人生、東奔西走

自分の人生の備忘録のつもりで作りました。

ウルトラ5つの誓いみたいなもの

皆さん、ウルトラ5つの誓いって知ってます?

帰ってきたウルトラマン』という作品の中で地球を去るウルトラマンジャックが地球のちびっ子にあてた約束がもう

 

一つ、腹ペコのまま学校へ行かぬこと

一つ、天気のいい日に布団を干すこと

一つ、道を歩く時には車に気をつけること

一つ、他人の力を頼りにしないこと

一つ、土の上を裸足で走り回って遊ぶこと

 

地球を去るヒーローからちびっ子たちへの愛のある五箇条だとは思いませんか。

人からいただいた何かしらの誓い、スタンス、約束事、ライフハックetc…そういうものは誰しもにあって個々人の人生の拠り所になってるんじゃないかな、と思ったりもするわけです。

 

自分の場合にもそういうのがあって、例えば敬愛するライオンズの投手西口文也さんの「あの時運を使わなくて良かったと思える日が来るかもしれない」という言葉から「永遠にツキに見放されるということはないのだから、運は総量でバランスを取ってると思うことにしよう」みたいな。まぁ、運は総量なのか流れなのか、はたまた文字通り天運によって定められているものなのか…諸説ありますが。

 

さいきん自分の中のそういう五つの誓いみたいなもののうち、「腹が立つ時は、それって本当に怒るほどのことなのかな、と一度深呼吸して考える」という行動指針がすごい頻度で脳裏をよぎっている。

この言葉は原由実さんが確かバースデーライブで話していた内容だった。原さんの穏やかな人柄はそのようにして培われてきたのかもしれない…と当時の自分は納得し、以降カッとなったときに思い返すようにしている。

最近この言葉がめちゃめちゃ脳裏をよぎっているというがね、君それほど腹の立つ出来事ばかり起きているのか?と問われると、まぁ…色々あって、イライラしてて、イケイケドンドンな日常を取り戻しきれてない節はあります。ただ仕事が忙しくて余裕がないだけなのかもしれないが。人生そういう時期もある。そういう時に生活を続けていく何かしらの柱があってありがたいなあという気持ちです。

 

しかし頻繁に腹が立ってるの本当にちゃんとその指針を活かしてやってる?と思われるかもしれない。いや、この深呼吸する一拍が無ければ…。

「このやろう!なんでんかんでん俺に言いにかやがってからに!お前、この前その◯◯については◯◯の◯◯で◯◯が◯◯やから了解したって◯◯したやないか!お前!おい◯◯!」と首根っことっ捕まえて首投げにすること日に数度だろう。未だにそういう事は発生せず、クビになってないので(首投げだけに)この私的ウルトラ五つの誓いの一つは有り難く機能しているのだ。

 

ちなみに、ウルトラマンジャックの五つの誓いの他に、ウルトラマンAが地球を去る時の最後の言葉というのもあって、俺はこちらも好きなので引用します。

 

「優しさを失わないでくれ。 弱い者をいたわり、互いに助け合い、 どこの国の人達とも友達 になろうとする気持ちを失わないでくれ。 例えその気持ちが何百回裏切られようと。 それが私の最後の願いだ」

 

 

や、優しさ忘れないで…明日の俺よ…。まぁ、結局人に強くぶち当たれないがために、外から見たら俺はそこそこ優しい人間に見えてるだろうし、そういう意味ではエースの願いは今も…。いや、そんな卑屈な願いじゃねえよ?北斗と南の願いって。そんな心根でウルトラタッチができるのか?君は?

 

さて、雑記が迷走し始めたので強引に締める。

ウルトラマンAの最終回から数十年後、別のウルトラマン番組でウルトラマンAが客演した時のラストシーンもこのセリフで締めくくられていた。先程の最後の一文を「それが私の変わらぬ願いだ」に変えて。

いやぁ、こういうニヤッとできる演出大好きなんですよね。気になった人はウルトラマンAウルトラマンメビウスをみよう!

…これ超ネタバレだな?

(本記事にはウルトラマンシリーズのネタバレを含みます、ご注意ください)

 

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