昨日、忘れていたわけじゃない。
ただ、「野球の感想書かなきゃ…」と思う気持ちよりも布団の温さにやられただけで。
幸い今日は試合がなかったので、昨日の勝利を噛み締めて、酒のツマミにしながら勝利の余韻に浸ろう。
打線については浅村5安打、中村2HRと中軸の好調っぷりが 頼もしい限り。
これでおかわり中村剛也は開幕からの9試合連続安打。好調っぷりが恐ろしすぎる…。解説の方で言及されてた人もいますが、どうも中村の打撃について、軽打狙いのスイングが結構あるようで。3割打者中村剛也の夢が見られる嬉しさよ。
中継ぎ陣も武隈、シュリッター、牧田を中心に安定感を持続。最終回一発を浴びたとはいえ、本当にその1球だけだった小石も褒めたい。昨日の試合で増田を温存できたのは、君のような計算できる大量リード時の中継ぎがいるからだ。
先発の多和田はね、寒さの影響もあるからノーコメント。次は頼むよ、としか。
さて、それでは、今日はこの人について語りましょう。
大石達也、その人です。
1点リードの4回裏、ノーアウト1.2塁から登板して、ゲッツー、三振で無失点。次のイニングも無失点で抑えて2イニング零封。勝ち投手に選ばれ、嬉しい今シーズン初勝利です。
思えば、大石達也には冬の時代もありました。
ナベQに開幕から抑えを任されたシーズンもあったかと思えば、伝説的サヨナラ暴投や1イニング2満塁被弾。更には肩の怪我にも苦しまされ、球団から野手転向をすすめられたときもあったとかなかったとか。
ライオンズ投手ドラ1には木村文紀という野手転向の成功例もありますし、中崎雄太という大胆な左サイドスローへの転向で活路を見出した例もあります。
芸能界でなんとかして生き残ろうというその気概に心打たれたのも確か。
しかし、大石達也は球団からの野手転向を突っぱね投手としての道を選んだ。
球団からの申し出を突っぱねた以上、結果を残さねばならない2016年シーズン。
結果は36試合に登板し、防御率1.71。1勝3ホールド、投球回31と2/3に対して、奪三振36。
140そこそこのストレートで空振りを奪いまくる様はマジカルストレートと評され、見るものを魅了してやまない…。
そうです、6球団競合ドラ1として、いま復活をしようとしている大石達也。
どうも大石のことになると必要以上に熱くなってしまう。仕方ない。
だって大石達也のストレートが好きなんだもんなぁ。
そんな彼の昨日のピッチングはまさに勝ち投手にふさわしく…あっぱれ!あっぱれだ大石達也!
大石、牧田、シュリッター、武隈、小石、増田、ここに高橋朋己が復活してくれれば…中継ぎ王国の誕生の瞬間は近い…。
そう、そして王国の建国神話は必勝の伝統とともに。ペナントはためかせる秋風にのって、いつの日までも語り継がれる伝説と成るに違いないので…。
その神話の中心に大石達也がいることを願って。