人生、東奔西走

自分の人生の備忘録のつもりで作りました。

往復550キロの巡礼

さきほど、淡路島での七福神巡りを終えて松山に戻ってきました。

 

朝6時過ぎに出発。布袋様をお祀りしている護国寺に到着したのが9時半。

その後弁財天様をお祀りしている智禅寺までを午前中に。

お昼にうどんを食べて、残り2つのお寺を巡って終わったのが15時過ぎ。

 

そこから一直線に今治まで帰って今治に戻ったのが18時半。家族で晩御飯食べた後、松山に戻って21時。

 

合計550キロほどとなりました。本日の行程。

写真とか含めての旅程記事は後ほど…。九州も北熊本SAで何日止まってるんだというところなので、だいぶ後ほどになりそう…。

 

それでも、この淡路島の七福神巡りは、大叔母さんが毎年のように行っていた巡礼の旅で。母がこの遠征にこだわったのもそのあたりが理由みたい。

智禅寺のお土産屋さんに「弁天様の智慧の酢昆布」なるものがあったんだけど、めっちゃ見覚えあると思ったら、大叔母さんの家にあそびに行くといつも出してくれてたお菓子だ…。

 

俺は大叔母さんに多大な恩があって、その恩を返せるというステップに進もうとした大学4年の冬に、恩返しをする方法を失ってしまった。

あの時は「この世には神も仏もいないのか」とだいぶ落ち込んでいて、辛くて誰かと話したいという理由で台湾ラーメンに付き合ってもらったのは、あの時くらいだったような気もする。

あのとき、どんな感じだったんだろうと当時のツイログを見直してみると、びっくりするくらいにツイートそのものがない。朝「おはよう」とかツイートして、天気とかおやすみとか言って終わってる。なんにせよ、あの時期にその心情を吐露する友人がいたということは、俺の青春時代最大の財産だったと思う。

それにしても、もし大叔母さんが健在なら、ネバリ号を駆って、八十八ヶ所でも島四国でも高野山でも連れて行ってあげられたんだろうに…。と、言っても仕方ないことばかりを言っても仕方ない。

 

今日、七福神巡りをする中で説話を聞いていると、七福神の皆様のご利益がすごく現世的だなということに気がついた。「亡くなってからあの世ですっげえ極楽なラークライフバランスをエンジョイできるぜ」みたいなのではなくて、「商売繁盛」「健康長寿」「才気開花」「芸事成就」「健脚復活」etcetcなど、今日明日を生きていく上でめっちゃ武器になるやつ。

残り70~80年の人生を生きていく中で、やっぱりいろいろ楽しく生きたいから、というわけてはないけども俺も七福神の皆様のお力をお借りしたいと思う。

 

帰りのカーステレオでフラワーカンパニーズの深夜高速が流れていた。

俺っぽい曲ということで紹介してもらった一曲だ。

「そんな夜」をこれからもずっと探して、人生を進んでいこうと思う。

 

111.6