現在時刻は11月4日。
ベイスターズとホークスの日本シリーズを見ながらパソコンの前にいる。
ああ、今永昇太っていいピッチャーだな…投げっぷりがいい…ストレートがいい…。
今永先発ゲームを見に行きたい…。幸いなことにセリーグ本拠地球場は海の向こう側にあるんで、ちょっと来シーズン考えようかな…。
さて、そんな広島渡海計画とも関係する今日のお題は、愛媛から全国各主要都市への交通手段。
毎回、ライブなりイベントなり野球観戦なり旅行なりで遠征をする時に、交通手段の吟味を行うわけだけど、それに毎回時間がかかってしまう。
だから、自分が行きそうな街への交通手段をリストアップしておこうというわけ。基本自分のための備忘録だ。
今回まとめる都市は東京(首都圏)、大阪(関西)、名古屋、福岡、広島、沖縄、金沢の行ったことのある7都市と今後行く可能性の高い仙台、札幌の2都市。
愛媛側の出発点は松山市とする。
空港へはJR松山駅から車で20分ほど、松山観光港、三津浜港へはそれぞれ15分ほどという設定で。
では、まず東京から。
松山駅から東京駅への直線距離は671キロ。あれ、そんなもんか…思ったより短いな。
主な交通手段としては飛行機、鉄道、夜行バスが候補に上がるだろう。流石に首都へのアクセス。ここ愛媛からでもバラエティに富んだ上京手段が用意されている。
- ①松山空港~羽田空港(JAL,ANA)
冷静に考えると、1番まっとうな方法は松山空港-羽田空港間の航空機。
運行はJAL、ANAによっておおよそ2時間ごとに2便ずつが用意されてる。
早いのが8時前で、一番遅いのが19時台。本数も揃っていて、何も考えなければこれがベストな選択肢。
何を考えて、この選択肢を消すかと言われたらひとえに値段。
JALの松山羽田間は普通運賃で36,000~37,000円。往復7万オーバーとなると頻繁に上京する若者にとって現実的な選択肢ではない。
- ②松山空港~成田空港(Jetstar)
それで、登場するのが、愛媛県民希望の翼、Jetstar。
松山羽田間は便利だ。本数も多い、機内も快適だし。しかし、これはブルジョア階級の乗り物。
それを使えない我々に「君たちも東京(千葉)に行っていいんだよ。」と言ってくれたのがJetstar。
JetstarはいわゆるひとつのLCC。価格変動の幅は大きいけど、最安値は5000円台から一番高くても2万前後くらい。
俺も過去東京にいったのはこのJetstarでの上京が最多のはず。
フライト時間も一時間半くらいなので狭い機内であったとしてもそんなに気にならない。
気をつけないといけないのは便数が一日に2~3本くらいしかないのと、その時間帯。
大体は午前、午後、夜となっているが日によって結構時間はずれているので、前回使った時間帯が今回もあるという保証はないということ。
あとは復路でこの便を使う場合、成田早朝便は電車の始発でも間に合わないので、都内各地から出ている深夜快速バスを使うか、終電で成田に行って一夜を明かすなどの方法が必要ということ。
安いのには安いなりの苦労もあるのだ。
それでも、成田第三ターミナルの完成で、到着後、機からターミナルへのバス移動がなくなったりと確かに利便性は向上している。
成田東京間は京成線などの鉄道か、東京成田間の快速バスで行けばいい。バスは片道1000円で東京駅に着いてくれるので、個人的には気持ちも楽でおすすめ。成田エクスプレスも上野まで一時間とかからずに到着してくれる。
- ③松山駅~東京駅(JR四国特急-山陽東海新幹線)
世の中には、飛行機について「鉄の塊が空を飛ぶのが信じられない」といって飛行機移動が苦手な人もいるらしい。
ともかくも陸路でも東京に行く方法はある。
まずは完全鉄道方式。JR松山駅から岡山駅まではJR四国の特急いしづち・しおかぜで、岡山から東京まではのぞみで向かうという方法。
この方法のメリット…メリットですか…。まずは陸路という安心感…。事故による乗客の死亡事故を起こしたことがない日本の新幹線なので、乗ってて死ぬことがないっていう安心感はありますかね。あとは駅弁がおいしいとか、電波が使えるとか…。
