人生、東奔西走

自分の人生の備忘録のつもりで作りました。

生き方を変えるという話

2018年このブログにちょくちょくと出てきていた話。
自分の生き方とは、「自分の信じるなにものかに俺の人生を賭ける」というもの。

 


俺の人生はしょうもないが、そのかわり、俺が信じたものたちは俺に最高の感動をくれる。
いままでもそうだった、そして今年はライオンズがそうなるのだ。
それが俺の生き方だ、そういう生き方しかできないのだ。

2018/08/04 メットライフドーム現地観戦記 - 人生、東奔西走

 

自分の生き方を、自分の信じるなにものかに全力投球する方法にシフトして、何度めかの大一番なのだ。

俺は埼玉西武ライオンズを信じる - 人生、東奔西走

 

自分自身の人生に価値を見出さず、自分の信じるなにものかにすべてを賭けるという生き方。

浅村栄斗について - 人生、東奔西走

 

この生き方を見直すべき時が来ているんだろうと思う。
2018年第3四半期。ライオンズの優勝、CS敗退、FA流出…これら一連の流れに付随するもろもろの心情の変化…。
自分の信じるなにものかが、自分の信じるものによって否定されるという出来事。去年に引き続き、2年連続でのこの現象。
それに対する打開策が、もうすこし自分の人生に勝ちを見出すというもの。
それもそのはず、自分の信じるなにかにオールベットしたとしたって、自分の人生をしょうもないと断じているのなら、賭け金は0なわけで…。

 

加えてもう一つ。今年のライオンズの優勝に際して「今年わかった。俺は10年待てるんじゃ」という旨の発言をよくしていたけど…、逆にいうと10年も待つとこうなってしまうということの証左にもなった。
11球団を敵と断じ、ライオンズのためにNPBの発展が阻害されようとも一向に構わないという発想。
10年もただひたすらに待っていると、こういう変質した感情を持ってしまう人間だということもよくわかってしまった。

 

それに思い至ってから、思い出したのは16年前のこと。
信じてもらえないかもしれないけども、自分はその一時期ウルトラマンシリーズアンチになっていたことがありました。
2004年、当時ゴジラシリーズ最終作と銘打って公開されたゴジラ・ファイナルウォーズが公開された頃。
これにて国内怪獣映画の終焉を感じて、テレビの巨大特撮を疎ましく思うという変質した感情。
いやこれ、グリッドマンのアカネちゃん見てて、「あー、そういえば昔の俺もあそこまで行かないまでも、怪獣ファンのヒーローアンチだった頃あるなぁ…」と思い出して、思い出した後に少しゾッとしましたけどね。
ライオンズを愛するあまり11球団を憎む…、ゴジラシリーズの終焉に際してウルトラマンに敵意を抱く…。
こうも変質しやすいのか、俺の熱意とか好意って…。振り返ってみると、金八先生シリーズのためにクラスの女子を敵に回したのも2004年だった。あれも海援隊武田鉄矢への信仰心とかそういうものがさせた業であるかもしれない。
人生を支える大黒柱ほど、こういう感情の変質が起きやすいというのは、ここまで挙げたものをみてもらったらわかるでしょうか。これ以上この現象を広げてはいけないと思ったわけです。


自分の信じる何者かに、大いに賭けるのも結構。ただ、そのためにその熱意が薄暗い情念を孕むようになってしまってはいけない。
そのためのリスクヘッジの方法が自分の人生になにかしらの勝ちを見出すというものでした。


だからといって明日から劇的に生き方を変えるつもりもない。どうせそんな劇薬みたいな治療法では長続きしないのわかってるし…。
とりあえずは春に石鎚山登山できるくらいに体力を取り戻すということを念頭に、節制に務めるとかそういうところからですかね。
できることからコツコツと。人生の残り半世紀を輝かしいものにするために、まずは健康な生活を確立していきたい。

 

つまるところ、自分なんてどうなっても構わないというような投げやりな気持ちでいろいろなものを応援していくのはやめたほうがいいかなと思ったんで、備忘録。