人生、東奔西走

自分の人生の備忘録のつもりで作りました。

デレPとしての備忘録 シンデレラマスター10周年に寄せて 完結編

長々と書いてきたデレPとしての自分を振り返る編もこれにておしまい。最後に簡単に結びの記事を書いて完結編といたします。

 

時系列順に経歴を振り返っていって、それが前回2021年の総選挙までやってきていました。なので時間軸において語るべきことはおおよそ書き倒しました。

最後に書くのはなぜこの記事を上げようと思ったのかってところ。

 

 

遡ること2ヶ月。この時自分はシンデレラ10th幕張公演day1の配信を自宅で友人と見ていました。

配信を見ながら気がついたこと。見ながらの会話の内容が過去に過去に向いていた…ということです。「この曲いつ以来だねー」とか「リリース何年前だっけ」とかそういう発言ばかりしちゃったなということにあとから気がついたわけです。

いやいや、俺にとってまだまだ過去にするには早すぎる。もっと未来の話をしたい、これからもっと面白いことをやるんだよ!と。

ならば…そうやっぱり一旦過去を清算しないといけない。後ろ暗いところも含めて、全て振り返っちゃったらいいじゃない。というのが一つ、この自分デレP備忘録を書き始めようと思った一つのきっかけです。

 

 

もう一つのきっかけ、それは同じくその幕張day1の公演のときのツイートです。

ここでいう3年前の焦燥、それはまとめ後半で言及した

もちろんコンテンツとしての盛り上がりのため必要なカンフル剤というのもわかるし、しばらくなかっただけで過去にこういう追加がなかったタイミングというのもない。しかしまあ、当時の自分はこの2年前のライブ終了後の時点で「これは長丁場になるぞ…」という感覚を得ていて、その長丁場がさらに長くなることに対して…、そうですね少しマイナスに捉えていたわけだ。欲するならば勝ち取れ。わかってはいるつもりだったが…。

デレPとしての備忘録 シンデレラマスター10周年に寄せて 後半(2016年5月~現在) - 人生、東奔西走

このあたりのこと。今回幕張初日では次弾jewelrysとともに2022年のCMが発表されました。実のところ、俺はCMが発表されるたびに、それこそ順番破りであることを自覚しつつも、サプライズで来ないかな…という希望は心のどこかに持っていたのです。(これもここまで言わなくていいことだと思って言ってこなかったけど)

だけど、今回のCM発表の際して、その都度毎度感じていた焦りっていうのを感じなかった。そのとき「ふふふ」とニヤけてきたのは、自分のなかでそれらの焦燥を克服できたのだと、自覚できたからだろう。

それが…必ずしも正しいことなのかはわからない。執着を、燃えるような執着は時に原動力にもなる。それはアイマスに限らずいろいろなところで実感し、達成してきたことでもある。しかし、今の自分はその執着を捨て去ることができたのだろうと思う。今は、その選択を良しとして、良しと感じる自分を信じてやっていこう。

幕張DAY1を見終わったあと、そう感じたときに「よし、克服したのならおおっぴらにしよう」と、踏ん切りがついた。それがこの自分デレPまとめを書こうと思ったもう一つのきっかけ。

それらのきっかけを手に、ここまで8年少しの自分のデレP遍歴をまとめてみた。もちろん全部自分の出来事で、自分が思い出せること、記録に残していることをもとに作っているので、新事実!みたいなことが発掘されることはなかったけれども。でも、書いているうちに実感を得ていったことがある。最後にある気づきを得た話したい。

 

 

 

泰葉CMにこだわりすぎる余りに、焦燥を感じていたという言わなくてもいい執着。この執着を乗り越えられたきっかけってものがなんだったのか。

それは、このまとめを前後半に渡って書いていくことではっきりと自覚できた。薄々感づいていたことではあるのだけど。

一言で言うならば、俺は「岡崎泰葉担当P」であるけども「岡崎泰葉だけを目当てににシンデレラガールズをやっているわけではない」ということなんだろう。

 