正直言ってしまえば、航空機を使うことに比して大きなメリットがあるかと言われると難しいですからね。それほどに、愛媛-東京間は遠い。
祝日とかでJetstarも二万円オーバーのときなら、このルートの自由席のほうが金銭面では勝てます。所要時間はおよそ6時間半。自由席なら片道2万弱。
まぁ、途中で立ち寄るところとかがないなら、東京愛媛を新幹線でってのは、あんまり推奨されないのかもしれない。
それでも、俺がこの方法、Jetstarに次ぐ回数で使っているのは単に新幹線が好きだからっていうのと、山梨に住んでいた頃は成田までいくのが面倒で、新横浜から新幹線を使っていたから。
あとは、単純に長い時間移動するのが好きだからだろう。
- ④松山駅~東京駅(寝台特急サンライズせと)
推奨しないといった線路の旅だけど、航空機に負けない利便性を誇る手段が一つ。
それがサンライズ瀬戸。四国の人間にとってはこれが夢の寝台特急。
毎夜9時台に高松を出発し翌朝7時過ぎに東京着。
この時間に東京着というのは深夜バスでも使わないと不可能。
さらに深夜バスと違って完全に横になって寝られるというのと、個室だから車窓の風景を楽しみながら移動ができるという所。
自分が乗ったたのはB寝台のソロだったけど、窓枠で晩酌しながらの瀬戸内海渡海はなかなかにオツだった…。
移動の疲労感がかなり小さいというのは大きいかなぁ。個室空間で移動できるという点では後述のマイカー移動と同じ楽さがある。
- ⑤松山~新宿(夜行バス各社)
ここからは自動車移動だけど、その代表格が夜行バス。
なんといっても価格と到着時間が素晴らしい。価格は片道1万円前後。おおよそ12時間程揺られれば到着という次第。
デメリットは体力面。車内の空調が熱かったり、前後左右に気を遣ったりで結構しんどい。
翌朝起きたら足がむくみまくってるなんてこともザラだし、翌日体力的にハードな、例えば夏コミとかそういう場所に行くときはあんまり使いたくないなぁ…。
あと、金曜とかの夜行バスだと座席がとっとと埋まってしまうことも多々なので、行くと決めたらとっとと予約してしまわないと…。
- ⑥松山IC~八重洲IC(松山高松自動車道~山陽~名神~東名~首都高)
さあ、ここからは狂気の沙汰ほどおもしろい。愛媛-東京間の車移動をやってみましょう。
過去これをやった回数は2回。2015夏、2017夏の旅行。総走行距離は途中で高速を降りなければ812キロ。所要時間は休憩挟まなければ9.5時間だけど、実際休憩を挟むから15時間とかそういう時間がかかる。
これ1人でやると、高速代だけでも交通費が新幹線の片道とかと同じ値段になるし、ドチャクソ疲れるし全くおすすめしない。
荷物をたくさん持っていけるのと、長距離運転が好きな人、過酷な移動が好きな人はこれで喜ぶってとこぐらいですかね。
それでも二回もやってるのは俺もまた長距離移動が好きな人間だから。
上りなら静岡を半分超えた辺り、くだりなら兵庫を超えた辺りでしんどさのピークになるので、そこでガッツリ休憩を取るのがおすすめですね。それぞれ、海老名とか三木SAあたりの大型SAで。
- ⑦松山~徳島港~東京(オーシャン東九フェリー)
最後は海路。四国から東京までだと、徳島-有明のオーシャン東九フェリー。
昼の12時過ぎに出発して、到着は翌朝7時。値段は大部屋なら1万円少々。
到着に時間がかかりすぎるのと、徳島までいくのが手間なのを考えても、現実的ではないけど、こういう長距離船旅って結構憧れるんだよなぁ…。時間がある時に一度試してみたい。
ただ、船内に食堂とかレストランがないのが残念。自販機のご飯も味はあるけど、それだけでは少し物足りないのだ…。
以上東京へ行く方法7種類。
冒頭に現在11/4とか書いてるけど、今11/26だ。この調子では年内に主要都市全部書き出せる気もしないけど、アクセス方法が一番多いのも東京だから、今後はペースが上がるんだろう…。
しっかし、目下2018/2の東京遠征どうやっていくかなぁ…。
本来その目的のためにまとめ始めたのに。本末転倒とはこの事。仕方ない。