人生、東奔西走

自分の人生の備忘録のつもりで作りました。

2018/08/04 メットライフドーム現地観戦記

お久しぶりの方もそうでない方もお久しぶりです。
ブログ更新を約3ヶ月もサボっていました。
とはいえ、人生の方をサボっていたわけではなく、ほんと毎日我が身をすり減らしながらの毎日ですよ。

さて、そんな折ですが、先日メットライフドームに野球を観に行ってきたんでね。
もう10日ほど経とうとしているわけですけど、忘れないうちに記録に残していく作業は必要なわけです。

 

 

 


8月4日は北海道日本ハムファイターズとのナイトゲーム
首位攻防の一戦ということもあり、非常に気合十分に愛媛を飛び立ちました。
ええ、当日入りです。我ながらしんどい旅程を今回も組んだものだと思います。

今回は松山成田航路のLCC。初めてオンラインチェックインからのスマホ航空券をかましたのですが、これすごく楽でいいですね。
機内では松崎しげる渡辺美里、そして今年からライオンズ閥の仲間入りを果たしたRoseliaを延々リピートしながら、一路東へ。
ようやく俺もともに戦うことができる。これまでは、遠く海の向こうからしか念を送ることしかできなかったのに、今日は直接チームに声援を送ることができる。
そういう気持ちを昂ぶらせながら到着した成田空港。

いやあ、暑い。基本日中インサイドワークをしているから、晴れの昼間に外に出るのは本当に久しぶりだった気がする。
成田空港おなじみの第3ターミナルからの連絡路をキャリーケース引きながらえっちらおっちら歩いて、スカイライナーに乗って一路都内へ。
12時以降、16時前の西武球場前駅到着までの数時間をどう過ごしたのかは別項に譲るとして…。

八王子のロッカーに荷物を預け、国分寺まで戻り、西武線に乗り換えて、西武山口線への接続。レオライナーに乗り込む。
したらば、しばらくすると見えてくるわけですよ。あの白い屋根が。
脳内で松崎しげるを流しながら、iPhone松崎しげるを流しながら、およそ1年ぶりのメットライフドーム
開門16時直前ということもあって自由席レースに挑むライオンズ・ファイターズの両ファンが長蛇の列を作ってました。

その日の俺、自分の座席は指定席にもかかわらず何を思ったかその列に並び、直射日光にさらされながらの待機を選択。
理屈じゃねえんだよなあ。はやく入りたかったんでしょう。見回せば全部ライオンズですよ。ライオンズを構成する空間にいられる喜び。
この日をどれほど待ち望んだのか。その日がやっとやってきた喜びに胸を満たしながらの入場。

バックスクリーンから延々歩いて、ベンチサイドシートに座り、一息ついて…熱い!
暑いじゃなくて熱い!巨大扇風機が設置されたと言うけれど、風なんてどこに吹いているのか。大気の動きを感じるシーンがない。
ただひたすらに淀み、停滞する熱気。しかしそれさえも、試合前のたぎる想いを表しているようで。

一旦グッズとかご飯とか買ってきたら、ひたすらに待機。
今年の試合前の映像も出来が良いなぁとかそういうことを思いながら。
程なく試合開始ですよ。一緒に見る友人二人も到着し、いざ武者狩りの時間。


さて…試合の展開についてですが、ここでは多くを語るまい。
知りたい人はヤフーの一球速報でも見ればよろしい。

 


アルシアへのホームランは余計だったなぁとかいろいろ思うところはあるけども。
選手は必死のプレーを続けていました。

浅村-源田のゲッツー、ウルフ魂の6イニング目、代打メヒアの根性ヒット、レジェンド松井稼頭央の代走、そして中村剛也のホームラン。
随所随所に見どころのあるゲームで、敗戦でしたけどまぁ、次頑張ろうというゲーム。
しかし、チャンスをあれだけ作って攻めきれないのは結構見ててフラストレーションも貯まるんだけどね。
選手も好きで凡退しているわけではないし、現地でそういう選手を見ているとフラストレーションというよりも、共に悔しいという気持ちですかね。
それにしても8回裏のチャンテの圧力はすごかった。選手もファンも少々のビハインドでは諦めないという気持ちの現れですか。

そうそう、この試合後には渡辺美里さんのスペシャルライブが行われたわけですけど、2曲目に披露された楽曲「10 years」
その歌詞の一節

「あれから10年も、この先10年も、振り向かない、急がない、立ち止まらない。
 君だけを僕だけを愛した時を、ずっと誇りに思うよ。今も誇りに思うよ。」

08年の日本一から今年が10年目。
多くの選手がライオンズを去りました。引退・戦力外・自由契約・FA・トレード・メジャー挑戦…。一時は球団売却の噂も流れました。3年連続Bクラスも味わいました。
いろいろあったけども、今もなお、ライオンズにいて力を尽くしてくれている選手たちがいます。
監督・コーチ・フロントも同じくです。

ライオンズだけを愛したこの10年を、ライオンズだけを愛してくれた選手たちを、俺は誇りに思います。
募った思いが10年分なら、爆発する思いも10年分です。

たやすく口にできなかった優勝の文字を、8月も半ばになっても言えることへの感謝。
フラグだ、なんだということは気にするな。
夢は口にしていればいつか叶う。俺の好きな言葉です。
森友哉もヒロインで言ってたじゃないか。優勝しますと。
パ・リーグの頂点に立とうというチームがフラグごときに臆していられるか。

勝つんだ、今年は勝つんだ。ともに勝つんだ。
秋山も言っていた、共に強くと。俺たちも強くならなければいけない。
そして、共に熱く。どこまでも感情移入して、共に戦う。

そして、心の薄暗いところも吐露してしまうなら優勝して見返してやりたいのだ。
ライオンズを見限った者も、なぜライオンズを応援しているのかとバカにしてきたものも、煽られた思い出も、少年時代の屈辱も、全部まとめて見返してやりたい。
ライオンズが勝つ、今年ライオンズがチャンピオンだ、俺達が最高だ。
ふざけやがって、そういう鬼気迫る思いで、残り40試合。応援していく。

念ずれば花開く。想いも届く。
俺の人生はしょうもないが、そのかわり、俺が信じたものたちは俺に最高の感動をくれる。
いままでもそうだった、そして今年はライオンズがそうなるのだ。
それが俺の生き方だ、そういう生き方しかできないのだ。

たった1試合の敗戦から、そういう結論に行き着いた。
このリベンジは直近ではこの週末に、大局的にはシーズンの優勝で果たしたいと思う。

ああ、もっと帰り道のレオライナーの地獄っぷりとか、ファールボールにご注意が必要だったエピソードとかいろいろ書くべきことはあったのに…。
結局最後はこう感情面の昂ぶりを抑えきれない記事になる。
まぁ、いまさらこのスタイルも変えられないので、仕方ないかと諦めて、今晩はココまで。