人生、東奔西走

自分の人生の備忘録のつもりで作りました。

2018年加入者達追加候補たち

 

さぁ、2018年も残すところ20日を切りました。
年末となると、今年の一年を振り返ってというテーマでまとめることが多いんですね。
今年のニュース、今年の遠征、今年の一曲…。
さて、そんな中で今日は今年の加入者達がいよいよ何人かに絞られてきたので、その公示を。

加入者達については以下の項参照。

加入者達の変遷について -前編-(1~7人目) - 人生、東奔西走

加入者達の変遷について -後半-(8人目~13人目候補 ) - 人生、東奔西走

 


去年は、年末の一年振り返り雑コラニュース大会の中で、「今年は『舞妓さんちのまかないさん』からキヨさんです!」って発表したんだっけ。
キヨさんって2017年の上半期から候補に上がり続けて、いわばM-1の先頭バッター的なポジションであとからあとからやってくる候補生を、相良太鳳や小岩井吉乃とともに、なぎ倒していった感じなんすよね。それでも、一年経って振り返ってみると、実質キヨさん一強といっても差し支えないくらいだなと…。

 

さて、今年は…。
12月12日現在、今年の加入者候補は4人。
5月時点で8人いたのに、そこから集約と爆発を経て4人が年末まで残っております。
一人ひとり見ていきましょう。
(以下、各作品のネタバレ含みます)

 

 

2018年のスタートはゆるキャン△と共にあったと言っても過言ではない。
山梨県が舞台で、主役CVが東山さん、かつアウトドアアニメという、この時点で役満といってもいいだろう作品に登場した主人公。
ただ、同じように縁のある今治市登場、東山さんCVのアウトドアアニメには『ろんぐらいだぁす』というものもあったが…。

今回、志摩リンがハネた理由はそこからの加点にあるとみるべきだろう。


ゆるキャンを見始めたとき、ソロキャン愛好者の志摩リンと言うても、そのうち友達のなでしこ達が所属する野外活動サークル(以下野クル)に参加するだろうと思っていた。
ところが、アニメ最終回、さらには現在刊行済みの原作においてまで、志摩りんは未だにソロキャンを主軸にキャンプガールをやっている。たまに誰かとキャンプに行くことはあっても、彼女の基本線はソロキャンパーなのだ。
そういうところで、いい意味で期待を裏切られたのが一つ。「こいつ…強いな…」と思ったわけ。
斎藤さんたちとキャッキャウフフしながらのグループキャンプも見てみたいという気持ちを上回って、そういう志摩リンの揺るがなさに驚いたのを覚えている。


そして、並み居るゆるキャンメンバーから彼女が残った最大の理由。それは、彼女が原付による長距離移動の常習者だからだ。
アニメ1話冒頭では、自転車で本栖湖まで漕ぎ倒していた志摩リン。この時点で志摩リン、半端ねぇってという感想を持ったけど、原付免許と原付本体を手に入れてから…彼女は化けた。

 

本日の「その時、食指が動いた」
アニメ 4話の10分30秒でした。原付での初ソロキャン出発シーン。
彼女の原付初遠征は山梨発長野県。えっ、長野県…!?季節秋冬シーズンだぞ…。すげえな、しまりん…。負けられねぇ…と対抗心を燃やしたのはここだけの話。

アニメでは秋冬の山梨長野を原付強行軍、原作でも、年末年始を山梨から静岡に走破しソロキャン。志摩リンやっぱり半端ねぇって…。
とまぁ、このように長距離移動愛好者の側面をのぞかせたことが、加入者達候補に1年間残り続けた要因となった。

 

※諸兄の中には、「あれ?これCV東山さんキャラ2人目で、あんたの言うところのいわゆる『バランス』が崩れるんじゃない?」という懸念を持っている人もいるだろう。
それについては、もう気にするのはやめようかなって…。いや、だってさ今後、岡崎泰葉とキヨさんがアニメなりCDなりで、誰かに声をあててもらうという段が来たとき、それが他の10人と被るかどうかは俺の力ではどうしようもないじゃないっすか。
まぁ、これを言い出したら「たとえ東山さんキャラじゃなくても出会ったら惚れてたこと」がメンバー入りの決定打になった金剛だったり、加入のタイミングはぼつぼつあったのに最大野党党首のポジションを譲らない中川かのんちゃんだったりとの論理の整合性を欠くことになるんだけど…。
そこは高度な柔軟性を持って臨機応変に。だって、今は2018年だもんね。

 

 

 

