人生、東奔西走

自分の人生の備忘録のつもりで作りました。

終・浅村栄斗について

本日の雑記、こちらの記事のアンサーソングになります。

浅村栄斗について - 人生、東奔西走

 

昨日分の日報でもぶち上げていたんだけど、今日の東北楽天ゴールデンイーグルスとの試合は、うちから移籍していった浅村栄斗との初対戦になります。昨日さんざっぱら「勝たねばならない」と言っていた試合でした。

ところが、試合が始まると言う段になってパリーグTVが放送しないと言うことが判明。DAZNなら…と思って調べてみたら、DAZNでも放映なし。楽天公式アプリのみということだったので、映像を見るのを諦めてスポナビアプリで試合を追ってました。

 

まぁ、スポットスポットで映像とか写真は公式アカウントなり、現地の西武ファンならから流れてくるのでその様子なんかも追いながら…。

ああ、本当だ浅村栄斗は移籍したんだなあ…ということをつくづく実感するね。

さて、何から話そうか…。

 

冒頭の記事を書いた時から今日までの間に、諸々の心情の変化はありました。

移籍してからの様々な発言。言葉を選ぶのが下手なのは相変わらずなんだなあ…と思うとともに、勝たねばならないの一心がどんどん増していっていた。

気にしなければいいのに、目に入ってくるニュースの山々。浅村の楽天での応援歌には、「叩き込め」のフレーズが入ってるそうです。西武応援団には許諾を得ているとのことですし、別に気にしてない…と思う心と、「そりゃ応援団はわざわざ拒否しないでしょ…。窓口になった応援団員の人の心中はいかばかりか」と思う心。

ホークスへの敵愾心が今シーズンほとんどなくなっている一方で、イーグルスを倒さねばならないという気持ちが増していくことを実感していくキャンプインからの1ヶ月だった。エースとキャプテンを引き抜かれて、今シーズン負け越しました?それじゃあ、あんまりにも情けないじゃないか。チャンピオンチームだぞ、気概を持て。

エースを引き抜かれ、打線の柱を引き抜かれて、それでもなお勝ち越す。そうでなくては…そうでなくてはならない。勝利への渇望が身を焦がす、そういう1ヶ月だった。

 

 

今にして、冒頭の浅村栄斗移籍時の記事を読むと、なかなか落ち着いているが、その後の内面世界のブチ上がり方は下の記事の方が詳しい。

俺の中のヒドラジン - 人生、東奔西走

山野辺の開幕スタメンにこだわっていたのも、「お前の穴を、うちのスカウトが見つけてきた新人で塞いでやるよ!見とけや!見とけ!」の一念であった。冷静ではなかった。

 

延々と燃料を内面に注ぎ続けて迎えた今日。

マウンドには松本、打席に浅村という場面をスポナビライブで見ていて。

俺の気持ちは松本航に向いていた。

相手が浅村だから抑えろ、ではなく。オープン戦初登板の初回。俺たちの先発陣はもう火の車状態だ。君とニールの二人に目処が立たないと、「シーズンに」勝てなくなる。相手が誰とか関係なく、抑えてくれ。

結果、松本航は相手チームの3番打者をゲッツーに抑えて、初回を乗り切った。その後も中軸をしっかり押さえて4回無失点。素晴らしいピッチングであった。感動した。よくうちに来てくれた。2019年、ライオンズのユニフォームを着て、ともに戦ってくれる。ともに生きてくれる。それだけでいい。ともに、勝とう。松本航。俺たちはまだまだ勝てる。勝とう、埼玉のプロ野球選手として、とあるプロ野球球団に惚れ込んだファンとして。

 

二打席目に見逃し三振で抑えた頃、浅村に対してメラメラと燃え続けていた対抗心が消えていた。

消えていた…?そもそも最初からそれはあったんだろうか。いや、あれだけバチバチ浅村を意識していたくせに対抗心がなかったは大ウソすぎる。

だけど、そもそもそんなものがあったのか、と思ってしまうほどに今、心穏やかなんだよな…。

 

一昨年の野上移籍時、野上に対して別れを告げるブログ記事を書いた。あの時は、野上に持っていた好印象が転じて無関心に転ぶ瞬間だったと自覚してるけど、浅村の場合は好印象がまず悪印象に転じて、そこから無関心というポイントに移るまでに時間がかかったということか…。

野上と浅村でのこの時間差はなんだったんだろう。まぁ…今となっては二人ともジャイアンツとイーグルスの選手だし、真相はもう闇の中。知らん知らん。

「◯◯について」記事で二度目に登場させるときは「続・◯◯について」という表題にするのがしきたりであったけど、今回「終・浅村栄斗について」というタイトルにしたのは、特段の感慨を抱かなくなってしまった以上、次に書くことは多分ないだろうなということが理由。

 

シーズンオフの移籍劇以降、東北楽天ゴールデンイーグルスに対してはトゲのある物言いが多くなっていたことをここに謝罪します。

その上で、今年も一年真剣勝負。ホークスもファイターズもバファローズもマリーンズもイーグルスも全員まとめて倒さねばならない。優勝しようと思うなら、全チームに勝ち越さねばならない。

 

そう、やっぱり勝ち越さないといけないわけだ。まぁ、エースとキャプテン引き抜かれて負け越しましたはやっぱり情けないから、絶対勝ち越そう。勝ち越すぞ、勝ち越すぞ、勝ち越すぞ。勝つ、勝つために、勝つ。

何も失わずに、勝つ。全てを手に入れるために勝つ。君たちと俺たちで勝つ。

松本航がいる、内海哲也が、ザック・ニールが、廖任磊が、栗山巧が、中村剛也が、秋山翔吾が、多和田が平井が木村が十亀が野田が森が榎田が、源田壮亮大石達也がいるこのチームで勝つ。辻監督率いるこのチームで勝つぞ。

 

必勝宣言を以って、2018年最後の思い残しにケリをつけることにする。

ええ、今穏やかだよ。本当に。

 

106.2