後半まとめで話したいくつかの事象がその事実を示していると思う。

では、その「やっていかなければならない」をどういう形で発露させたのか。実はこの年の総選挙結果発表~7月までの間、自分のモバゲーシンデレラガールズにおいてフロントメンバーから岡崎泰葉を一旦外して、その間、他に気になっていた子たちのN・Rあたりから育成し直すということをしています。

なぜ?と言われると「総選挙を勝とうとするためには、視野が狭くなってはダメだ。勝とうとする相手のことを知らなければ…」というロジック。…謎やなー、と今にして思います。

(中略)

ニューウェーブ、フリルドスクエアといったユニットごと推している面々や乙倉ちゃんや周子、志希などなど後にハマるタイミングのあるメンバー、そしてこの年の9月に泰葉とGBNSで同じユニットメンバーとなる松尾千鶴などなど…。

 

「デレマスアイドルたちから特定の3人を選ぶ組み合わせの確率について」の話だった。今計算し直してみると183から3人を選ぶ組み合わせは約100万分の1。そして、その組み合わせの巡り合わせに出会えたことに対して「いいなあ!そういう世界の広がりに出会えて!」というニュアンスのことを言ってもらったのを覚えている。彼の言葉は的を得ていた。

川島瑞樹北条加蓮両名の加入によって、担当3人体制に移行する。

 

 おそらく、自分の中で候補となるアイドルたちは目星がついていたのだろう。船が大阪に到着しようという午前5時前にはまず私的『好きなCute属性アイドル並べただけユニット』が誕生していた。

構成メンバーは緒方智絵里佐久間まゆ、長富蓮実、白菊ほたる、井村雪菜の5名。

 

そして、遅れること数日、9月6日には私的『好きなPassion属性アイドル並べただけユニット』も完成。

こちらの構成メンバーは龍崎薫、喜多日菜子、衛藤美紗希、西島櫂、首藤葵の5名。

 

なんとまあ、本当にフルマラソンを完走し無事シンデレラガールズ4人目の担当として白菊ほたるを迎えるに至った。

 

まとめの中には入らなかったものの、他にもこういったエピソードがブログに残っている。

 

今週の月曜日くらいから一ノ瀬志希のことが気になって、シンデレラマスター聞いたりとかしていた。

ホント急だなあ…というかキッカケなんだったんだ。思い出せないの割とおかしくない?そこまで記憶力壊滅的だったっけ。

加えて、我ながら意外だなあとも思ったわけ。いわゆる「自分がプロデュースしてそうな」タイプと割と遠くにいる子じゃない?

今朝方、昨日のTLを見てたら結構意外と思われたりして、その自覚もあるんだけど。

 

プロデュースしてたら、けっこう振り回されたり驚かされたりすること多いだろうなあ…。でもなんかそういうのが楽しそうだなって思ったり。

確かに個人的にシンデレラガールズのいいとこって、こういうこれまでハマってこなかったタイプのキャラクターがある日突然気になり始めることの多さだと思う。世界広がるんだよなあ…。

keepbeats.hatenablog.com

 

 

遡ることほぼ1年、前回のちとせ嬢SSRのときにほぼ一目惚れで当時10万溜め込んでいたジュエルを7割つぎ込むぶん回しをしていたのだった。

keepbeats.hatenablog.com

 

特に最後に挙げた黒埼ちとせSSRに絡むエピソード。

当時自分は未だ見ぬ泰葉SSRがいつきてもいいようにジュエルを貯めに貯め込んでいた。加蓮や川島さんSSRを少なくない回数見送ってもいつか来るその日のために溜め込み続けてきたが…、黒埼ちとせの初めてのSSRのときにそのイラストに一目惚れしてしまい、「ええい!ままよ!」とぶん回したのだった。

それはナゴド公演から5ヶ月後の2019年4月のことだった。あの日、順番待ちの列が長くなること自体を嘆いたけども、新規加入組に対して思うところはなかったというのをこのあたりから信じていただきたい。コンテンツのカンフル剤としての新メンバー、それを自分自身が証明している。そして、出会えてよかったと思っている。

(余談だが、2021年に自分がiPhoneで聴いた音楽ランキングで黒埼ちとせシンデレラマスターは全体10位にランクインしていて、これは記録に残している9年分でシンデレラマスターシリーズが残した最高順位である。)

