人生、東奔西走

自分の人生の備忘録のつもりで作りました。

ネタバレ私見

(以下、鬼滅の刃(今劇場公開部分も含む)、半沢直樹ワールドトリガー神のみぞ知るセカイゴジラシリーズ等のネタバレを含みます。ご注意ください)

 

 

鬼滅の刃の劇場版が公開されて2日目。

さていつ見に行こうかな…と頭を悩ませているのは自分は週刊連載であってなかったのでコミック最終巻部分のネタバレを劇場で食らう可能性があるということ。

見たところ近場の劇場はもうモザイク柄の座席制にはしてなくてビッチリ席を埋め始めているので、例えば両隣の人がその話をしていた時に防ぎようがないという問題はある。なるたけ人が少ない時間がいいな…などと思っているけど、レイトショーでも結構人が埋まっている。ひぇー、すごいっすね…。

 

ネタバレを防ぐ方法に苦心しているけど、自分の考えではネタバレは食らう方が悪いと思っている。もっと正しく言うとネタバレを食らわせたとしてもそこに非はない、になるか。

鬼滅の刃の話をしたけど、例えば俺が今最終巻部分のネタバレを食らわない方法ってあって週刊少年ジャンプのその部分のバックナンバーを買うってことなんだよな。電子版でも可能なので案外お手軽にすることのできる手段。その5000円弱の出費とネタバレを食らうリスクを天秤にかけて後者を取ったのだから、俺がそのネタバレを食らってもそれで文句を言うことはできないかな…と思っている。

 

それにまぁネタバレを食らわないための自衛手段だって多種多様に取ることができる。Twitterのミュート機能もそうだし、そもそもSNSやネットに触れないという方法だってある。

各種手段を取ればネタバレを防ぐことは可能なので、食らいたくない時には食らいたくない側がそういう手段を取るべきだと思っている。

 

何故にそういうスタンスでいるかというと簡単なこと。週刊連載本誌追っかけ組にしろ、封切り直後に映画館に足を運ぶ人然り、それだけ熱意あるファンのパッションを、ネタバレ食らう可能性があるという理由で封じるのはなんか違うな…と思うわけ。

つまるところ俺が想定してるシチュエーションって以下のようなところで。

煉獄さんカッコよかったわー…いやー、あの最期は感じありますわー…みたいなツイートなり感想文をあげた人に対して「えっ!煉獄さんここで退場するの!アニメ組でまだ映画見てないから知らなかったのに!ひどい!」みたいなことを言うことはできないだろうということ。

まぁ、もちろんリプライでもないツイートを防ぐことはできないだろうから事故みたいなものなんだろうけど、事故なら事故で防ぐ努力をしておかないと…ということ。

 

わざわざこういうスタンスを発表したのは、自分が何かしらの作品を読んでる最中だということを公表した時に、先行してる読み手が「あっ、あの人まだ読んでる最中だからな…」といって気を遣われることのないように思ってですね。こっちはこっちで防衛策を取っているのでお気になさらず、という意思表明。

自分の場合だと上記のSNSの機能的なところ以外に「未見のシーンのネタバレにあたる部分の話を聞いても忘れることができる」という習性もある。例えば「最後に二宮隊長がつまんないウソをつくよ」という発言を見たとしよう。それを見た時にすぐに二宮隊長という固有名詞を忘れる…という感じで。人の名前を覚えるのに苦労するという自分のあれを逆手に取ったネタバレ回避法なのだ。

ま、これに対してうちの母はかなり特効持ちというか…。先日実家に帰った時「半沢直樹は後でまとめて見る予定だから、おかんは途中まで見てるだろうけど内容言わんといてや」と言っていたのに「これ誰が裏切ったと思う?私はあの料亭の女将やと思うわ」と。このように固有名詞でないところで攻めてくるので非常に参る。というか、俺のその内容言わないでね発言からものの3分で一話も見てない俺にそういうことを聞かれてもね…。その時の防衛策はそそくさと自室に引っ込むでしたが。

なんにせよ、自分の周囲の人にはあんまり気にせずにやって欲しいということ。シン・ゴジラの時なんか無人在来線爆弾というワードを引き合いに出して「これにワクワクするなら見に行ってくれ」と話す相手が欲しくて周りにお願いしたくらい俺も好き勝手やってるのでそこら辺は作品によってどちらにもなりうる。

 

 

こういうことを言ったので「ほーん、じゃあ君はネタバレ食らってもええんですな?LINEなりこのブログのコメントなりDMなりで君の読んでる最中、見てる最中の作品について結末送りましょうか」と言われるとまぁそれはどうだろう…。

そこまで明確な意図を持ってネタバレを食らわせにくるのは…。これまでの例が交通事故だとしたら、これは包丁持って明確に刺しにきてるようなシチュエーションでしょう。これに対して受け手のできる防衛策ってその人をブロックするとか受信拒否とかになるんだよな…。

ネタバレについては食らう側が気をつけるっていう俺のスタンスは、明確な敵意を持ってネタバレを食らわしに来る相手を想定していないし。

 

とまぁ、長々と書いてきたけどそんな感じで、俺はネタバレ受ける可能性がある時は気をつけてるのでその辺り気を遣わないでくださいという話でした。

 

ネタバレ防止で1番に思い出すのは神のみの連載最終回の時で、あのときは日付変わったら近くのサンデー入荷するファミマに行って品出し終わると共に買ってたなあ。当時はTwitterのアカウントが私用とオタク用混合だったからうっかり見る可能性も大だったので…。しかし、そんな購入行動をするくらいには熱が入っていたんだなあ。最終盤に小阪ちひろがどうなるのか…気になりまくっていたからね。

再びそういう作品と出会った時に、自分の口に何か足枷になるようなものがないための今のスタンス、というわけです。(口なのに足枷とはこれいかに)

 

 

 

184.0(110.2)