人生、東奔西走

自分の人生の備忘録のつもりで作りました。

岡崎泰葉と辻発彦


タイトルを見てまたトチ狂ったのかと思われましょうが、そこそこ真面目な話をします。

先程、約一ヶ月に渡るアイドルマスターシンデレラガールズ総選挙の第七回が終了しました。
一週間後の結果発表を待つばかりです。

そして、プロ野球ペナントレースは開幕から一ヶ月が経ちました。
我らがライオンズは、好調を維持し現在首位。

自分の人生を支える、一人のアイドル、一つの球団。
彼女と、彼らとともに過ごした2018年4月から5月初頭でした。

 

 

当初このタイトルで記事を書こうと思ったのは、総選挙が始まってすぐのこと。
泰葉についてはいまさらこのブログで改めて述べることもないでしょう。

ではなぜ辻発彦を泰葉と並べたのか。
去年の8月のことです。
当時、ライオンズが13連勝をしていて、迎えたホームゲームのホークス戦。
リードされては相手勝ちパターンの投手をことごとく打ち、追いつき追いつき、その果に延長戦で敗れた日のことです。
自分はその時、静岡のレストランで翌日の現地観戦に備えて観戦をしていました。
またもホークスか…。明日は勝てるのか…。なにより連勝が途絶えたのが悔しくて悔しくて。
そんな中での辻監督のコメント
「大勢のお客さんからこれだけの声援を貰って、必死に応援して貰ってこっちも必死で同点まで追いつけた。ファンの力もすごい。昨日も今日も俺は楽しかった。こんな試合をしたら、若い選手は伸びて強くなる。忘れないで明日からやってくれれば」
ほんと、このコメントにどれだけ救われたか。
悔しくてもいい、それでも楽しかったとお前は思わなかったのか。
去年の優勝前後のブログ記事にもありました。野球観戦を楽しむということの重要性。

9/16~9/18の三日間(とあるライオンズファンの備忘録) - 人生、東奔西走


辻発彦という監督さんは僕に野球観戦の楽しさを思い出させてくれた、忘れずにいさせてくれる恩人なんですね。

 


さて、話を戻しましょう。シンデレラガールズ総選挙の話です。
今回の総選挙は、デレステでも投票券が獲得できるということもあり、票の母数が大きく増えることが予想されました。
それと同時に、これまでランクインを果たしていないアイドル達への、いわゆるボイス獲得期待値込での票は少なくなるということもあるのではないかと、噂されていました。
総選挙において、一点集中で応援することに決めた岡崎泰葉は、そういった意味では過去数度の総選挙と比して、すくなくとも昨年と比べると逆風の中にいるという予想はあったでしょう。
去年、結構勝算を感じながらの圏外。あの日の悔しいという気持ちをまだ、覚えています。

このブログが備忘録なら - 人生、東奔西走
冒頭に挙げた記事の中で、胴上げを目の前で見せられて、それから逃げた俺なんかよりも、ライオンズの選手のほうがよっぽど悔しいという内容を記しています。
数百人はいるだろう岡崎泰葉のPの一人である自分なんかよりも、たった一人岡崎泰葉の方が、あの日よっぽど悔しかったでしょう。
今年は、そんな想いをさせたくない。しかし、俺には力はない。
今年の選挙前に自分に課したことは「自分にできる範囲で全力を尽くす」「無力でもそばにいる」というたった2つです。あまりにも実効性にかけるでしょう。

当初、この記事タイトルの記事を書こうとしたのは、総選挙開始直後。
前述の逆風に触れた上で「それでも、やっぱり総選挙が楽しい」という想いを綴ろうと思っていました。
辻監督のコメントを引用して、去年の悔しさをバネに、今年はきっと念願を果たすと。

 

状況が変わったのは中間発表前くらい。
そのですね…、いうほど逆風を感じなかったんです。
それは感じなかったのか、感じる場所にいなかったのかという議論はあるでしょうけど。
第七回総選挙はナナさんと未央の一騎打ちの様相を呈してきて、それ以外については、前回とあまり変わらない総選挙の日々が繰り広げられてました。
いろんなアイドルのまとめ、イラスト、応援動画etc…
昨年と同じように新しくいいなと思ったアイドルの登場もあったし、泰葉Pの広報活動も見れた。
ことさらに、辻監督のコメントを持ち出すまでもなく、いつもどおり楽しかったんです。
そういうわけで、一旦このタイトルの記事は立ち消えになりました。

 

