近所のスーパー銭湯がメンズデーで割引をしていたので昨日に引き続き行ってきた。
いつもは4チャンネルのサウナのテレビが今日はNHKでラッキーなことにプロフェッショナルの時間だったので、茹っては冷まし、茹っては冷ましながら見ていた。
今日のプロフェッショナルは日本の数寄屋造建築のプロだったのだが、その最中、これまでの人生を振り返って感極まったところでの言葉が胸にきた。
「思い出したら泣きたくなるようなことばっかりでしたけど、それでもまぁ、ようやってきました」
父を亡くして生活のために丁稚奉公に出た少年時代から50年、その世界で汗水を流して生きてきた人の言葉は重い。
ようやってきた。
人が生きていくことは大変で、振り返るとこういう抽象的ともとれるような言葉になるのかもしれない。
この人と比べて、自分の苦労は大したことないだろうけども、それでもまぁそれなりに大変な日々を生きている。
なんとかまぁやっていくしかないわけだ。