人生、東奔西走

自分の人生の備忘録のつもりで作りました。

ガルパン最終章第2話 感想 

公開から3週間ほど。

やっとガルパン最終章第2話を観てきました。上映時間とのタイミングが合わなかったり、諸々土日が埋まっていたり…。まぁ、何にせよ見に行けてよかった。

 

あ、イカネタバレ注意です。

 

BC自由学園との試合途中で1話が終わり…テレビシリーズなら正しい切り方なんだけど、そこから1年半待つことになろうとは…いや周知されていたことだけども。

確かサメさんチームの車体で窮地を脱してから、さあ仕切り直しといこうぜというところで終わったんだったよな…と思っていたら、さあ始まりました。

 

BC自由学園は、自分はリボンの武者で初めて知ったチームだけど、内部抗争のチームだと思っていた。だから最終章1話で安藤くんと押田くんが喧嘩し始めたときも「これこれ、これだよなBC学園」なんてしたり顔でニヤニヤしていたら、いつまでも仲の悪いBCと思うなよ、ということで非常に意表をつかれたのを思い出しますね。

そして2話。いやー…BCいいな。BC自由学園良かった。

エスカレーター組と外部編入組の仲違いはなくなっていたけども、その過去がなかったことになるわけではないようで、大洗チームの攪乱戦法でふたたび亀裂が走るBC学園。安藤くんと押田くんのべらんめえに熱い内戦には笑ってしまった。なんという接戦、激戦、超熱戦。君ら大洗とやりあっているときより強いんじゃないか?

再びの内戦を諌めにいくマリー様。

いやー、ルノーFT17に乗り込むときの身のこなし、刺し違えようとする安藤くん押田くんを抑えるときの身のこなし…。おれ身のこなしがいい女の子好きだよな。シュッとしてはる…。最終章にこんな隠し玉を残していたとは、恐るべしだよガルパン

お菓子もっしゃもっしゃ食べてたりするシーンも良かったんだけど、このシュッとしてる身のこなしのシーン。もしかしたら、おれは伝統的にこういう動きの女の子にどハマリする傾向があるかもしれない…。後日調査してみよう。

 

さて、話を試合に戻そう。

そこから体制立て直しての大洗との最終局面は熱かったすな…。

最終章ともなると、戦車の操車技術なんて各校ともハイレベルになっていて、ほんと戦術、時の運こういったものが勝敗を分けてくるんだろう…。戦車のスペック差というものもあんまり問題にはされなくなってきているような気もする。

だから数で押されているBCは最終局面かなり厳しかったんだけど、安藤くん、押田くん、マリー様の3両含む5両の奮戦がすごい。そうだ、これはフラッグ戦だ。フラッグ車さえ倒せばここからでも勝利を掴める。最後安藤くんがマリー様のルノーを弾きとばして庇って刺し違えたところは感動しちゃったわ…。半年前までバチバチやっていたという過去をうまく利用されて苦境にたたされているわけだけど、今現在は違う。一致団結BC自由学園の勝利のために、ともに戦う仲間なわけよな…。

このあたりの成長感は(リボンの武者からを含む)すごく戦車道が武道、部活って感じでよかった。

BC自由学園の3人を諭すのがあずみ大先輩というのも、OGが気にかけてるって意味で部活っぽくて青春っぽくて良い。というか、俺2話でめっちゃBC自由を気に入ってるな。

 

部活感というと、その次の知波単学園戦も良いな、って思うとこがあって。

福田は劇場版を含めて、「突撃バカ知波単学園」に革新の風を吹き込むポジションであるところがあるけど、その福田が初の夜戦(正しい意味で)不安だって吐露すると、西隊長以下玉田、細見ら知波単学園が歌謡突撃で鼓舞するシーン。

なにも知波単学園は福田という一人の革新児(知波単基準)によって革新されるだけの存在ではなくて、やっぱりチーム戦なんだっていうのが感じられて。あのシーン好きですねえ…。

やっぱり高校戦車道はしっかり部活なんだな…って。

 

その知波単のラストは感動したね。福田立案の「足踏み突撃」「サヨナラ突撃」等々派生突撃で大洗相手に互角以上に戦っていた知波単。が窮地に追いやられたとき「突撃させてくれ」という各員に対しての「転進、いや撤退する」ってあのシーン。

大きな目標に進むものは、小さな屈辱に耐えろ…耐えられるはずだ。試合に勝つための一時「撤退」。

それを受け入れたときに整然と追撃を振り切る速度で撤退する知波単に感動。言葉のやりくりではなく、迷いのない撤退においてかくのごとく見事にやり遂げるのだ。先も述べたけど、操車技術なんかにおいては、大きな差がなくなってきたかのようなこの無限軌道杯。そういう状況下で最後に知波単を縛っていた「突撃至上主義」を「勝利至上主義」に転換して大洗に勝つ!というあの知波単のラストシーン。…良かったんだよね。

どっちが勝つのか、3話が楽しみなんですよね。

 

さて、大洗においては桃ちゃんの実家が登場してまして…。

桃ちゃんが一番上の兄弟姉妹で実家が零細文具屋ってこれまで出てきてたっけ?俺の見逃しかもしれない。

弟妹達から姉として頼りにされてる桃ちゃん。なんとか勝ち取って欲しいんだよな…推薦入学。

実家に帰ったときのシーン。言葉を発さない飼い犬がめっちゃ尻尾をブンブン振って桃ちゃんを迎えてたのがめっちゃよかったっすね。武部殿と弟妹たちの手前、先輩・姉としての桃ちゃんだったけど、実家では飼い犬をめっちゃ可愛がってたりするのかもしれない。いやー、ああいう細かい描写いいなあ…。

 

 

そういえば、改装ボコミュージアムの一部が今回明らかになったけど、ボコライド…あんなに被虐を体験できる仕様だとは…。ボコファンはやられてるボコを応援したいのであって、ボッコボコにやられたいわけではないのでは?と思いつつ、好きなキャラと同じ体験をしたいというのもファン心理。わからんでもない…のか?

ボココースターで、ボコが背中にめっちゃ湿布張ってるシーンは笑っちゃいました。明日も頑張れよ、ボコ。

 

さて、そんなわけでBC自由のマリー様にどハマりし、知波単学園の成長に感激し、桃ちゃん先輩の合格を祈願しながら…3話を待つ!さあ、かかってこい!相手になってやる!

次回は皆さん、東京オリンピックの閉幕後でしょうか。またお会いしましょう。

 

100.6