しかしこの「野球楽しい!」って感覚、忘れずにシーズンインしたいっすね。

それではまた…NPBファンの皆さんは来週末からよろしく!MLBファンの皆さんは見方教えて!

そして世界の野球ファンの皆様!3年後!次回WBC2026でお会いしましょう!それではまた!

 

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