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人生、東奔西走

自分の人生の備忘録のつもりで作りました。

2017-4-23 【●F3-12L○】 八戸大コンビの躍動 田代将太郎起用について

baseball.yahoo.co.jp

 

時が経つのは早いもので、書いてる5/6時点で最後の連勝になる4/23の試合の振り返りです。

では、落ち着いていきましょう。

 

 

先発ブライアン・ウルフは5回3失点でマウンドを降ります。

それでも結局チームは勝っているんで、ウルフのライオンズ入団後の不敗神話は継続となります。

苦手メンドーサ相手に打てたことも結構好材料になるんで車内でしょうか。

 

ではこの試合のヒーローを。

まずはマルチホームランの秋山翔吾

この日はひとり親家庭の家族を招待しての試合でした。秋山翔吾その人も、お父さんを亡くして、お母さんに女手一つで育てられており、そうした境遇を経てのプロ入りということで、こういった支援をしているわけですね。

その招待した家族の前での5打数3安打3打点2ホームラン。

おいおい、君はそんなバッティングするタイプのバッターだっけ?と言いたくもなりますが、プロ野球選手はかくあるべし、夢と希望を見る人に与えるようなプレーヤーだなあとしみじみ感動していたわけです。

ヒーローインタビューなどを聞いていてもわかりますが、この秋山翔吾という人は、非常に好青年で老若男女問わず好かれるタイプの人柄なんじゃないかなと思います。

打ってはイチローマートン超えの日本記録保持者であり、守らせたら好守を先発、ファン対応もインタビュー対応も素晴らしく、天はこの人にいったい何物与えたんだという気さえしてきますが。

プロ野球選手を見るときに、人柄がどのくらい影響するかはファン各々の個人差があると思いますが、人柄が良くて嫌われるということもないでしょうし。

いや、ほんと秋山っていいやつなんだろうなぁ。いっかいどこか安い居酒屋で3時間位だべりたいなぁ…という気持ちにさせてくれます。

 

さて、この試合もう一人のヒーローがその秋山の後輩、田代将太郎。守備固めから迎えたこの試合の第一打席でプロ初ホームランを放ちます。

これについては開幕からの長い長い低迷期を経ての、という前段がありますね。

辻監督からキャンプ、オープン戦とずっと期待されてきて開幕スタメンを勝ち取ったものの、打率は0割台と1割台を行ったり来たりという非常に難しいところで、この日もレフトのスタメンは外崎でした。

そうした中で数少ないチャンスに答えての一発。

当たりは結構完璧で、その光景を見ながら数年前に斉藤彰吾がクロッタから放ったサヨナラ3ランを思い浮かべていました。

ホームで迎えていたメヒアやベンチで迎える辻監督や、同じく控えメンバーの山川永江らの笑顔と、ベンチに戻って一人その余韻に浸っている姿が印象的です。

もちろん田代将太郎という選手はホームランバッターではなく、去年までは代走、守備固めという起用が主でしたから、プロ初ホームランというのが持つ意味は、アーチストタイプの選手のそれとは別のものでしょう。

しかし、まぁ、あの田代のベンチに帰ってきたときの何とも言えない安堵したような表情が忘れられず、良かったなぁという気持ちになってました、ええ。

 

八戸大の先輩と後輩にあたる秋山と田代。二人ならんだヒーローインタビューでは、秋山のしっかりとした受け答えがあっただけに、田代の全然慣れてねぇなという受け答えに新鮮味を覚えました。

そしてインタビュアーが秋山に田代初ホームランについて聞かれると「遅いけど、6年間待ってました」とのこと。

こういうことがサラッと言えるあたりが秋山翔吾ですね。

 

さて、ホームランと言えば、昔武田鉄矢のエッセイにある1編を思い出します。

曰く、出場機会に恵まれなかった選手がプロ人生で唯一はなったホームラン。ダイヤモンドを回る時、2塁を回った当たりで、一陣の風が頬をなでたそうで。

ただ、その日は無風。武田鉄矢さんの言うところによれば「ホームラン風」(そのまんまじゃねーか)

限界まで努力した者にだけ感じられるもので、男たるもの一度は感じてみたいものだということですが、願わくば、田代が再びその風を感じられる日が来ることを祈って。