人生、東奔西走

自分の人生の備忘録のつもりで作りました。

2018年九州の旅 1日目

 

こんばんは。タカボンです。

私は現在宮崎県山之口SAにて車内に寝床を作って寝ようかというところ。

いやー、充実した旅行初日だった!覚えているうちに備忘録しておきましょう。

 

 

八幡浜から別府に向けてのフェリーは3時前には到着していたけど、そんな時間に下船してもやることがないので、5時まで船内休憩をしていた。

結局途中ポツポツ目覚めながらも4時45分にアナウンスで起こされるまでは寝落ちていた。

 

さて、下船してコンビニに寄ってさぁどうしようかというところでまずは別府なので温泉に。

金曜日は風呂にも入らず来てしまったので気持ち悪いというのもあり、24時間営業のスーパー温泉やまなみの湯に向かう。

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時間も時間だったためか人もまばらで、ゆっくりと風呂に浸かる。

浸かりながら今日の計画を考える。

 

このやまなみの湯が九州横断道路の東の始点にあたり、そのままやまなみハイウェイに突入できそうということが判明したので、営業時間等を気にする必要がない九重連山見物を先にしてしまって、それこら稲積水中鍾乳洞、高千穂峡に行こう、よしそうしよう。

言うが早いが、風呂から上がったらそのまま西進。九重連山方面を目指す。

 

別府から西に進むと、もう一つの温泉町、湯布院町にぶち当たる。

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(写真は由布岳湯布院町)

 

運転しやすい山道と景観にテンションを上げつつ、さらに西進。気が付けばかなり山深いところに道が進み、1時間ほどで見えて来たのが九重連山f:id:keepbeats:20181215215518j:image

 

みえてきた…見えてきた…まぁ、見えたんじゃないかな。

当初予定ではこのまま西進して九重連山を抜けたら南下して、水中鍾乳洞に向かう予定だったんですけど。船中泊の疲れもあったのか、すぐに動き出さなくて、調べたら近くにある登山者向け食堂が8:30からやっているというので、そこで朝ごはん食べていくかと、開店までの時間つぶしに近くを散策してみました。

もちろん山の装備は持ってないので、入り口にある湿原の遊歩道をグルっと。

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これが思いの外素晴らしくて。

木道の遊歩道って、自然を間借りしている感じがあって好きなんですけど、ここも例に漏れず…。いやぁ、来てみるもんなだなぁと思って感動していると、九重連山の方もガスが晴れていってですね。f:id:keepbeats:20181215220506j:image

人間、待ってみるもんです。

 

朝ごはんを長者原ヘルスセンターでいただいて(だんご汁定食ととり天)出発。

しばらく行くと、やまなみハイウェイの標高最高地点に到達しました。どうもそこにも展望台があるということで。晴れたし行くっきゃねぇな!ということでパーキングに泊めてえっちらおっちら歩いて行ってみたら

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素晴らしい光景ですよね…九州でも当然山の方は雪化粧するわけですよ。冬の入り口のこのシーズンだから、白い山頂を見ながら苦もなく運転できたわけです。僥倖僥倖

 

さてこの時点で時刻って11時を回ってます。

当初予定では水中鍾乳洞を見終わった…くらいの時間ですね。

結局九重連山エリアに3時間滞在していたわけです。おっと、いきなり予定が蹴つまずいてる。

まぁ、焦っても仕方ないと、次は稲積水中鍾乳洞に向かいます。

 

水中鍾乳洞、初日の行程で一番楽しみにしてたところでして…。

しかしなんでこれまっぷるとか手元の九州ガイドブックに載ってないんだろうと思ってたんですが、行ってみてわかった。理由は多分アクセスの悪さですね。

稲積水中鍾乳洞に行こうと思ったら行き帰りで計1.5時間くらいは山道を延々と運転する羽目になる。しかもその間ほとんど車とすれ違わなかったので、行く人自体がほとんどいないのか…?と行く前から不安に。

 

やっとの思いで到着すると…

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おっ、この感じ。いいじゃないか。

受付で入場券を買っていると係員の人から

「まずですね、入ったら左手に白蛇の館があります。」と。

「白蛇ですか」

「はい、まずそちらで是非白蛇を見ていただいてですね、館内を巡られたらと…、あ、写真を撮っても構いませんので」

いいんだ写真撮っても。御神体とかそういうのではなく、アイドル感覚でチェキっていいんだね。

ありがたく、一枚撮らせてもらった。f:id:keepbeats:20181215221628j:image

そういうフレンドリーな感じで接していい白蛇くんだったんなら名前教えてほしかったな…

まぁこの白蛇くんに祈願してのち、館内をめぐる。

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御仏を感じる…。大分県下最大の大仏もあり、仏教パワーを感じる園内でしたね。

大師さんが大分で巨大化しているの知ってる四国の人間はどのくらいいるんだろう。

 

さてあったまったところでいよいよ水中鍾乳洞へ

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あんまり中で撮った写真をパシャパシャ上げてもいかんかなと思うので、入り口脇の鍾乳洞らしきところの写真だけ…。

秋芳洞に行ったことはあるんですけど、あそこよりもすごい洞窟感が増している。つまるところ奥行きは広いんですけど、幅とか空間はそこまで広いわけでもないから、ほんと洞窟に入っていってる感じがね…。