同じく2018年冬アニメである『宇宙よりも遠い場所』からは小淵沢報瀬さん。
母が消息を絶った南極へ行くことを目標に、女子高生ながら100万円を貯め込み、南極へ行く…ただそのためだけに突き進む彼女。
決して器用ではないけども、その熱意が人々を巻き込み…、というか宇宙よりも遠い場所、ホントいい作品なんでみんな見て…。何度見ても熱い。
誰に何を言われても、みんなが無理だって言ったとしても、「絶対に見返してやる」という反骨心で夢を実現させた彼女の「強さ」に惚れ込んだのが一つ。

 

ちなみに、自分にとって小淵沢報瀬について「その時、食指が動いた」なシーンは6話。
群馬でも南極でもなく経由地のシンガポールを舞台にしたこの回。
南極行きに暗雲立ち込める事件が起きるこの地で、仲間を一人置いていくかどうかという選択を迫られたとき。
「気にせず先に行って」という言葉を受けたときの小淵沢報瀬がっすね…「そんな薄情者にはなりたくない!」というわけなんですけど。ここでしたね…。
彼女にとって南極行きはとんでもない重さをもつ目標なわけで、そのために人生の一番楽しいだろう時期を捧げてきたわけですよ。
それがもしかしたらダメになるかもしれない…だけども、それを差し置いても「そんな薄情者」になってまで南極に行きたくはねぇというわけですよ。

 

往年の名投手沢村栄治さんの言葉に「男ならどんなことをしてでも勝て、ただし正々堂々だ。」ってありますけど、彼女は「夢はなんとしてでも叶える。ただし何一つ悔いを残さない形で」とでも言わんばかり…。挙げ句、100万円を叩きつけて、これでなんとかしろとまで言う。
強さとは、我儘を押し通す力という意見がありますけど、どこまでも自分の意見を押し通そうとする彼女の強さ…。ほんともう惚れ込んだよね。
そんな彼女が南極を踏みしめたときの第一声…ここから先は自分自身の目で確かめよう(ファミ通
他にもいろいろ好きなシーンあるんだけど、あんまり言い過ぎると…これから見る人もたくさんいるだろうしという葛藤。
いやほんとにね、よりもい…良かった…いいアニメだった。

 

というわけで、冬アニメだけどアマゾンプライムで4月に一気見してですね。以来志摩りんと双璧として候補者たちと待ち受けていたわけでした。

 

 

 

そして、迎える勝負の夏。


とあるニュースが流れ込みます。今年のパ・リーグコラボはバンドリ!だという。
過去これまで、ウルトラマンレオガオレンジャー仮面ライダーマッハ、城ヶ崎美嘉、春日未来、ピエールとコラボしてきたライオンズのバンドリでのコラボメートは湊友希那に決まりました。
さて、このブログ、実は過去にバンドリの話題出てきたことあるんですよ。2017年のグッと来た歌詞一覧の記事の中にPoppin'Partyの『前へススメ!』が入ってます。
とはいえそれ以降バンドリにはほとんど触れていなかった自分。パ・リーグがコラボするというのなら…という理由でiPhoneにインストールされっぱなしだったゲームをちょくちょくプレイし始めます。

 

そして、そんなRoseliaの立ち位置が大きく変わった事件が2018年7月21日。
湊友希那についての「その時、食指が動いた」
この日、ライオンズが東北楽天に逆転負けを喫してですね。その敗戦の仕方が別のベクトルから因縁のある田中和基外野手に、うちの武隈が逆転満塁被弾を食らってというもの。
このとき、首位陥落の危機だったこと、チームが落ち目だったこともあり、荒れに荒れてですね。
まぁ、端的にいうと眠れなかったわけです。眠れないほど悔しい思いをしていた、と。
そんな折、ふと思い立ってApple Musicで聞くことのできるRoseliaの曲が目に入って、聞いてみたわけです。曲は「熱色スターマイン」でした。ラスサビ前の湊友希那の「頂点へ狂い咲け」というワード。
これでしたね、なんかもう感極まってしまって「狂ってでも、なにをしてでも勝つしかねぇ」と腹をくくりました。
ええ、そうです。今年の下半期のライオンズ狂騒曲のうち3割位はこの一言のせいです、おかげです。
(ライオンズコラボデー、球場で頂点へ狂い咲けと応援してくれたことは忘れない)

 

で、そこからRoselia、ひいては湊友希那が気になってゲームをハチャメチャにプレイしまくってました。
じゃあなぜ湊友希那だったのか。他のRoseliaメンバー、たとえば今井リサ、氷川紗夜たちではなく湊友希那が候補として最後まで残った理由…。


