人生、東奔西走

自分の人生の備忘録のつもりで作りました。

夢の外へ

※今日の雑記は要領を得ない悪夢の話です。


昨晩のこと。12時前にはうとうととし始めcpapをつけて布団に横たわる。除湿で稼働させていたエアコンも切って、扇風機だけを頼りに眠りにつく。
どういうわけか寝付きが悪く、1時間半くらい姿勢を変えたり、聞いている耳かき音声を変えたり…そんなことをしているうちにどうやら眠りについたらしい。


そして夢を見た。今日の雑記はこの夢の話。端的に言うとえっぐいほど悪夢を見た。

 

まず夢の中の自分はどうやら日本国外にいるらしい。これは状況判断とかではなく、夢の中の自分がそう自覚していたということ。どういうわけか分かってしまった、という感じ。
地中海っぽさがある街並みで昔NHKの『世界ふれあい街歩き』という番組で見たイタリアのシチリア島のような趣だった。遠くに海を望む坂の上の道で近くに白壁の建物。その建物の屋上に登って建物のへりに足を投げ出して遠くをヌボーっと見ていた。3階建てくらいの建物だったので、そこそこの高さがある。
すると、かなり遠くから自分が座っている建物の前の通りを女性が走っていった。この女性がとても大きく、自分が座っている位置に顔が来るようなタイプの女性。イメージとしては進撃の巨人に出てくる巨人くらいのサイズ感。そんなサイズの女性が『民衆を導く自由の女神』のポーズで目の前の通りを過ぎていく。手に持っているのはフランス国旗ではなくて、角材。
その角材も不思議な感じで、角材の一端は通りの端の方にあり、女性はもう一端を持っているのだが、走っていくとぬーっと角材が伸びていくような感じだった。
その様子を眺めながら「へー、これが海外か」というような感想を抱いていたら、いきなり視界が暗転。
突然”STAGE3 CLEAR!"のような文言が出てくる。『アクセル・ワールド』を知ってる人ならイメージしやすいかもしれない。VRMMORPGとでも言うんだろうかそういう世界観。

そして、このとき夢の中の自分は「ああ、昨日と一昨日の夢がSTAGE1と2だったのか」と納得する。

 

ここで少しリアルタイムの時系列を遡る。

土曜夜の夢というのがこれ。

 

そして金曜夜は実家のある街の高速道路を父親の運転する車で進んでいくという夢を見ていた。

高速道路→空港→海外。なるほど、辻褄は合う。それ以上に「夢の中で過去見た夢のことを意識する」ということの変な感じを覚えている。

 


話は再び夢の中へ。
昨日一昨日の夢から地続きであることを理解すると、視界が再び明るくなる。
建物の中にいるらしい。視界を取り戻した瞬間に得も言われぬ不快感が喉元とか胃の腑に湧き上がってくる。気持ちの悪い表現でごめんね、吸気に蜂の子が混ざっているような感覚。
謎の建物の薄暗い廊下に立っていたけど、「この建物では非人道的なやばいことが行われている」という情報が夢の中の自分の脳内に入ってきて「外に出ないとやばい」という直感を得る。薄暗いとは言っても昼間だったので外からの明かりが入ってくる方へと走っていく。。走っている途中に同じような逃走を試みている人らと合流して皆で一斉に外に出る。
すると、外には小銃を構えた一団がいた。ビジュアルのイメージとしては、エヴァの旧劇でNERVに突入する戦略自衛隊のような…。その人らが「途中で逃げ出すことは契約に含まれていない」と言い放って、こちらに向けて発砲してくる。
もちろんなすすべなくぶっ倒される。あかーん、これ死ぬんじゃ…という気持ちとともに「ああ、でもこれでもうあの気持ち悪い空気を吸わなくていい…」と思いながら…。再び意識の暗転。

しかし、次の起床は現実ではなくてまだ夢の中でのことだった。夢の中で目を覚ますと見知らぬ天井…。手術台のようなところで寝かされて拘束されていて、口に呼吸器のようなマスク。近くに2人の白衣の人間。
手元に持っている資料に何事か書き込んでいる。寝て拘束されている状況では見えるはずもないその資料の内容が何故か見える。夢ってそういうとこあるから。
その資料には、STAGE1~5までの段があり、それぞれに「MISS」「DEATH」と書かれていた。STAGE3までは斜線が引かれている。STAGE4のところには「MISS」の下に数字の90、「DEATH」の下に数字の10が書かれていて、今まさにDEATHの下に正の字の一画目が書かれているところだった。
白衣の人間が「ではもう一度いきますか」「そうですね、まだこれだけの回数試せますから」とか言っている。夢の中の自分が「ああ、90回までは失敗できて、10回までは死ねるのか」と何故か理解する。そして、STAGE5のところの「MISS」の下に5、「DEATH」の下に1の数字が書かれていることを把握する。
全身麻酔の手術のときがこういう感じだったな…という意識の遠のき方をして夢の中で眠り…。

 

 

 

そして、やっと現実での起床を得る。
いやー、まーじで怖かったんですよ。起きて心臓バックバクだったのなんてほんといつ以来だったか。しかもcpapつけて寝てるから、鼻に呼吸器のようなマスクつけてたからね。秒で取りましたよ。
枕元のスマホで士官を確認すると3時前。寝付いたのが午前1時30分前後だから、寝入って90分で悪夢で叩き起こされた訳だね。もう一度寝たら夢の中の展開が進展するのではないか…というパニクりもあり、相席食堂の長州力をみてゲラゲラ笑い倒した後に再び就寝。
次に意識を取り戻したのは午前7時。夢のない眠りから覚める。


なんでわざわざこの文章に起こすのめんどくさい悪夢を雑記にしたかって?
夢は人に話すと実現しないってジンクスあるじゃないっすか。それなんすよ。今晩は悪夢も何も見ずに健やかな眠りを得たい。そのために、夢を公言して再びこの悪夢の続きを見ないための願掛け、そういうわけです。

 

さて、じゃあ気合い入れて寝るぞ。

 

108.6