人生、東奔西走

自分の人生の備忘録のつもりで作りました。

【対ホークス3戦目】魔境福岡3連敗 この借りを返さずに平成は終われない なぁ、高橋光成

いやー、開幕カード3連敗。

微差は大差とは言いますが、3連敗ほどの力量差を感じなかったのもまた事実。

戦えるでしょ、今シーズンも。逆に聞くけど開幕カードでネガって何になる?戦力分析の結果、今年は優勝無理だと諦めてシーズンに臨みますか?そんな風に臨むシーズンは俺にとっては意味がない。

俺は最初から最後まで優勝の可能性が消えるその瞬間まで優勝を信じ続けて一昨年までのシーズンを過ごしていたよ。開幕三連敗がなんぼのもんじゃい。勝てばええんじゃ、所沢で。

 

さて、中村剛也の今シーズン第1号や木村、金子の初ヒットなど明るい材料も多いんだけど、今日はなんと行っても高橋光成

7回3失点の好投で、負けこそしたものの今シーズンの高橋光成は一味違うぞという感じでした。

ストレートの球威よく、変化球も低めに。フォアボールがなかったのも良かった。

柳田への被弾はもうしょうがない。上林への入り方がすこし不用意だったけど、これも勉強。森友哉と共に成長していくんだ。

 

なぁ、高橋光成。俺はさ、嬉しかったんだよ。君がずっと「背番号13を欲しい」と思っていてくれていたことに。

俺たちが信じた背番号13の大エースのような生き方をしてくれるエースは、今の所見当たらなくて。引退して数年その背番号も空席のままでさ…。結局この時代に西口さんのような生き方をしてくれるエースは現れないんじゃないかって思ってたよね。その背番号の重さって俺たちが思ってるだけで、そのうち誰かがフッとつけちゃうんじゃないかなと。

引退試合でバトンを受け取った君が、背番号13をほしいと思ってくれていたこと。それが何よりうれしかった。君が言い出せなかったのも仕方ない。俺達にとっても、君にとってもその数字はあまりにも重いものだったろうから。

それを察したGMとコーチがさ、高橋光成になら13番を託してもいいと思ってくれたんだから、君は自分に自信を持ってくれ。海の向こうの去年までのエースも一緒に自主トレしててその生き様を伝えてくれただろう。君にはエースになれる素質がある。群馬に真紅の大優勝旗を持ち帰ったように、今度は所沢に青いチャンピオンペナントを再び翻らせてくれ。君にはそれができると俺も信じる。信じることができるようになるピッチングだった。大丈夫、それを続けていれば勝てる。君は勝てる投手になれる。

 

その番号を背負っていると、色んな人から有形無形のプレッシャーを感じることがあるかもしれない。俺だってそのプレッシャーの一員なんだろうと思う。

ただ、20年後。俺が「13番は脈々と受け継がれるライオンズのエースナンバー」と言える日が来るかもしれない。西口文也だけではなく、西口文也高橋光成。ライオンズ史上最もファンに愛されたエースの背番号の系譜になれるかもしれない。なってほしい。

君がその背番号を背負った初の公式戦。惜敗であった。だが、これが伝説の始まりになるかもしれない。その伝説が終るまで、これからも高橋光成の勝利を願い続ける一介のファンとして応援していくぞ。

 

辻監督が言っていた。「まぁ、見といてください」と。

そうだ、ライオンズを舐め腐っているやつらを全員まとめて見返すために、所沢に戻る。全員ぶっ倒して、勝つ。いいねえ、ギアが上がってきたぞ。

たかが3連敗。グダグダ抜かすな。これからじゃ。