この人、結構生きるのが下手くそなんですよ。
とある音楽イベントで敗戦をしたら「自分たちの音を失ってしまった理由…仲良くやってるだけじゃだめなんだ」とバンド活動にシビアさを求めだして、自分で言い出したのに、そのくせそれに自分で傷ついて涙まで流すような…。
強さを求めて、だれにも否定させない強さを求めながら、その実、最強のメンタルをもっているわけではない…。そういう不器用なところがどうも愛おしくなってしまった。
ただその上で言わせてもらうと、彼女もまた強キャラだ。そうなってでも、強さ、上手さを求めずにはいられない。その心根こそが強キャラ。生きるのが下手な強キャラ。いいじゃないか。

 

※諸兄の中には、「湊さんも実質ライオンズ関係加入者達じゃない?雪村あおい、春日未来、成瀬順ときてこれで4人目…全体のバランスが…」と心配される方もいるかも知れない。
ただ、これで他の9人がどこかの球団ということもないので、その点は大丈夫なのだ。


夏に湊友希那が加わり、三つ巴の戦いへ…。

 

 

 

第3四半期には魔物が潜む…誰が言い出したか(たぶん自分)この法則は2018年にも当てはまった。
寒さが厳しさをました12月初週…。ライオンズファンを公言している優木かなさんが主演をしているということで、アマゾンプライムで再生ボタンをおしたのが2018年夏アニメの『はるかなレシーブ

 

かつてビーチバレーをプレイしていながら、身長が伸びずビーチを去った比嘉かなた。
主人公である大空遥との出会いで再びビーチバレーの世界に戻ってきたのだった…。

さて、作中で象徴的に語られる、かなたのレシーブ。
レシーブの語源はラテン語の「取り戻す!」であるらしい。
楽しくビーチバレーをしていたあの日の自分を取り戻す!ふさぎ込んでいた時期の分まで取り戻す!
アニメ序盤ではおとなしい少女だったかなたが、後半になるにつれて明るく、前向きに、はつらつとプレーしていくさまを見るのは楽しい。っちゅーか…本当に良かったなって…。


彼女の体躯は151センチ。ビーチバレー界では小柄な方だという。そんな彼女はアタックやブロックで前線に立つことはほとんどなく、相手のボールを拾って拾って拾いまくる、変化球的な攻め手で相手の体力を奪う…というプレースタイルを見せる。
それしか選択肢がないと言えるのかもしれない。
作中でインドアバレーの経験者チームと当たった時に、自分のトリックショットがことごとく拾われるという局面になった時があった。
相手に「どんなボールでも拾ってやる!」と言われてなお、同じように打ち続け、ついに相手の体力を削り始めた時の彼女の言葉、「折れないよ、私は」

 

比嘉かなたの「その時、食指が動いた」はこのシーンですね。
一度目の挫折を経験した彼女は強い…。小柄なキャラクターなんですが、かなりの強キャラ。それは競技力の意味でもメンタル的な意味でも。
ただ、その強さってかつての自分がたしかに持っていたもので…。それが遠井成美やトーマス・紅愛を動かしてたんだよな。
強さを「取り戻し」た比嘉かなた。ほんと好きでですねぇ…。ほんともうへこたれないんすよ…。

 

あともう一つ。ごめん急に俗っぽいこと言いますけど、ビジュアル面ですっごい好みなんすよ。
いや、この感覚すっごい久しぶりで、ここ最近の加入者達って結構バックポーンとかでガツンとやられることあるんですけど、比嘉かなたについては、ビーチバレーするときのポニーテールで痛烈!一閃!ですよね…。ほんともう決意のコンバート…。
OPとかで見せる自身に満ちた表情もすっごい好み。作中序盤と相まって、グッとくる。心に。

そういうわけで、冬の季節に滑り込みをかけてきた初の沖縄からの刺客。それが比嘉かなた。

 

 

 


以上、4人が今年の加入者達の候補生です。ほんと結構悩んでてっすね…。
当然、これに対して「えっ、じゃあ4人加入させたら?岡崎泰葉、春日未来、成瀬順同時加入の前例もあることだし」と思うかもしれません。


しかし、今回それはできない。なぜってこれが『13人目』だから…。
こと「13」という数字は自分にとって大きな意味を持つ。13人目と14~16人目には同時加入でも少しの差があり、同時タイミング複数加入という方法を取ると今度は「じゃあ誰が13人目になるの」という問題を生む。
2019年に14人目というのは、順番の上で仕方ないけど、2018年に13人目と14人目が同時加入するとそれはそれで問題になるのだ。(誰が問題にするのだ)


というわけで、今年は意地でも一人に絞ろうと思う。大丈夫、大晦日まで20日もあるんだって、へーきへーき。