 

 

ここまで長々と書いてきました。それはある種の懺悔だったのかもしれません。2018年のあのとき、抱いてしまった後ろ暗い感情。そして、そのときから始まった焦燥感に対する。

心が折れかけたエピソードとして、いつだったかどこかのWEBサイトがシンデレラガールズのアイドルたちで人気投票をしていたんですよ。その投票は途中で打ち切り中断となってしまったんですが、その時に、自分も投票して途中経過を見てしまいました。

俺は総選挙の結果後に「51位」というワードを使っていましたが、あれは割と本当に心底そう思って言っていたのです。ただ、その時に見た投票結果の途中経過はその自分が思っていたラインが遠くにあることを示すものでした。途中経過といえども、集まった票数を見るに、サンプルとしては十分な数でした。

その時もまた、いつかと同じようにゴールの遠さを感じて凹むということをしていた。ボイス総選挙の結果が3位までしか公表されないことについても、理由は十分わかりながらも「五里霧中だ、霧の中をいつまで走れば…」と思ったこともあります。

昔、友人に「○○(俺)はルサンチマンみたいなこと言わないから」と評価されたことがあります。その言葉がずっと残っていました。そんな大層なものじゃないんです。心のなかでは時に、折れたり、凹んだりもしていたのです。

何を書いているんだ?と言われますと、かつて抱いた後ろ暗い感情全部だよ!と答えます。

何故かけるんだ?と言われますと、それがもう今は大丈夫になったからだと答えるでしょう。

デレPとしての自分を支え続けてくれた、シンデレラガールズの力に気がついた。

「数の力」というと少し表現が味けなさすぎるかもしれませんが。まだ俺が出会っていないあるアイドルの一面、気がついていないあるアイドルの魅力、それがまだまだあるのだということ、それは紛れもなくシンデレラガールズの力なのだとここまで書いてきて気が付きました。

 

 

…もし、シンデレラガールズが190人もの大所帯でなければ、いつか来るその日はもう少し早くやってくるのかもしれない。

ただ、もしシンデレラガールズがこれほど多くのライバルを、アイドルを抱えていなければ、俺は時に焦燥にかられたり、折れかけそうになっても今日まで走り続けてこられただろうか。

8年の自分のデレP史を振り返ったとき、「ああ…おれはこのシンデレラガールズの数の力に救われてきたんだ」ということをとうとう自覚した。

同時にある時のコミカライズで、担当アイドル岡崎泰葉の発した言葉を思い出した。

 

「ライバルだけど、それだけじゃない」

 

そうだ、本当にそのとおり。泰葉の言葉を実感として受け取ることができるようになった。なればこそ…。

 

今年の目標記事でも書きましたが、今年は泰葉の七霊山チャレンジを再始動して、今年の完結を目指そうと思っています。

ストレートなプロデュースじゃないのは自覚しています。プロデュースになっているのかさえわかりません。しかし、自分で言い始めたことなのです。岡崎泰葉の名を冠して挑み始めたチャレンジなのです。そして、自分がやり遂げたいと思っているのです。

その過程で「ははは、馬鹿なことやってらあ」と誰か一人でもが泰葉に目を向けてくれるのなら…。その行為に意味はあるのかもしれません。

「岡崎泰葉だけを目当てにシンデレラガールズをやっているわけではない」けども、未だにやっぱり俺は「岡崎泰葉担当P」で「岡崎泰葉のCMを聴くまでは死ねない!」を第一目標に考えているのです。

ちとせのこと引用した記事の中で当時の自分が言っている。

「諦めきれないものでできている。それが我々だと思います。」と。その気持に変化はない。より良い感情の燃やし方をみつけていこうという話。

 

完結編、長々と書くつもりはなかったのにダラダラと書き連ねてしまった。書いてるうちに勢いついちゃった…。

 

結局まとめると「シンデレラガールズ楽しい!」ってことなんだよな。

 

the clock of cinderella never stops

 

俺も止まっちゃいられない。次は20年目にまたまとめ記事を書くよ。