今週はいって自分のSpotifyはアイマス楽曲が吹き荒れているんだけど、ちょっとその前に、先週今週の予習復習Spotify以前によく聴いていた曲の話を今のうちにしておこうと思います。
あるとき何故か俺のSpotifyのランダム再生に混じっていて、その時は近江~京都あたりのトラックを聴いたんですね。多分メロディを聴いたら聴いたこと在るはず…。
東海道編~北海道編までの6集全374番までを以て、日本で一番長い曲としてもながらく君臨していたそうです。
その第一集東海道編、当時の沿線の史跡などなどに触れながら新橋~神戸を駆け抜ける様は…ああ~長距離移動~♪という恍惚としたものを感じます。
その65番の歌詞がめちゃくちゃ好きなんすよね…。
おもへば夢か時のまに
五十三次はしりきて
神戸のやどに身をおくも
人に翼の汽車の恩
いいですよね…。この「人に翼の汽車の恩」のワンフレーズが。
神戸に到着して、これまで走りきた東海道の道々を思い返す…。都市間移動がかくのごとく高速化する、その進化の日々を目の当たりにした文明開化当時の人々の実感のこもったフレーズだなと思います。
そして、ここに加えて「天才か!?」と思ったのが66番。
明けなば更に乗りかへて
山陽道を進ままし
天気は明日も望みあり
柳にかすむ月の影
ああーーー!ダメです!旅の終りでおしまいにするのではなくて、次の旅の始まりを匂わせて締めとするその順番!!こういうのに弱い!!作った人天才かよ!!
まさか誕生120年後にこんな雑な褒められ方をするとは当時作った人も思うまいか…。
ちなみに65番はその後に歌詞の訂正版もあるのですが…
おもへば夢か時のまに
一百五十里走りきて
神戸のやどに身をおくも
げに文明のたまものぞ
となっています。
私は「人に翼の汽車の恩」の無機物への感謝の念のフレーズが好きなので訂正前のほうが好きですかね…。
げに文明のたまものぞはちょっと謙虚さが無いな…。あくまでこれ目線は移動する主体、つまり旅人だと思うので。なんかちょっと最近のここがすごいよ日本人系番組と同じ匂いを感じてしまって…。いや、汽車の恩のほうが良いっす…ってなる。
しかし、これ65番と66番の順番がほんといいなー…。
神戸の駅につく→神戸の宿に荷を置くの時系列だろうから、山陽道を意識するのは神戸着の瞬間のはずなので山陽道乗り換えの話ししてから、宿で汽車の恩の歌詞にしてもいいんだろうけど。
宿で汽車の恩の話をしてから、明日の旅路に思いを馳せて、天気に話を移す。旅は終わらない…続くんです…終わらないんです…。これよなぁー…。
ちょっと置いときますね。
122.0