連日連夜試合の盛り上がりを見せているWBCですが、本日プエルトリコVSメキシコの準々決勝が行われ、熱戦の末メキシコが勝利。21日の日本との準決勝にコマを進めました。
アメリカに勝ち、プエルトリコに勝ったメキシコ…。次戦の相手先発は大谷選手の同僚左腕サンドバル投手だそうです。映像をみるといいチェンジアップだ…。メジャー150イニング防御率2点台の投手だ、ここまでの対決でほとんど見なかったレベル帯の投手がボンボンでてくる残り2試合になるんでしょう。勝負だ…。
さて、敗れたプエルトリコは先日のドミニカとの1次プール進出をかけた最終戦で勝利後に大リーグ最強守護神のディアス投手が負傷、本日はその弟ディアスがメキシコ打線に打たれ敗戦するという、辛い展開となってしまいました。
負傷した兄ディアスのクローザー登板時の演出がめっちゃかっこいいという話を聞いて見てみたんですよ。
めっちゃかっこええやんけ…。満員の観客総立ちで迎える最強クローザー。MLBの応援スタイルもまたいいよね…。自然発生的大歓声というか…。
ディアズ投手の所属するニューヨーク・メッツはかつて松井稼頭央が在籍したチームでも有り、今年からは千賀滉大投手の所属チームでもあります。
ただ、MLBに馴染みのない私としてはニューヨークの球団といえばヤンキースが真っ先に思い浮かぶところがあり、ニューヨークに存在するこの2球団の立ち位置とか歴史がわからなかったわけですが。
このあたりは有識者の見識を借りるのが良いでしょう。ってのでニューヨークに存在していた球団の歴史をまとめていた記事があったのでこちらに。
知らなかった…ドジャースもジャイアンツももともとニューヨークの球団だったのか。でも確かにブルックリン・ドジャースという球団名に聞き覚えは在るし、意識してなかっただけなのか。
現在のロサンゼルス・ドジャース、サンフランシスコ・ジャイアンツのチームカラーを引き継いでいるから、あのメッツのユニフォームの色合いなのか。なるほどね…。
メッツの本拠地はクイーンズ区らしいが…あれ、ニューヨークのクイーンズってなんか聞いたことあるな…。ああ、シビルウォーでスパイダーマンが答えていた出身地だ!
実際スパイダーマン、というかピーター・パーカーは熱心なメッツファンという設定があるらしい。へえ…。
で、ファン目線で気になるのがヤンキースとメッツの人気関係なんですよね。
日本の場合だと東京にジャイアンツとスワローズの2球団が構えているわけですが。同じようにメディアの取り上げ方とか全国的な知名度(人気ではない)みたいなのは巨人に分がある形なんでしょうか。
(断っておきますが、わたしはジャイアンツのファンではなく、むしろ全国津々浦々どこであってもジャイアンツ戦は中継するというかつての放送スケジュールを嫌っていたというのを申し添えておきます。)
ヤンキースとメッツの関係についての記事があったので、その冒頭部分から引用します。
しかし結論から申し上げましょう。ニューヨークはヤンキースの街です。ファンの数でも、メディアでの取り上げ頻度でも、地元民への認知でも、すべてにおいてメッツを上回っています。
実際、ニューヨークの街を歩いてみると、見かける野球帽の8割は“かの白い「NY」ロゴ”を誇るヤンキースのもので、残り2割がオレンジ色の螺旋風の「NY」ロゴのメッツのものです。※筆者の独断と偏見による推計
やっぱりヤンキースのほうが人気なのか。
6年も前の記事になるのですが、市内ではメッツ人気が勝っているというデータもあり、そこまで一方的な差ではないようにも見えますが。
このブログ記事タイトル時点ではヤンキースが主流、メッツが傍流というイメージでタイトルを考えましたが、必ずしもそうではないのかもしれない。
現状、メッツのちょい負けくらいの人気で、チームとしては大補強をしてくれるオーナーを迎えて、よーしヤンキースを超えるぞ!の真っ只中なのかもしれません。
長々と話しましたが、急にMLBのこのあたりを調べ始めたのはやはりWBCで対戦する選手たちを経由してであります。と同時にこれを契機にしてMLBに贔屓球団持てないかな…と薄っすらと思い始めているというわけ。
長いことわたしは埼玉西武ライオンズを贔屓球団としてほぼその1チームオンリーでやってきていました。かつてセ・リーグにも贔屓球団持てないかな…でDeNAベイスターズ戦を見に行ったり、当時パ・リーグではライオンズの次に好ましく思っているマリーンズの試合を見に行ったりもしたのですが、結局第2第3贔屓を持つには至りませんでした。まあ、好きなチームの第2第3位はベイスターズ、マリーンズというのは変わってないですが。
その後愛媛に引っ込んでからは、マンダリンパイレーツの試合を見に行ったりもしたのですが、やはりどうやっても自分の中のライオンズ相当のものには出会ってないわけですがね。
セ・リーグでもダメ、四国ILでもダメ、となると次はMLBとかKBOとかCPBLとかの海外リーグか…。その中だと視聴環境の整っているMLBが良いでしょうね。WBCを通じて気になった選手がいたらそこきっかけで…って感じでもいいのかもしれない。いまのところそれがメッツという話。
いや、別にライオンズ応援するのに疲れたとかそういうわけではなく、むしろ今年も去年同様に気合は入っているのでご心配なく。
ただ、代表チームの試合を見る気楽さみたいなものをWBC閉幕後に求めようとしたらライオンズに次ぐ第二贔屓みたいなものをパ・リーグの外に求めるのはいいかもしれない、って思ったわけです。それだけの話。
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