次に状況が変わったのは、中間発表後のこと。
泰葉がランクインしなかったのは、それはそれでなるほどそうきたかと思わせましたが、そんな経験は過去何度もしているわけです。とどのつまり、最後の瞬間にランクインしていればいいという心境。
それよりも、全体3位の北条加蓮、Cu8位の白菊ほたる両名の存在が自分のスタンスを揺るがせた。
一騎打ちと思われた今回の総選挙で3位にまで食い込んできたのが、俺の担当アイドルの一人の加蓮になるとは…。上位になるだろうとは思っていたけど、つくづく自分の予想の甘さよ。
そして、未ボイス勢でトップクラスの位置につけた白菊ほたる。このブログで○○についてっていうタイトルで記事になったシンデレラガールズのアイドルって、岡崎泰葉、川島瑞樹北条加蓮、そしてこの白菊ほたるの4人だけなんすよね。
その彼女が、Cu上位陣という分厚い壁に挑もうとしている…。
この二人の奮戦を見たときに、残りの票数をどうしたものかという悩みが出てこなかったといえば嘘になる。
特に、ナナさん、未央に月末ガチャが登場して、両陣営Pからのさらなる投票が進みそうな状況を見たときに、加蓮に手持ちの百票余りを突っ込むかどうか悩まなかったといえば嘘になる。
しかし、戦力の分散は愚。それに、総選挙はいつか泰葉にシンデレラマスターをという当初のスタンスを根拠に、投票行動は当初のままでいきました。
その頃にも、このタイトルの記事で、状況を綴ろうとしていました。


それが流れたのは、ライオンズの状況、というよりはライオンズファンとしての自分の状況の変化からですね。
ここ数年になかったような好調を維持して、首位を走り始めたライオンズ。
開幕連勝が途切れて、ロッテに連敗して、その週末に楽天に負け、東京ドームで日ハムに負けたころから、どうにも勝っても負けても、落ち着かなくなってきました。
次はホークスかファイターズか、直接対決では負けられない。他のチームにもまくられたくないから負けられない。負けていい試合というものが全くなくなってしまったかのようでした。
勝ったら勝ったで、次も勝たなくてはという圧迫感がやってくる。
どうも今年のスタンスは例年と違うんだなということを感じる間に、ヤフオクドームで負け、京セラで負け、大宮で負け、今日メラド連勝が止まり…。
追われるものの恐怖。またも楽しさを忘れようというのかという日々。
10年ぽっちと言う。しかし、俺の人生でこの10年間の占める割合は大きい。
ライオンズ黄金期?知るか!俺が西武ファンになる前の話じゃ!俺は俺とライオンズの話をしているんだ。
ライオンズにのめり込めばのめり込むほど、日本一が遠ざかる、フラッグもAクラスも優勝もCSファイナルも遠ざかる。勝利の美酒を味わえなければ、4位も6位も俺には同じように感じた。
もちろん6位に落ちなかったというのは、歴代ライオンズ選手の頑張りによるものだから、それはそれで価値のあるものだが。
そんな日々にあって、現実的に優勝が期待できるスタートを切った今シーズン。優勝を予感させる勝利以外、それ以外はもう何もいらない。
今年なんだと、今年こそは、今年だけは。今年じゃないと。
今年逃せば、次はいつになる。そんな日々を過ごすのはもう嫌だ。開幕ダッシュを決め込んだあとに襲ってきたのは過去のつけだった。
てっきり、首位にいれば楽しく野球が見られるものだと思っていたのに。


岡崎泰葉と辻発彦という記事を書こうと思ったとき、そこには少なくとも、野球観戦を楽しむ自分がいなくてはいけない。去年負けても、今年楽しむというスタンス。これがなくては書けないと思って、今日まで流れて来ました。


そして、今日とうとうこのタイトルで記事を上げることができました。
何故か。
当初、辻発彦監督のコメントを引用して、悔しさからの楽しさというテーマで総選挙にかける意気込み綴ろうとしていたこの記事。
今は、総選挙を終えたこの楽しいという気持ちで、ライオンズへの接し方を見出そうとしているから。

ライオンズから得た気づきをアイマスに転用していた、これまでの傾向から逆の動き。
岡崎泰葉とモバPとしての自分が、ライオンズファンとしての自分へと語りかける。そういう流れ。
負けたら悔しいだろう、華やかなだけの場所でもないだろう。それでもたのしい、そんな気持ちになれる自分で選んだ球団なんだろうと。
初期の岡崎泰葉が、仕事を楽しいと思えるようになったように、俺も昔純粋にライオンズが勝つのが楽しいと思っていたあの日々に戻れるように…。
そういう気持ちを目指そうと思って、このタイトルで記事を投稿するに至ったわけです。
今日は負けたけど、シーズンの最後に笑っていればそれでいい。好きで応援しているんだもの。
ライオンズファンとしての俺を救ってくれてありがとう、泰葉。


最後に、シーズンの終わりを心配する前よりもやることがあるだろうと。
来週月曜日の総選挙の結果発表。今年まず目指すはランクイン。
中間に名前の挙がった45人が全員ランクインしたとしても、50位の枠には5人の空席がある。
みんな手強いライバルだけど、泰葉なら、その空席を掴み取ることができると俺は信じている。