今年タイであった洞窟閉じ込め少年救出作戦のことを思い出してね。あんなとこに閉じ込められたら俺なら絶対発狂するわ…灯りもないんでしょ…やばいよ…。

加えて水中鍾乳洞ということで、自分たちが立っている地面、ないしは金網よりも深いところにも空間があって水をたたえているんだけど…覗き込むと底を感じられないような暗さがあってゾッとしたね。

水はめっちゃ綺麗で濁りはないんだけど、光が届かなくて見通せない底の部分…。あれは深淵って感じがして良かった。

 

それにしてもなんか自分以外のすれ違った3組がみんなカップルだったんだけど、きゃーこわーい!とかそんな感じでもなく、ただただ悠久の時が作り出した風景に圧倒されてら感じがあって、あぁ、俺も彼彼女らもおんなじ人間なんだなって安心した。

 

というわけで高い期待値を裏切ることなく大満足だった稲積水中鍾乳洞。

 

しかし問題が一つ。この時点で時刻は14時前。今から高千穂峡に移動していては、夕方暗くなるし何もできない、どころかそのあと宮崎市に移動して夕飯を食べる時間があるかどうか。

九重連山での長居が効いた結果になりましたが、もうこれは仕方ない。水中鍾乳洞から宮崎市街に直行することとし、高千穂峡は、熊本阿蘇地方に行く道中に寄れないかどうか検討することにしました。

いいか、これが高度な柔軟性を維持しつつ、臨機応変にやるということだ。決して行き当たりばったりではないのだ。

 

というわけで宮崎市役所にカーナビをセットすると…到着予想時刻が18時過ぎとか出ましてね。

えっ、道中距離130キロで4時間かかるってどんな計算やねん?おかしかろーが…

あとでわかったことですが、うちのカーナビでは東部九州自動車道が開通していないことになっているらしく、それで延々下道で行くとして、4時間と叩き出していたそうな。

まぁ、お陰で結構道に迷いはしたものの、17時前には宮崎市に到着してました。 

 

あとは晩御飯を食べるのみ!

思えば昼ごはんを食べそびれているし、しこたま食うぞ!と気合を入れての夕食タイム。

事前にいくつか店にあたりをつけていましたのでその点は抜かりなく。

 

1店舗目は「おぐら 本店」という洋食屋さん。

ここはなんとチキン南蛮の発祥地と言われているところ。もちろん注文はチキン南蛮。

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いいじゃないか。

このタルタルソースの質量感。

実際食べてみると、タルタルソースがやっぱり別格。なんだろう、野菜の存在感というか…とにかく美味いんすよ!タルタルソースでご飯いくらでもいけるレベル。それを甘辛く味付けしているチキン部分と合わせてね。また行きたい…というか社食で毎日食べさせてほしい。絶対生産性上がる。

 

そして、続いて2店舗目の宮崎辛麺

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辛麺とはなんぞやというところから入った自分だったけど、つまるところ麺がこんにゃく的なものでできていて、こう…辛いんですよ。うまからいという感覚。

個人的にはこの辛いスープとニラの組み合わせがなんとなく昔懐かしい台湾ラーメンを思い出させて一人ノスタルジーに浸ってました。

そんな中、スープを飲み干しにかかると、なんか具が残ってるな?なんじゃと思ってレンゲですくうと、にんにくのかけらでした。ここでいうかけらって、あの1片がそのまま入ってたんすよ、潰されてたりした状態ではなく。そらガツーンとくるわ…と思って、よくよく見ると、にんにくが計4片。それってつまり、にんにく半個入れてるってレベルか。

明日人と会う用事なくて良かった、と思いつつ。横ではおそらくこれから帰路につこうというトラベラーな女性二人が同じものを食べていた。

明日のことを気にして美味いものが食えるのか、そう思いなおして、がっつり完食して帰ってきました。

 

そして3店舗目はデザート食ってねぇな、ということで宮崎フルーツをふんだんに使った完熟マンゴーパフェ

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いやぁ、ぶっ刺さってますねぇ

これ最初どこから食べ始めても絶対崩れるやろ…と慎重に行ってたけど、ぶっ刺さってる生クリームがかなりしっかりした生クリームで、そう簡単には揺るがない感じだったので大丈夫だった。

生クリームでさえ揺るがないというのに、俺は…という気持ちを持つことはなく、やっべえ、果肉うめえとマンゴーパフェをを平らげてました。

実際マンゴーも良かったけど、下の方に入ってるほかのフルーツよね。マスカットとか日向夏とかも非常に美味しかった。

 

そして4店舗目で買ったものもあるんだけど、それは明日の朝ごはんにする予定なのでその時に。

 

というわけで。そのあとは…まぁ、GBNSの聖地巡礼に失敗するとかそういう場面もあったけど、無事SAに到着してまして車中泊中。

 

明日の予定は。まず朝起きたら都城市スーパー銭湯で身を清めたら、早い段階で佐多岬に南下。

9時になったら霧島酒造に電話して、工場見学の空きがあるかどうかを確認。

いけるなら11時から見学して、終わったら桜島上陸。天気が悪いのが心配だけど、桜島観光終わったら、フェリーで鹿児島方面に抜けて、時間にもよるけど指宿方面に南下するか、鹿児島市街でご飯を食べたりするか…というところ。

 

まぁ、これから車中泊でしっかり寝られるかどうかにかかってるところはあるわいね、というわけで、おやすみ。

 

 

今日はぐっすり寝ます。

 

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